2013年10月14日

棚ぼたのあなた【あらすじ】

01
 両親のいないテリーと結婚したユニは姑問題に悩まされることもなく悠々自適に暮らしている。一方、3人の娘をもつチョンエは、幼い頃にはぐれた息子のグィナムを捜し続けている。そんなチョンエの義理の弟ジョンベが勤める不動産屋に、ユニとテリーが新居を探してやって来る。
02
 ユニとテリーはチョンエの貸しだす部屋に引っ越してきた。しかし、ユニはチョンエとどうも気が合わない。一方、グィナムの失踪情報を見て名乗り出る男が現れ、チョンエはDNA検査の結果が出るまでに1ヶ月かかるといわれる。その頃、テリーは両親を捜すことを決意していた。
03
 グィナムと名乗る男は詐欺師だ。偶然に見かけたテリーは疑うが、チョンエは信用しはじめている。一方、チョンエの長女イルスクは夫ナムグが勤め先の社長と不倫関係にあると知って泣く。また、チョンエの義妹ヤンシルがテリーの財布を拾い、幼い頃の写真を見て顔色を変える。
04
 ユニは制作費が足りず出向いたスポンサー企業で家庭教師時代の教え子のジェヨンと再会する。ジェヨンは交際を目標に勉強をがんばったが、ユニにはまったくその気がなかった。テリーがグィナムと名乗る男を「詐欺師じゃないのか」と問いつめると、チョンエが「息子よ」と庇う。
05
 テリーは警察でDNAの登録をした。もし両親が見つかっても自由な夫婦でいようと約束する2人。ユニはチョンエを見て「あんな親はイヤ」と言う。一方、ヤンシルがグィナムと名乗る男を呼び出して偽者だろうと言うが、詐欺師はしらばっくれる。マンレはお金をおろしていた。
06
 水をかけられてしまったユニの怒りは収まらない。チョンエが謝りに来た。警察からDNA検査の結果が知らされ、グィナムが偽者だったことが判明。マンレはすでにお金を渡していて、連絡がとれず、倒れてしまう。チョンエは泣きながら今度こそグィナム捜しをあきらめると誓う。
07
 テリーとユニが屋台でチョンエらと相席になり、ユニとチョンエは酔って本音を言いあう。テリーは片腕のないマジンガーZの玩具を拾い、かすかな記憶がよみがえってくる。また、病院で詐欺師を見つけ、パン家が息子を捜していることを知る。ヤンシルはユニの渡米を後押しする。
08
 テリーは詐欺師を警察に突き出し、ジャンスから息子を捜していると聞く。イルスクは1年だけ実家に内緒にする条件でナムグとの離婚に応じた。元アイドルのユンビンが屋根部屋に引っ越してくる。チョンエがテリーに送られてきた赤いセーターを見てグィナムのものと確信する。
09
 イルスクは夫がドバイ赴任になったと嘘をついた。イスクはジェヨンに大切なテーブルで壊した車の弁償をする。一方、ジャンスはチョンエらに内緒でテリーがいた施設へ行く。テリーがグィナムだと確信。ジャンスは遅れてやって来たテリーを何も言わずに泣きながら抱きしめる。
10
 ジャンスとテリーはDNA鑑定ではっきりするまで内緒にすることにする。その頃、ユニはチョンエ&三姉妹と大喧嘩をしていた。やがてテリーが間違いなくグィナムだという鑑定結果が出ると、ユニは唖然とする。その一方、セグァンが友人に謝罪させるためマルスクに接近する。
11
 チョンエは「ありがとう」「ごめんなさい」とグィナムを抱きしめた。ユニは喧嘩を後悔する。すでに決まった渡米をジョンベがやめさせようとするが、ヤンシルはそれを止める。取材が殺到し、家族はそろってテレビ番組に出演。ユニはカメラに向かって「幸せです」と涙を見せる。
12
 テレビ番組に出たことで、ユニは世間から渡米するのをやめるべきだと言われてしまう。しかし寝込んだりもしたマンレもあきらめ、公園を散歩して「これが最後だろう…でもありがたい」と2人の手をつなぐ。一方、マルスクはセグァンに振りまわされつつも気になりはじめている。
13
 グィナムとユニは別れの準備。ある日、出張に行く途中だったグィナムが、通話が途切れたためユニが事故に遭ったのではないかと必死で捜す。携帯電話が壊れただけで、ユニは後輩たちと呑み会をしていた。グィナムは激怒。ユニは身勝手な自分を反省し、渡米できないと言いだす。
14
 反対するテリーに「後悔しない」と言ったそばからユニは後悔…。チョンエたちはよろこぶが、ヤンシルは渡米をやめたことに腹を立てている。その一方、ユニの紹介でイスクがジェヨンと対面し、すべて誤解だったと判明。イルスクがついにユンビンが屋根部屋に帰るのを見つける。
15
 何かと干渉してくるチョンエに、ユニは少々うんざり気味。ヤンシルはユニが家族のいない相手と結婚できてよろこんでいたとチョンエに告げ口する。ジェヨンはレストランの店長を命じられ、ユニはイスクに仕事を紹介。マルスクが弁償したバッグが偽物と判明してユニがキレる。
16
 ヤンシルはグィナムの幼い頃の写真について訊かれるが、しらばっくれる。家族になった途端に冷たい態度をとられることをユニとグィナムは不審に思う。一方、イスクは面接先がジェヨンの店と知って帰ってしまった。グィナムがヤンシルの車に詐欺師が乗り込むのを目撃する。
17
 グィナムは三姉妹の顔色をうかがってばかりのユニをかばい、マルスクを叱る。しかし、カラオケで「仲よくしましょう」と話しあう。一方、セグァンはマルスクとのデートでわざとプレゼント代の支払いをさせる。グィナムは地下室でマジンガーZの腕を見つけ、昔を思い出す。
18
 イスクはジェヨンの店に採用された。酔ったイスクをジェヨンは心配する。元恋人につきまとわれるマルスクをセグァンがつかまえる。ユニが浪費しすぎと母にたしなめられたことを知り、グィナムは母に「僕のいないところで妻を叱らないで」と話す。チョンエは泣いてしまう。
19
 マンレに誘われ、グィナムとユニは故郷の墓参りへ。グィナムは「母の味方になりなさい」、ユニは「子どもができるよう祈りなさい」と言われる。一方、イスクは10年も片想いをしているキュヒョンからの電話で親友ヘスと結婚すると聞いて動揺。その様子をジェヨンが見ている。
20
 ヤンシルは甥を置き去りにしたのだろうと詐欺師に脅される。牧師には妊娠を祈られ、マンレとチョンエには大きな期待を寄せられ、ユニは悩む。両家の食事会で、グィナムは子どもをつくらないと約束したのだと説明。一方、イルスクはナムグから養育費を受け取らないと宣言する。
21
 家計が苦しく、オクの妊娠を素直によろこべないジョンベは内緒で物売りをはじめた。イスクはキュヒョンに結婚式の招待状を渡されながらも初恋だったと言われる。泣きそうなところ、ジェヨンが振り向かせる。マルスクが兄にまで叱られて家出。セグァンは別れを切りだせない。
22
 マネージャーからも見下されるユンビンをイルスクが励ます。店に来たキュヒョンの食事会にイスクは耐えきれず外で泣き、ジェヨンがそっとハンカチを渡す。両親の日、グィナムは「遅くなってごめんなさい」と30年ぶんのカーネーションを贈る。動揺したヤンシルは涙をこぼす。
23
 ユンボムのメールをきっかけにセグァンはマルスクを拒む。マルスクは号泣。セグァンは泣いているマルスクを見て心苦しい。グィナムとユニがジェヨンの店でスジと食事をする。グィナムがスジの初恋の相手と聞いて嫉妬するユニ。からかうジェヨンにグィナムは顔を引きつらせる。
24
 キュヒョンが結婚はやめたと報告。ジェヨンはもう来ないよう告げる。グィナムは父との登山の帰り、迷子になった日の話を食堂で聞き、次第に当時のことを思い出す。一方、イルスクはユンビンのマネージャーに。マルスクは寝込んで入院するが、セグァンへのアピールも忘れない。
25
 グィナムは市場でヤンシルとばったり会い、ある疑問が浮かびはじめる。ヘスに冷たい言葉を浴びせられたイスクはジェヨンの胸で号泣する。マルスクに呼ばれたセグァンはすべてを明かした。ユニは大作ドラマの総責任者に抜擢されるが、妊娠が発覚。泣きながらグィナムに告げる。
26
 泣き崩れるユニをグィナムは抱きしめた。つわりになったのはグィナムのほう。夜の撮影現場でユニを労う。ユニはまだ内緒にしておきたいが、チョンエが妊娠検査薬を見つけてしまい、大よろこびする。ヤンシルは夫のジョンフンと別居するつもりで、心の整理をするためと旅行へ。
27
 ジェヨンはイスクから目が離せない。偶然を装って家まで送る。案の定、ユニは仕事を続けることに反対され、家族で多数決を採ることを提案する。ユニがセグァンを見つけ、復学するまで同居させることに。ヤンシルはジョンフンに離婚届を渡し、グィナム失踪の真実を告白する。
28
 仕事を辞めてほしいグィナムに、ユニは仕事がなければ幸福になれないと主張。家族の多数決でユニは仕事を続けることに。ただし、つらくなったら辞めると約束する。そろって寝坊したジェヨンとイスクだったが、合宿所にキュヒョンが現れる。グィナムはヤンシルを問いつめる。
29
 グィナムはヤンシルにすべて思い出したと語るが、ジョンフンは誤解だと取り合わない。ジェヨンはキュヒョンからイスクが好きなのか問われて全力で否定する。ユニの妊娠を公表しようと撮影現場の見学に訪れたマンレとチョンエだったが、ライバルにバラされ、咄嗟にごまかした。
30
 ユニはマンレとチョンエに涙を流して感謝する。ユニは社長に妊娠を認めるが、人脈と実力で説得。しかし、机は移動され、同僚からは避けられ、肩身は狭くなっていく。その一方でマルスクとの仲は最悪なものになる。イルスクが仲直りさせようと2人をチキン屋に呼びだすが…。
31
 ユニとマルスクはたがいに一歩も引かない。マルスクはセグァンを待ち続け、セグァンは実はその姿を見ていた。グィナムが市場で失踪時のことを調べているとマンレが知り、それを聞いたヤンシルも動揺する。一方、イスクがキュヒョンにキスされそうなところ、ジェヨンが止める。
32
 グィナムがひとり悩んでいることをユニは寂しく感じる。グィナムが過去を調べていると知ったヤンシルは、ようやくグィナムと会い、すべてを認めて涙を流した。2人の姿をユニが見つける。その一方、セグァンは「プライドを捨てて何でもする」というマルスクを抱きしめた。
33
 ヤンシルは自分で家族に説明をするからと許しを乞うが、両親を泣かせたくないグィナムは誰にも話さないよう告げる。陰で聞いてしまったユニは「つらい瞬間はいつか過ぎ去る」という言葉でグィナムを慰めた。その一方、ユンビンはテレビ番組への出演が決まり、取材を受ける。
34
 ユンビンの取材は故意に編集され、傲慢な人物に仕立て上げられた。抗議しても相手にされず、イルスクは悔し涙を流す。ジェヨンはイスクに謝り、テヨンにバレながらもネックレスを贈る。チョンエの誕生会で家族がホテルに集まり、マルスクとセグァンがついに顔を合わせる…。
35
 悩んだ末に別れを決意しかけるが、マルスクとセグァンはキスをする。ユニに気に入られようとマルスクは態度を豹変させる。ジェヨンはマンレとチョンエに気に入られた。一方、ヤンシルとジョンフンの話を聞いてしまい、ジャンスが真実に気づく。そしてグィナムを問いつめる。
36
 ジャンスはグィナムに泣いて謝り、ジョンフンと絶縁。土下座するヤンシルのことも許せない。珍しく酔ったジャンスは家族の前で泣きだしてしまう。イルスクとユンビンはPDに取引をもちかけ、謝罪を要求する。グィナムが連れてきた孤児ジファンはユニを気に入ったらしい。
37
 姉妹で旅行に出たチョンエだが、詐欺師に騙され、ジャンスが迎えにくる。海辺で手をつなぎ、ジャンスは「もっとやさしくするよう努力する」と約束する。記者会見を開くが、ユンビンはほとんど相手にされない。ジファンを連れてきたグィナムが「養子にしたい」とユニに告げる。
38
 グィナムはジファンに自分の幼い頃を重ねるが、ユニはどうしても養子縁組に賛成できない。ユンビンの記者会見の記事はどこにもなく、イルスクは激怒。ユニが代わりに動画を公表して掲示板は炎上する。マルスクは交際を認めてもらおうと努力しているが、セグァンはもう限界。
39
 どうせダメになるならとマルスクは以前の傲慢な態度に戻り、セグァンを無視する。ジェヨンはイスクのもとを去ると告げるが、イスクは引き止める。復縁をもちかけるナムグにイルスクは激怒し、ユニはナムグを脅す。マンレがヤンシルの部屋で幼い頃のグィナムの写真を見つける。
40
 地方で道に迷ったジェヨンとイスクは翌朝になって帰宅。グィナムもジャンスもジェヨンのことが気に入らない。イスクはキュヒョンからの指輪を受け取らず、寝込んだと聞いたジェヨンを心配する。行方不明になったジファンを迎えにいったユニは「ママ」と泣きつかれてしまう。
41
 ユニはジファンを養子にできないとグィナムに釘をさす。マンレがヤンシルの持っていた写真から疑いを抱くが、ユニはヤンシルに言い逃れするよう頼む。ユンビンはテレビ局で顔パスに。その一方、ついにイルスクの離婚がバレてしまった。怒るチョンエにイルスクは泣いて謝る。
42
 女性陣がナムグに詰め寄り、チョンエはビンタを喰らわせる。マルスクが合コンに出かけたと聞き、セグァンは心おだやかではいられない。一方、嫁と姑の関係が悪化し、ユニは泣きだしてしまう。母親の味方ばかりしてきたグィナムだが、思い出の湖へ出かけ、泣くユニを慰める。
43
 セグァンはユニにマルスクが好きだと告げ、2人で家を出てしまう。ユニはマルスクを責め、グィナムはかばう。その一方、ユニとチョンエはおたがいに謝って和解した。イスクがジェヨンの見合いの様子を見て不機嫌になる。ジェヨンがイスクの転職が誤解と気づき、キスをする。
44
 ジェヨンはユニの家に上がり込んでグィナムにイスクとの交際を相談するが、はっきりと反対される。セグァンはジョンベの家に居候させてもらう。マンレは泣いて謝るヤンシルを怒鳴りつけた。ヤンシルがすべてを話そうとチョンエを呼びだしたことを知り、ユニが追いかける。
45
 ユニは追い返されてしまうが、ヤンシルも結局チョンエに真実を言いだせず、泣きながら席を立った。チョンエとマニが皮肉を言いあって喧嘩。屋上でセグァンといるところを見つかってイルスクに釘をさされたマルスクだが、酔っぱらって双方の母の前でセグァンが好きと口にする。
46
 恋人と認めるセグァンにマニは猛反対。泣きわめくマルスクにチョンエは呆れる。むりやりマルスクを連れ帰ることにはグィナムが反対し、ユニと喧嘩になってしまう。一方、横領容疑をかけられたジョンフンが逃亡し、家は差し押さえられた。チョンエはヤンシルを家に連れてくる。
47
 マンレはヤンシルを泊めつつも「断ればいいだろう」と憤りを隠せない。ユンビン、イルスクが離婚していたことを聞いてしまう。セグァンとマルスクはユニたちを欺いて家を抜けだし、河原で野宿。ジェヨンの姉が店に現れたことで、イスクはついにジェヨンが会長の息子と知った。
48
 イスクはイルスクに家柄の違う人と交際するのは難しいと諭される。セグァンとマルスクの策略に気づいたユニはついに2人を捕まえた。マンレが結婚する気がないなら別れるよう言うが、マルスクは「いくらでも待つ」と覚悟。ユニが先天的な病のため死産していたことが判明する。
49
 号泣するユニ、扉の向こうで泣くグィナム。いがみあっていたマニとチョンエもたがいに感謝の言葉を口にする。イスクは「いつでもフッていいから」というジェヨンの申し出を受け入れる。ナムグが復縁を迫るが、イルスクは断る。グィナムが屋上に家族を集めて再び結婚式を行う。
50
 グィナムのサプライズにみんな感動。ナムグがユンビンのスキャンダルをでっち上げようとしていた。その一方でチョンエはユンビンのことが気に入りはじめている。ユニとグィナムが新婚旅行から帰宅。ジョンフンが現れるが、ヤンシルを罵る非情な態度に母も怒り、追い出される。
51
 グィナムを捨てたのがヤンシルだったと知ってしまったチョンエが寝込む。イスクとジェヨンは従業員にバレていることに気づかずラブラブ。ユンビンはイルスクにマネージャーを続けてもらう。ユニが家出をしたチョンエのもとに行くと、チョンエは夫婦でアメリカに行くよう話す。
52
 ユニはチョンエに「自分を責めないで」と言う。グィナムは渡米も考えたが、母と会えたよろこびを伝える。イルスクはマネージャーを続けることを決意。チョンエが誘拐されたと騒ぎになるが、無事に見つかった。マンレは泣いてチョンエを迎え、ジャンスも泣きながら抱きしめる。
53
 ジャンスとチョンエは和解し、グィナムの養父母を迎えた。セグァンに入隊令状が届く。イスクはジェヨンがしかたなく見合いをすると知って気を悪くする。チョンエからグィナムの養母への態度が大違いだと不満を口にされ、ユニは「思ったことすべてを言われるのがつらい」と涙。
54
 ジャンスとグィナムが怒ったふりをしたおかげでチョンエとユニは和解。仲よくするために一日一回おたがいを褒める約束をする。ジェヨンの見合いの席にイスクが「オッパ~」と乱入。セグァンとマルスクは交際100日を祝う。解雇されて途方に暮れるジョンベをマンレが慰める。
55
 父に孫の期待を抱かせてしまい、ジェヨンは「結婚しよう」とイスクを説得する。オクがジョンベの解雇を知って涙。ジョンベは心配をかけまいとする。グィナムは入院したヤンシルにもう許したと伝える。ジファンの施設に赴いたユニは失礼な女性に「この子の母親よ!」と怒鳴る。
56
 ユニはジファンを養子にしようと決意した。チョンエは賛成できないが、ジャンスは「アメリカの養父母への恩返し」と協力を約束する。ユンビンの告白に、イルスクは今の関係でいたいと答える。イスクはジェヨンのプロポーズを拒否。ジェヨンは突然、パン家の食事の席に現れる。
57
 ジェヨンとイスクの結婚にマンレは猛反対。ジェヨンはイスクに一緒にいられるだけでいいと言う。オクと母は和解し、ジョンベはパン屋を手伝いはじめる。ヤンシルは郊外で暮らしはじめた。ユンビンがステージ上でイルスクに告白する。1年後、ユニは義妹の結婚の付き添いに…。
58
 ジェヨンとイスクが結婚式を挙げる。ジヨンは『嫁姑日記』の印税でセジョンに店を持たせた。入隊中のセグァンがいじめられないようマルスクが美女を引き連れてやって来る。幼稚園の運動会でユニとジファンとヨンエが三人四脚で逆転優勝。グィナムとジャンスもよろこぶ。終

※Twitterアカウント @KoreanDrama140 にて視聴中の韓国ドラマのあらすじをメモしています

2013年10月12日

深夜病院~傷だらけの復讐~


深夜病院~傷だらけの復讐~ 심야병원
2011年10月15日~12月17日放送/全10話/MBC
http://www.imbc.com/broad/tv/drama/nighthosp/
脚本:イ・ヒョンジュ(1・2話)、コ・ジョンウォン(3・4話)、イ・ジヨン(5・6話)、ウォン・ヨンオク(7・8話)、キム・ヒョンギョン(9・10話)
演出:チェ・ウンギョン(1・2話)、クォン・ソンチャン(3・4話)、チョン・ジイン(5・6話)、チェ・ジュンベ(7・8話)、イ・ジェジン(9・10話)
KNTV http://www.kntv.co.jp/prog/detail/?p=24639

 3年前、外科医のホ・ジュン(ユン・テヨン)は目の前で最愛の妻ジェヒ(ワン・ビンナ)を殺害された。復讐を心に誓ったジュンは、犯人を見つけるため、あらゆる格闘技大会に出場している。プロ格闘家にしかできない技を使う犯人の手のひらに傷を負わせたのだ。
 そんなある日、ジュンは江南を仕切る暴力団のク・ドンマン会長(チェ・ジョンウ)によって拉致される。実はジュンは肝移植における天才外科医。ク会長は犯人の情報を提供する代わりに自身の肝移植手術を成功させるよう取引をもちかける。ジュンは偶然に出会ったホン・ナギョン(リュ・ヒョンギョン)とともに“深夜病院”を開業するが……。

 全10話という、ほどよい長さのサスペンスドラマです。病院が舞台ではあるものの、メディカルドラマではありません。いったい犯人は誰なのか、ク会長の右腕のチェ・グァングク(キム・ヒウォン)が本当に敵なのか実は味方なのか……と。脚本と演出が2話ごとに交代するというチャレンジングな企画。7話と8話だけサブタイトルがついてないのは気になるというか……。
 このところ活躍の場が増えてるユ・ヨンソクがいいですね。ナギョン(リュ・ヒョンギョン)に想いを寄せるボディガードのユン・サンホ役。素直になれない役どころがぴったりです。

あらすじは→深夜病院~傷だらけの復讐~【あらすじ】

ユン・テヨン……ホ・ジュン 深夜病院の院長となる天才外科医
リュ・ヒョンギョン……ホン・ナギョン 外科シニアレジデント中退
チェ・ジョンウ……ク・ドンマン会長 肝臓に病を抱える東方組のボス
ユ・ヨンソク……ユン・サンホ ク会長のボディガード
キム・ヒウォン……チェ・グァングク ク会長の右腕

ペク・ウォンギル……カン・ムソン かつては刑事だった警察官
ペ・スルギ……イ・グァンミ(=クォン・スジン) 看護師、デウンの姉
ムン・チョンシク……オ・ジンマン 整形外科医、ジュンの後輩
ワン・ビンナ……ハン・ジェヒ ジュンの妻、フローリスト

イ・ジョンホ……クォン・デウン ク会長の元ボディガード、ソンホの親友
パク・チョンミン……パク・チェボム ソンホとデウンの親友
チョン・ホンテ……ハン・ジュンソプ 3年前に犯人を診察した医師
カン・ハヌル……ヤン・チャンス 深夜病院の患者
ペク・ボラム……ナギョンの友人
チャン・ジュノ……東方組 パク常務
パク・チェウン……東方組 先端恐怖症の組員
キム・ジェマン……警察官
ソン・ジョンハク……ムソンの先輩刑事
チェ・ホンイル……チャン弁護士

キム・ヘイン……ボラムの母 ※1話
キム・ジョンミン……ボラムの母の知人 ※1話
オ・ミヨン……開院前にやって来た患者 ※2話
イム・スンデ……ナギョンの先輩医師 ※2話
チョン・ヘソン……デウンのいた養護施設の園長 ※7話
キム・ヒョソ……ミジョン グァングクの妻 ※10話

2013年9月21日

深夜病院~傷だらけの復讐~【あらすじ】

01「出口」
 ジュンは妻の殺害犯を見つけるため格闘技のリングにあがっている。3年前、犯人の手のひらに傷を負わせたのだ。ある試合後、ジュンはク会長に拉致される。実はジュンは天才外科医。ク会長は犯人の情報を提供する代わりに自身の肝移植手術を成功させるよう取引をもちかける。

02「沼」
 ジュンに腹を立てたナギョンだったが、行くあてはなく、ジュンの怪我に気づいて戻ってくる。ジュンは注射を打たないと右手が震えるため、ナギョンに執刀させようと考えていた。看護師のグァンミが加わり、深夜病院が開院。何者かが侵入し、ジュンは身を挺してナギョンを守る。

03「傷」
 グァングクが震えを抑える注射を差し出すが、ジュンは必要ないと拒否。ク会長の目の前でナギョンの治療をしてみせる。ジュンは手のひらに傷のある男の3年前のカルテを発見するが、グァングクに燃やされてしまう。犯人がグァングクと確信するが、彼の手のひらに傷はなかった…。

04「嘘」
 ジュンに疑いを抱くク会長だったが、グァングクが手をまわしていて危機を脱する。彼も妻を殺されたのだという。ジュンに教わりながらナギョンは手術の練習に励むが、ク会長の違法手術のためだと知って反発。ジュンは犯人を知る医師をついに見つけるが、目の前で連れ去られる。

05「約束」
 ジュンは元医師から犯人がク会長と関わりがあると聞く。グァングクもク会長のせいで妻を亡くしたと語り、ジュンに時機を待つよう言う。ジュンとムソンは医師が死んでいるのを発見。携帯電話を手に入れる企みもク会長に見破られていた。ジュンはナギョンに事情をすべて話す。

06「秘密」
 ク会長が倒れた。ジュンは治療を拒むが、ナギョンが戻ってきて説得。応急処置をして病院に搬送する。グァングクはジュンの捜している男は死んだと話すが、その頃、手に傷のある昏睡状態のデウンをグァンミが見舞っている。一方、チェボムがデウンの残した告白映像を奪われる。

07
 ク会長が犯人を殺したと言うグァングクは手術中の殺害を命じ、ク会長は手術が成功したら犯人を捕まえるという。ジュンとグァングクの取引を聞いたナギョンは患者を救うために手術をすべきと主張する。真相を知ったジュンがデウンのもとへ駆けつけると、グァングクに刺されていた…。

08
 サンホはデウンが生きていたことに衝撃を受け、グァングクにク会長がデウンを殺したと言われて動揺する。ナギョンがグァングクに拉致され、ジュンとサンホが助けに駆けつけた。そこにク会長が現れ、3人は解放される。ナギョンはジュンに想いをぶつけ、それをサンホは聞いてしまう。

09「復讐」
 ク会長を殺そうとしたグァングクはパク常務に刺される。実は死んでいなかったグァングクを訪ねたジュンは、明日の移植手術が復讐の最後の機会だと言われて悩む。3年前のすべてを仕組んだのはグァングクだ。追い出そうとするジュンに反発し、ナギョンも手術の準備をはじめる。

10「真実」
 サンホが肝臓を提供し、手術は成功。グァングクは妻の死の原因がク会長とジュンと思い込み、復讐をしようとしていたのだった。すべてを自白し、ジュンの無実が証明される。ク会長はサンホを連れてソウルを去った。2年後、ジュンが診察する深夜病院にナギョンがやって来る。終

※Twitterアカウント @KoreanDrama140 にて視聴中の韓国ドラマのあらすじをメモしています

2013年9月20日

ランニング~夢のその先に~

 走るのが得意なデグ(カン・イソク)は、幼なじみのジマン(チェ・ウォノン)と兄のデオ(イ・ビョンジュン)といっしょにマラソン大会に参加。デグは優勝するが、レースの途中で兄が事故で亡くなった。デグは罪悪感から二度と完走できなくなってしまう。
 数年後。デグ(ペク・ソンヒョン)が暮らす町に、ジマン(ユ・ヨンソク)とヘンジュ(パク・ミニョン)がソウルから帰ってきた。幼なじみの3人だが、その仲はどこかぎこちないものになっている。そんなある日、デグの父(チョン・インテク)が町の住人に怪我をさせてしまい、示談金を工面しなければならなくなった。デグは賞金目当てでマラソン大会に出場するものの僅差でジマンに破れる。しかし、ジマンのペースメーカーとしてスカウトされて……。

 それぞれに悩みを抱える幼なじみ3人の、ほろ苦く、切ない青春ドラマ。
 5歳でデビューしてすでにキャリア充分(「ホジュン」や「海神」など主人公の子役としておなじみ)のペク・ソンヒョンは、さすがにうまいですね。『短い記憶』などの独立系映画から最近ではメジャーなドラマでも活躍しているユ・ヨンソクがライバル役。『私のオオカミ少年』とか金持ちの息子のイヤミな役どころが多いですが、彼もうまいですね。
 全4話ということで、さらっと楽しみました。

ランニング~夢のその先に~ 런닝,구
2010年6月10日~17日放送/全4話/MBC
http://www.imbc.com/broad/tv/drama/running9/
衛星劇場 http://www.eigeki.com/korea/running/
KNTV http://www.kntv.co.jp/prog/detail/?p=24655
BS11 http://www.bs11.jp/drama/1833/

企画:キム・サヒョン(「愛してる、泣かないで」)
脚本:チェ・ユンジョン(「私に嘘をついてみて」)、コ・ジョンウォン(「深夜病院~傷だらけの復讐~」
演出:イ・ドンユン(「最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~」)

カン・イソク→ペク・ソンヒョン……ク・デグ マラソン選手
チェ・ウォノン→ユ・ヨンソク……ホ・ジマン マラソン選手、デグのライバル
キム・ジウォン→パク・ミニョン……ムン・ヘンジュ デグとジマンの幼なじみ

チョン・インテク……ク・サンマン デグの父、自転車屋経営
イ・ビョンジュン……ク・デオ デグの亡き兄
チェ・ジョンウ……ホ・ジョンイル ジマンの父、漁協の組合長
キム・ミギョン……ウンミ ヘンジュの母、銭湯経営
チョン・ギュス……パク・タルジェ デグのコーチ
コ・ユヌ……ナ・ジュンス デグのチームメイト
シン・ヒョンタク……シン・ギロク デグのチームメイト
ソ・ボムシク……ファン・ソンリュル ジマンのコーチ
チョン・ジオ……チェ・ドンムン ジマンのチームメイト
イ・ダリョン……ヨンス デグが働く魚市場のおじさん
チェ・ヒョサン……市長
パク・ヨンギ……副市長
ソン・ソングン……市庁職員
チョン・ヘリョン……サンマンと口論する村民
パク・チョンソル……サンマンと口論する村民
チョン・ヨングム……タルジェが泊まる宿の女将
チョン・ホンテ……タルジェと賭けをする陸上部の監督
ホ・イルフ……マラソンの中継キャスター
カン・チョルソン……ヘンジュが演奏したイベントの担当者

2013年9月19日

ランニング~夢のその先に~【あらすじ】

01
 走るのが得意なデグはマラソン大会で優勝するが、途中で置き去りにした兄デオが事故で亡くなった。デグはその罪悪感から二度と完走できなくなる。数年後、ソウルで暮らしていた幼なじみのジマンとヘンジュが帰ってきた。そんなある日、デグの父が町の住人に怪我をさせてしまい…。
02
 父の示談金のため、デグはマラソン大会で賞金稼ぎをしているタルジェのもとで練習をはじめた。事情を知るヘンジュはジマンから示談のための金を借りるが、デグはジマンに腹を立てる。3人の仲はぎこちないものになっていた。デグが出場する町のマラソン大会にジマンも参加する…。
03
 デグは僅差でジマンに破れるが、その走りを見たファン・コーチからジマンのペースメーカーにスカウトされる。デグは示談金のために契約。一方、ヘンジュは念願の市の楽団に合格するが、ジマンの父親の口添えによるものと知って怒りをぶつける。そしてデグに好きな気持ちを伝える。
04
 大会でジマンは優勝し、国家代表選手に選ばれた。デグは一度くらい勝ちたいと走ったが、途中で力尽き、マラソンをやめてしまう。ジマンとヘンジュはそれぞれの夢に向かってソウルへと発った。やがて父と和解したデグは再びマラソンをはじめることを決意。3人は笑顔で再会する。終

※Twitterアカウント @KoreanDrama140 にて視聴中の韓国ドラマのあらすじをメモしています

2013年9月18日

冬のソナタ【あらすじ】

 実はちゃんと最後まで「冬のソナタ」を観たことがなかったので、韓国KBSノーカット完全版DVD-BOXが発売されたのを機に、視聴しました(といっても、それももう2年近く前)。

01
 おっちょこちょいなユジンの高校に、ソウルから秀才のチュンサンが引っ越してきた。協調性のないチュンサンだが、なぜかユジンの幼なじみサンヒョクのことを意識している。ある夜、酔っぱらいにからまれるユジンを助けたことから二人は距離を縮め、学校をサボって湖畔に出かけた。
02
 チュンサンとユジンはおたがいの気持ちを確かめあい、ユジンはサンヒョクに「私が彼を好きなの」と言う。しかし、ユジンの家で母の写真を見たチュンサンは、自分の父がサンヒョクではなくユジンの父であると知り、アメリカ行きを決意。発つ前にユジンとの約束の場所に向かうが…。
03
 チュンサンの死を悲しむ放送部の5人。それから10年後、ユジンはサンヒョクとの結婚を控えていた。しかし、街でチュンサンそっくりの男を見かけて追い、婚約式を台なしにしてしまう。さらにチェリンが恋人として連れてきたのがチュンサンに瓜二つのミニョン。ユジンは動揺する。
04
 ユジンの仕事相手の新しい理事というのがミニョンだった。スキー場の下見に二人で行ったが、ユジンはそのことをサンヒョクに言えず、嘘をついてしまう。ユジンの嘘に気づくサンヒョクだったが、そのことは口にしない。しかし二人はチェリンとミニョンにばったり会い、嘘がバレる。
05
 嘘がバレたユジンは言い訳をしようとするが、サンヒョクは「君の心が揺れている」と怒る。チェリンの悪知恵のせいで、ミニョンは次第にユジンの言動に不信感を抱くようになっていった。酔ったユジンをミニョンがホテルの部屋に連れ帰ると、ユジンは「チュンサン」と語りかける…。
06
 泣いて抱きつくユジンをミニョンは冷たく突き放した。スキー場での仕事がはじまり、ミニョンはユジンを誤解していたことを知って謝る。しかし突然やって来たチェリンの言葉に騙され、再びユジンを嫌悪する。チンスクから過去の話を聞いたミニョンはあわててスキー場に戻ったが…。
07
 ミニョンをかばってユジンが怪我。ミニョンはユジンを誤解していたと謝り、仲直りをする。改装する山頂のレストランを2人で下見に行くが、強風のため下山できなくなり、一夜を過ごすことに。ミニョンは、チュンサンに執着するユジンを非難し「あなたを愛してるから」と口にする。
08
 ミニョンの言葉に外へ飛び出したユジン。翌朝、二人の前にサンヒョクが現れ、ミニョンに「二度と近づくな」と忠告する。しかし、ユジンを許せないサンヒョクはむりやりユジンをホテルに連れていき、ベッドに押し倒した。逃げたユジンはミニョンに電話をし、ミニョンが駆けつける。
09
 結婚を考え直してほしいと頼むユジンだったが、サンヒョクは聞き入れない。ラジオ番組の公開収録をユジンらが仕事をしているスキー場で行い、強引にステージで結婚を宣言する。しかしユジンは「結婚できません」と拒否。飛び出したユジンをミニョンが抱きしめ、別荘に連れていく。
10
 別荘にはミニョンの母ミヒがいた。春川で自分と似た人が死んだという話にミヒは動揺する。一方、チェリンは酒をあおり、サンヒョクも会社に辞表を提出して抜け殻のような日々を送っていた。そしてサンヒョクが入院。ユジンはミニョンに「愛しています」と言いながら別れを告げる。
11
 ミニョンはチュンサンが死んでいなかったことを知る。動揺する母に、自分がチュンサンなのではないかと思い悩むようになる。ユジンとサンヒョクは1ヶ月後に結婚を控えているが、キム次長らとの酒の席にミニョンが現れ、サンヒョクはユジンに騙されたと思い込んでユジンを責める。
12
 10年前の真実を知ったミニョン。サンヒョクもミニョン=チュンサンであることを知った。「どうすればいい」と戸惑うミニョンに、サンヒョクは「消えてくれ」と土下座。帰ってきたユジンをサンヒョクが抱きしめる。しかし、ミニョンはユジンに「僕はチュンサンです」と告げる。
13
 ユジンはミニョンの告白が信じられず、失望。サンヒョクにもうミニョンとは会わないと約束する。ミニョンはアメリカへ戻ることを決意。「チュンサンをあきらめます」と言い、サンヒョクと握手を交わす。一方、チェリンもミニョンとチュンサンが同一人物であることを突き止めた。
14
 空港でミニョンは昔を思い出し、そこへミニョンがチュンサンであることを知ったユジンが駆けつける。「気づいてあげられなくてごめん」。しかし翌朝、サンヒョクにあとを頼んで去ろうとするミニョンだったが、サンヒョクを振りきって飛び出したユジンをかばい、車にはねられる…。
15
 目を覚ましたミニョンはユジンに出会った頃の話をする。サンヒョクはユジンをあきらめた。ミニョンとユジンは春川へ行く。過去を取り戻そうとするミニョンに、ユジンは「昔の記憶にとらわれる必要はない」と慰めるが、ミニョンは伝えたかった「愛してる」という言葉を思い出す。
16
 ミニョンの誕生日、ユジンはチンスクだけを誘うつもりだったが、みんな集まり、サンヒョクも祝ってくれた。一方、ジヌはミニョンがチュンサンであることを聞いて動揺する。ミヒはユジンの母にミニョン(=チュンサン)が自分の子だと話す。ミニョンは教会でユジンにプロポーズ。
17
 ミヒとジヌは2人の結婚に猛反対。ユジンの母もいい顔をしない。父親はヒョンス(ユジンの父)なのかと訊くミニョンに、ミヒは「ごめんね」と答えたが、ミニョンとユジンは2人だけで結婚式を挙げようとする。サンヒョクはジヌからの電話で2人が兄妹だと知り、スキー場へ向かう。
18
 ミニョンが結婚の誓いをする寸前、サンヒョクがユジンを連れ去った。別れを決意したミニョンは海辺でユジンと過ごし、翌朝、サンヒョクに託して姿を消す。ジヌは2人が同い年であることに疑問を抱く。その話を聞いたサンヒョクの母がユジンに兄妹と話し、ユジンは衝撃を受ける。
19
 すべてを知ったユジンは別れを決意。しかし交通事故の後遺症で倒れたミニョンの血液検査で、ジヌはミニョンが自分の子であることを知る。そしてミニョンもジヌとミヒから真実を聞かされる。サンヒョクはユジンとやり直したいと話すが、ユジンはフランスへの留学を心に決めていた。
20
 ミニョンはアメリカで手術を受けることに。ユジンに別れを告げ、サンヒョクにユジンのことを頼む。その後、ユジンはフランスに留学した。3年後、帰国したユジンは自分が設計した“不可能の家”が雑誌に載っているの見て、その場所を訪れる。そして失明したミニョンと再会する。終

※Twitterアカウント @KoreanDrama140 にて視聴中の韓国ドラマのあらすじをメモしています

2013年9月17日

ドラマの帝王【あらすじ】

 Twitterでメモしている韓国ドラマのあらすじをこちらにまとめておくことにしました。当然ながら結末までネタバレしているため、未視聴の方は閲覧にご注意ください。

01
 視聴率のためなら手段を選ばないアンソニーは脚本家アシスタントのゴウンを騙してドラマを完成させた。高視聴率を記録するものの、編集テープを運ばせたバイク便の男が交通事故で亡くなり“死を招いたドラマ”と非難が殺到。帝国プロダクション会長からクビを言い渡される。
02
 3年後。落ちぶれたアンソニーは帝国プロの元部下ジンワンから日帝時代のドラマに投資したがっている在日実業家のことを聞く。かつてゴウンが書いた脚本「京城の朝」を盗みだし、ゴウンを説得し、契約のため日本へ。年内の放送を条件に、実業家ワタナベからの投資をとりつける。
03
 アンソニーは「京城の朝」に起用するためヒョンミンに1話1億ウォンでオファー。ジンワンに邪魔されるが、出演の約束をとりつけた。ところが放送枠を巡って帝国プロと対立。ヒョンミンを連れてきたほうが枠を獲得できることになる。ゴウンがヒョンミンを説得し、会議に現れる。
04
 「京城の朝」が放送枠を獲得。アンソニーはゴウンにクビを言い渡し、ヒョンミンと契約。贈った現金は間一髪で取り戻すものの、ジンワンの密告のせいで、ムン局長は収賄の容疑で逮捕された。ナム新局長が就任し、編成は白紙に戻される。アンソニーはナム局長に土下座をするが…。
05
 アンソニーは「命よりもドラマが大事」と土下座までするが、ナム局長は聞き入れない。アンソニーはSBC社長に取り入ってナム局長に圧力をかけ、再び「京城の朝」が放送枠を獲得した。あきらめないジンワンはゴウンの引き抜きを画策し、ゴウンはアンソニーに辞めると告げる。
06
 ゴウンは帝国プロとの契約書にサインはしなかった。演出家として5年前に引退したはずのヨンモクが脚本を気に入って復帰することになり、いよいよ制作がスタートする。ところがジンワンの策略でヒョンミンが飲酒運転を起こして警察ともめ、さらにゴウンが車に撥ねられてしまう。
07
 ゴウンは無事だったが、アンソニーはジンワンに激怒。スパイをしていたものの良心の呵責に耐えきれなくなったヒジェはアンソニーにすべてを話し、ジンワンの策略は失敗に終わる。ヒョンミンの記者会見も同情を集め、事態は収束。アンソニーは元恋人のミナに出演をオファーする。
08
 ゴウンはミナの脚本修正要求を断固として拒んでいたが、その言葉を思い返して修正した。しかし「京城の朝」制作発表記者会見に犬猿の仲のヒョンミンとミナが現れない…。一方、ワタナベの息子であるケンジが余命わずかな会長の跡を継いだと言い、アンソニーに契約取消を告げる。
09
 ヒョンミンとミナも現れて記者会見は無事に終わるが、ケンジから今月中に資金を返済するよう求められる。帝国プロの圧力でどこに行っても投資は断られてしまう。スタッフたちが金を出しあい、アンソニーは陰で泣く。ナム会長の“夢”を思い出し、ある地主に相談をもちかける。
10
 アンソニーは拉致されるが、ゴウンとヒョンミンが奔走し、ケンジに全額返済することができた。「京城の朝」の撮影が開始するが、ある小説家から盗作だと訴えられる。アンソニーはミナに「ゴウンを信じる」と明言する。一方、ナム会長はアンソニーの罪を暴くよう指示していた。
11
 ゴウンは母がしまっていた昔の手紙から初稿フロッピーディスクを発見し、盗作ではないことを証明した。「京城の朝」初回放送は平均視聴率15.7%を記録し、同時間帯の首位を獲得する。キスシーンにダメ出しをするアンソニーは、酔ってゴウンに「男としてどう思う?」と問う。
12
 「これがロマンスだ」と言ってアンソニーは眠るが、ゴウンは眠れなくなる。ヒョンミンはにんにくを大量に食べてキスシーンに臨む。アンソニーが横領容疑で逮捕されるが、ナム局長が父のナム会長に頼み、告訴は取り下げられた。ミナがアンソニーの唇を奪うのをゴウンは目撃する。
13
 アンソニーは再契約を持ちだすが、ゴウンは決断できない。ゴウンの母の差し入れを届けようとするが、道に迷った挙げ句、車が故障。アンソニーとゴウンは凍死しそうになるが、一命を取り留めた。撮影現場で火災が発生し、エキストラの老人を助けようとアンソニーが火に飛び込む。
14
 アンソニーが無事に老人を救った。ミナはゴウンにアンソニーと復縁したいと話すが、誤解からヒョンミンとミナの熱愛が報道される。父の力で今の地位に就いたことを知ったナム局長は辞職を心に決めるが、やがて復帰。ゴウンはミナとの関係を知ってアンソニーに焼き芋を突き返す。
15
 ゴウンの「好きです」という言葉をアンソニーは実は聞いていた。修正台本が完成し、「京城の朝」は視聴率首位を独走している。高熱を出したゴウンを見つけ、アンソニーはテサン会長との約束を放りだし、病院へ連れていく。ミナに問われ、アンソニーはゴウンが大切だと答える。
16
 ヒョンミンは自分の演技が下手だと認め、ミナに相談する。一方、アンソニーは母と同じ病で、やがて失明することを宣告される。ゴウンはクリスマスイヴにお気に入りのカフェで待つが、アンソニーは現れなかった。帰宅するとアンソニーは「いつから好きになったんだ」と涙を流す。
17
 「京城の朝」はナム局長が反対したものの社長命令で4話延長が決定。病状の進行は速く、アンソニーは今後やるべきことをノートに書き出していく。疑いをもったゴウンがノートを見てしまい、拒もうとするアンソニーに「私はそれでもいい」と告白。2人は泣きながら唇を重ねる。
18
 アンソニーが被験者に選ばれて渡米することになった。しかし最終回の撮影がギリギリになり、アンソニーは自ら最後のテープを放送局に届け、交通事故に遭ってしまう。1年後、アンソニーは視力を失ったが、ラジオドラマの制作に乗りだしていた。そばにはいつもゴウンがいる。終

2013年8月11日

屋上月光@下北沢mona records

 2013年8月10日、下北沢mona recordsのLIVE SPACEで屋上月光のライヴがありました! こっそりやる感じかと思いきや、かなりの観客数。ほかに4組が出演しましたが、予約の多くが彼女ら目当てだったとか。冒頭の曲は韓国ドラマ「パスタ」の挿入歌でしたが、そのときの反応から察するに、ドラマ経由でファンになった人が多いんでしょうか。
 屋上月光(옥상달빛/オクサンダルピッ)はキム・ユンジュ(キーボード、ギター)とパク・セジン(メロディオン、シロフォン、キーボード)による女性デュオ。MCは韓国語が中心でしたが、ときどき「気分がいいです because of you」(セジン)と日本語や英語を交えたりも。ユンジュはメモを読みながら日本語でいくつか曲紹介をしました。
 アンコールの声があがったものの、次の出演者がいるということで残念ながら全7曲で終了。「お疲れさま、今日も」では自然と手拍子がはじまったり、ほのぼのとした雰囲気でした。曲をやり直すことがあっても御愛嬌。カヴァー曲はThe Beatlesの「Across the Universe」と小田和正の「言葉にできない」(※「言葉にできない」は元々オフコースの曲ですが、ユンジュが「小田和正の」と紹介)で、いずれも2人のハーモニーの美しさが際立つ選曲でしたね。
 とても貴重なステージを堪能しました。また日本に来てほしいものです。


屋上月光@下北沢mona records 2013年8月10日
【セットリスト】
1. 옥상달빛 屋上月光
2. 새로와 新しく
3. Across the Universe(The Beatles)
4. 하드코어 인생아 ハードコア人生よ
5. 言葉にできない(小田和正)
6. 수고했어, 오늘도 お疲れさま、今日も
7. 없는게 메리트 ないのがメリット

2013年6月26日

ペ・ヌリ

「太陽を抱く月」のチャンシル役がたまらなくキュートでした。劇中ではまったくそんなイメージはないのですが、めっちゃスタイルいいんですね。グラビアでビキニ姿なんかを披露したりもしていて驚きました。
 高校に進学する頃、姉が応募したオーディションに合格し、2008年にファッションブランドLITMUSの専属モデルとして活動をはじめたそうです。2010年、『ミスター・ゾンビ』の美大生ミナ役でデビュー。「ドリームハイ」にも出ていたそうですが、まったく記憶にありません。この頃はまだその他大勢的な端役が多かったようですね。「私の娘コンニム」では役名のない“不良少女”役。冒頭でボミ(チュ・ホンダン)をいじめ、助けに入ったコンニム(チン・セヨン)に嫌がらせをする金持ちの娘でした。
 そして2012年、「太陽を抱く月」のチャンシル役でブレイク。巫女としての能力をもちながら本人にはあまりそんな自覚はなく、口が軽いため国巫チャン・ノギョン(チョン・ミソン)に叱られてばかりいる役どころです。切ない一面もあり、憎めないキャラクターを好演していました。その後の「親愛なる者へ」は野沢尚脚本の日本の同名ドラマ(92/フジテレビ系列)が原作。既婚者であることを知りながら再会した幼なじみ(ホン・ジョンヒョン)に想いを寄せるホン・ラン役で、より大人びた表情を見せています。
 CMにも多数出演。ちょっと個性的でキュートな役どころを今後も期待したいところです。

ペ・ヌリ 배누리
生年月日:1993年2月4日
身長:166cm 血液型:B型
EQ entertainment所属 http://eqet.inodea.co.kr/

【ドラマ】
「グロリア」(10) ダブル・エンターテインメントの練習生役
「秘密妓房アンシンジョン」(10) ミョンウォル役
「ドリームハイ」(11) ハン・ソリ役 キリン芸術高校の生徒
「美少女キラーK」(11) 不良少女役
「私の娘コンニム」(11) 不良少女役
KBSドラマスペシャル「遅れてごめんね」(11) スンヘ(少女期)役
「太陽を抱く月」(12) チャンシル役 巫女
「親愛なる者へ」(12) ホン・ラン役
【映画】
『ミスター・ゾンビ』(10) ソラ役 美大生

2013年6月22日

藤田麗子『おいしいソウルをめぐる旅』

 タイトルどおり“おいしいソウルをめぐる旅”に出たくなる一冊。有名店や流行の最先端を紹介するのではなく、歴史を感じられる老舗の味、地元で愛される市場を中心に紹介しています。食文化の歴史から、食にまつわる諺、食の歳時記、ご当地グルメなどなど、韓国料理にまつわる豆知識も豊富に掲載。なかでも「インスタントラーメンのはなし」がおもしろい。日本の明星食品が技術提供をして生まれたとは! 流行の変遷がわかるインスタントラーメンの歴史年表も興味深いところです。
 すべてが観光で訪れるような場所というわけではなく、「旅で使える韓国語」のコーナーに飲食店で使えるフレーズがそれほど多くなかったり、初心者にはこれ一冊でというわけにはいかないかもしれません。でも、韓国旅行がしたくなること必至。次にソウルに行くときは、広蔵市場の「麻薬キムパッ」は絶対に食べようと思います。あらかじめ購入した葉銭を使って加盟店で好きな惣菜を盛ってもらう通仁市場の「お弁当カフェ」も体験してみたいし、日本でも減りつつある昔ながらの喫茶店「学林」にも行ってみたい! 色鮮やかな韓国料理の写真を眺めるだけでも楽しいけれど、やっぱり現地に行きたくなりますね。

藤田麗子『おいしいソウルをめぐる旅』
キネマ旬報社/1,300円+税/2013年6月4日発売
http://www.kinejun.com/

【目次】
Part 1 伝統の味を求めて
ソルロンタン/ビビンバ/牛サムギョプ/キムチチゲ/カンジャンケジャン/納豆チゲ/プルコギ/純豆腐チゲ/サムゲタン
Part 2 ソウルの市場めぐり
広蔵市場/東大門市場 焼き魚通り/孔徳市場/通仁市場/鷺梁津水産市場
Part 3 韓国だけの麺料理
ビビン冷麺/カルジェビ/あさりカルグッス/チャジャン麺/ちゃんぽん
Part 4 おやつの時間
コーヒーとチーズケーキ/あずきのデザート/なべ入りかき氷とアイス紅柿/トッポッキ/韓国のお餅/コンビニお菓子&街角おやつ