今、視聴中の韓国ドラマ。ダントツでおもしろいのが「結婚できない男」ですね。オリジナルは見たことないのがかえってよかったのか、新鮮です。チ・ジニにとってもおいしい役どころですね。毎週、爆笑してます。最後のオマケのコーナーが大好きなんですが、このあいだのKBS WORLDの放送では流れませんでした......。
「チャンファ、ホンリョン」はとても朝ドラとは思えない展開。ヨ・ウンゲの遺作ということで最後のシーンまで観ようと思ってます。
はじまったばかりですが、「美賊イルジメ伝」はどうも......。現代からはじまったのにも面喰らいましたけど、なんだかピンときません。アクション・シーンがかなりヘタというのは致命的です(役者のというよりは演出の)。約1週遅れではじまった「イルジメ」のほうがかなり期待できそうです。脇役の個性派たちが楽しみですし。
地味な作品ですけど、「拝啓、ご両親様」、けっこう好きです。名脚本家キム・スヒョンの珠玉の台詞がイイんですよね。憎まれ役のホ・ジュノ、かわいそうです。ある程度は彼の言い分に共感しますし......。
「ガラスの城」もはじまったばかりですが、ハン・ヨルムが出てるし、期待。映画とは違ったドラマ向けの芝居をしてるって感じですが、健気な役どころで超かわいいです。
「ロマンス・ゼロ」は主演からしてイ・テソンだし、あんまり知られた俳優が出てるわけじゃなく、どうもパッとしません。が、いちおう観てます......。カンインの役どころは好感度が高いですね。
「テロワール」も地味ですが、なんだかおもしろいですなぁ。ジョイ役のキ・テヨンがイイです。
「風の国」は来週で最終回。はじめの頃はけっこうおもしろく観てたんですけどねぇ、どうにも失速した感が否めません。っていうか、やっぱり吹き替えだからでしょうか。唯一です、吹き替え版で観てるのは。
あいかわらずな役どころのキム・ジョンウン、チャ・テヒョンですが、「総合病院」もけっこう楽しみにしてます。しかしこのタイトルは絶対に許せません! いくら「総合病院」が日本で未放送とはいえ、続編なのだからこんな混同されるタイトルじゃダメでしょう。ありえません。
「食客」もかなりおもしろく観てます。原作漫画(講談社から日本版が出てます)も読んでるところで、原作とも、映画版ともだいぶ違いますが、これはこれでアリ。キム・レウォンにナム・サンミ、好感度の高い出演陣で、毎週、楽しみにしてます。
「エデンの東」は実はこのところ録画したまま。少年時代が終わるところで休憩中です。キム・ボムの熱演がよかったし、その後の展開に期待したいところです。しかし長すぎるのでねぇ......。
「なんでウチに来たの?」もけっこうおもしろい。最初は爆笑するシーンも多かったんですが、切ない展開になってきて、これからどうなることやら......。
と、14作品も併行して観てることになるんですね......。このほかにKBS WORLDの「ドラマシティー」と「HD TV文学館」も録画してます。あ、「ザ・スリングショット~男の物語~」もすでにDVDにしてあるのを少しずつ観てるのでした。かなりおもしろいですね。パク・キウン(ギョンテ役)がサイコー。ほんとはさらに観たいのもあるんですが、さすがにこのペースが限界です。(>_<)
月曜~金曜
チャンファ、ホンリョン KBS WORLD
月曜~火曜
結婚できない男 KBS WORLD
月曜
美賊イルジメ伝 BS日テレ
火曜
イルジメ BSジャパン
拝啓、ご両親様 ホームドラマチャンネル
水曜
ガラスの城 衛星劇場
必殺!最強チル ホームドラマチャンネル
ロマンス・ゼロ 衛星劇場
木曜
テロワール BSフジ
風の国 BSフジ
総合病院 テレ朝チャンネル
金曜
食客 ホームドラマチャンネル
土曜
エデンの東 TBSチャンネル
日曜
なんでウチに来たの? 衛星劇場
2009年10月11日
2009年10月10日
ソ・ジヨンの「人形の夢」
ほしいと思ってたソ・ジヨンのアルバム『スペシャル』をレコファン西武新宿PePe店で発見。525円、しかもセール期間中で200円引きの325円で手に入れたのでした。ラッキー。
聴きたかったのは「人形の夢」。LOVEHOLICで知った曲で、声はチソン(当時のヴォーカル。脱退して現在はソロ歌手)のほうがずっといいけれど、ボサノヴァ調のアレンジがなかなかの心地よさ。もちろん原曲(本当のオリジナルは日気予報。追記)がよくてこそですが、こちらも劣らずいい曲に仕上がってますね。
このアルバムにはほかにもリメイクが収録されてます。「サマージングルベル」はパク・チニョンがオリジナル。3集『Summer Jingle Bell』(1997年)のタイトル曲でした。なつかしー! 「回想」はTURBOの3集『BORN AGAIN』(同じく1997年)に収録されてるミドル・ナンバーです。これもイイ曲ですよねぇ。妹が好きだというので聴かされて、ぼくも気に入ったのでした。正直なところ「サマージングルベル」はオリジナルのほうが好きですが、「回想」は甲乙つけがたいです。「ある期待」はキム・ゴンモの2集(1993年)に収録されてます。
と、冒頭の4曲がリメイク。あとは自身の曲の再収録のようです。「星」では作詞にも参加してます。ソ・ジヨン自身には興味がなかったんですが、「心配しない」とかイイっすね。
ちなみに「回想」のラップの作詞にはZTAとクレジットされていますが、もうひとりラップとしてこのアルバムにクレジットされているがホ・インチャン。ドンワン(SHINHWA)、MCモンと中学時代の同級生らしく、「三銃士」という曲(ドンワンの1集に収録)で共演してるみたいですね。2008年9月にリリースした自身のシングルでは「オレたち三人(三銃士2)」を再び3人で収録してます。

2007年10月16日発売/MLCD-0184
01. 人形の夢
02. サマージングルベル
03. 回想
04. ある期待
05. 朝
06. 心配しない
07. AFU(空席)
08. 星
09. ONE'S LOVE
10. あなたがなつかしい日に
11. 人形の夢 instrument
12. 回想 instrument
聴きたかったのは「人形の夢」。LOVEHOLICで知った曲で、声はチソン(当時のヴォーカル。脱退して現在はソロ歌手)のほうがずっといいけれど、ボサノヴァ調のアレンジがなかなかの心地よさ。もちろん原曲(本当のオリジナルは日気予報。追記)がよくてこそですが、こちらも劣らずいい曲に仕上がってますね。
このアルバムにはほかにもリメイクが収録されてます。「サマージングルベル」はパク・チニョンがオリジナル。3集『Summer Jingle Bell』(1997年)のタイトル曲でした。なつかしー! 「回想」はTURBOの3集『BORN AGAIN』(同じく1997年)に収録されてるミドル・ナンバーです。これもイイ曲ですよねぇ。妹が好きだというので聴かされて、ぼくも気に入ったのでした。正直なところ「サマージングルベル」はオリジナルのほうが好きですが、「回想」は甲乙つけがたいです。「ある期待」はキム・ゴンモの2集(1993年)に収録されてます。
と、冒頭の4曲がリメイク。あとは自身の曲の再収録のようです。「星」では作詞にも参加してます。ソ・ジヨン自身には興味がなかったんですが、「心配しない」とかイイっすね。
ちなみに「回想」のラップの作詞にはZTAとクレジットされていますが、もうひとりラップとしてこのアルバムにクレジットされているがホ・インチャン。ドンワン(SHINHWA)、MCモンと中学時代の同級生らしく、「三銃士」という曲(ドンワンの1集に収録)で共演してるみたいですね。2008年9月にリリースした自身のシングルでは「オレたち三人(三銃士2)」を再び3人で収録してます。
ソ・ジヨン 서지영 『SPECIAL』
2007年10月16日発売/MLCD-0184
01. 人形の夢
02. サマージングルベル
03. 回想
04. ある期待
05. 朝
06. 心配しない
07. AFU(空席)
08. 星
09. ONE'S LOVE
10. あなたがなつかしい日に
11. 人形の夢 instrument
12. 回想 instrument
2009年10月9日
ワインを開ける悪魔さん
うーん。ビミョーな......。
そもそも主役がカン・ソンジンというのがかなりの不安要素です。いや、カン・ソンジンは好きなんです。しかし最近のドラマでの役まわりがピンときません。「彼女がラブハンター」のイケメン詐欺師役とか、お世辞にもイケメンとはいいがたいし......。脇であってこそ映える役者なんじゃないかと思うのです。
そんな彼が、ワイン業界の大物、ムッシュ・ディアブロというワイン・レストランも経営しているチン・アシム役。人の神経を逆なでするようなことばかり言い、ワインに対して愛情の欠片もなく、ビジネスとしか考えていない。あだ名は「悪魔」。ところがある日、本物の悪魔になってしまいます。さらにはやがてすべてを失うことに......。
で、ヒロインはキム・ジョンファ。アシムとは20年来の友人で、有能なソムリエのミン・スヨン役。韓国産ワインに情熱を傾けるドンニョク(イム・ヨンシク)を手伝ったりしています。彼女が出ているから借りてみたといっても過言ではありません。ブチ切れて怒鳴ったり、酔っぱらったりしたときの表情がすごくいいんですよねぇ。しかし、ソムリエといってもそれらしい場面はありませんし、どうも地に足の着いた役どころには思えませんね。いまひとつ魅力も出しきれていないというか。だいたい、腐れ縁とはいえ、アシムに惹かれるのが納得できません!
一方、新人ソムリエとして現れるアン・チョンサ役のパク・スジンがイイ! SUGAR時代から好きなんですが、女優としてもイイですねぇ。実は「チョンサ」という名前は「天使」を意味します。ネタバレになってしまいますが、アシムを本物の悪魔にするためにやって来た自称・悪魔のチョンサ、最後にはアシムに救いの手を差し伸べる天使なのです。アシムを誘惑するときの小悪魔的な振る舞いが、なかなか堂に入ってます。第3話でかなりウトウトしてしまったんですが、考えてみると彼女の出番が少なかったからですね、間違いなく。
その他、ワイナリーに勤務するチャン爺さん役でイム・ヒョンシクが出ていますが、ほとんど無名のパッとしない出演陣ということもあって、どうも全体的に地味な印象です。地上波放送の作品じゃないですし、予算が限られていたのでしょうか。それにしてもそれほど目新しいストーリーではなく、ひどく中途半端な結果になってしまったような気がします......。残念。
ワインを開ける悪魔さん
原題 와인따는 악마씨
2007年10月19日~11月9日放送/全4話/MBC every1
DVDはファインフィルムズより2009年4月3日発売
演出:チェ・ビョンギル/脚本:イ・ジュヒ
カン・ソンジン......チン・アシム ワイン業者、ムッシュ・ディアブロ経営
キム・ジョンファ......ミン・スヨン ソムリエ
パク・スジン......アン・チョンサ 自称・悪魔の新人ソムリエ
イム・ヨンシク......チェ・ドンニョク ワインマスター
ナム・ギョンウプ......キム室長 ムッシュ・ディアブロのマネージャー、ソムリエ
イム・ヒョンシク......チャン爺さん ワイナリー勤務
チェ・ユンジョン......タルスン ワイナリー勤務
イム・チェホン......キャプテン ムッシュ・ディアブロ従業員
ユン・ヨンサム......サーバー ムッシュ・ディアブロ従業員
ソン・ミョンウン......ミス・キム ムッシュ・ディアブロ従業員
そもそも主役がカン・ソンジンというのがかなりの不安要素です。いや、カン・ソンジンは好きなんです。しかし最近のドラマでの役まわりがピンときません。「彼女がラブハンター」のイケメン詐欺師役とか、お世辞にもイケメンとはいいがたいし......。脇であってこそ映える役者なんじゃないかと思うのです。
そんな彼が、ワイン業界の大物、ムッシュ・ディアブロというワイン・レストランも経営しているチン・アシム役。人の神経を逆なでするようなことばかり言い、ワインに対して愛情の欠片もなく、ビジネスとしか考えていない。あだ名は「悪魔」。ところがある日、本物の悪魔になってしまいます。さらにはやがてすべてを失うことに......。
で、ヒロインはキム・ジョンファ。アシムとは20年来の友人で、有能なソムリエのミン・スヨン役。韓国産ワインに情熱を傾けるドンニョク(イム・ヨンシク)を手伝ったりしています。彼女が出ているから借りてみたといっても過言ではありません。ブチ切れて怒鳴ったり、酔っぱらったりしたときの表情がすごくいいんですよねぇ。しかし、ソムリエといってもそれらしい場面はありませんし、どうも地に足の着いた役どころには思えませんね。いまひとつ魅力も出しきれていないというか。だいたい、腐れ縁とはいえ、アシムに惹かれるのが納得できません!
一方、新人ソムリエとして現れるアン・チョンサ役のパク・スジンがイイ! SUGAR時代から好きなんですが、女優としてもイイですねぇ。実は「チョンサ」という名前は「天使」を意味します。ネタバレになってしまいますが、アシムを本物の悪魔にするためにやって来た自称・悪魔のチョンサ、最後にはアシムに救いの手を差し伸べる天使なのです。アシムを誘惑するときの小悪魔的な振る舞いが、なかなか堂に入ってます。第3話でかなりウトウトしてしまったんですが、考えてみると彼女の出番が少なかったからですね、間違いなく。
その他、ワイナリーに勤務するチャン爺さん役でイム・ヒョンシクが出ていますが、ほとんど無名のパッとしない出演陣ということもあって、どうも全体的に地味な印象です。地上波放送の作品じゃないですし、予算が限られていたのでしょうか。それにしてもそれほど目新しいストーリーではなく、ひどく中途半端な結果になってしまったような気がします......。残念。
原題 와인따는 악마씨
2007年10月19日~11月9日放送/全4話/MBC every1
DVDはファインフィルムズより2009年4月3日発売
演出:チェ・ビョンギル/脚本:イ・ジュヒ
キム・ジョンファ......ミン・スヨン ソムリエ
パク・スジン......アン・チョンサ 自称・悪魔の新人ソムリエ
イム・ヨンシク......チェ・ドンニョク ワインマスター
ナム・ギョンウプ......キム室長 ムッシュ・ディアブロのマネージャー、ソムリエ
イム・ヒョンシク......チャン爺さん ワイナリー勤務
チェ・ユンジョン......タルスン ワイナリー勤務
イム・チェホン......キャプテン ムッシュ・ディアブロ従業員
ユン・ヨンサム......サーバー ムッシュ・ディアブロ従業員
ソン・ミョンウン......ミス・キム ムッシュ・ディアブロ従業員
2009年10月7日
取っておいたものは忘れない
デビュー間もない頃のソ・ジソプが出演しているということで日本に紹介されたのでしょうが、主人公はチョン・ドヨンです。
セジン(チョン・ドヨン)は農村の茶畑で働いている内気で読書好きの少女。耳が聞こえず、話すこともできません。ある日、茶畑のオーナーの孫であるドンウ(ソ・ジソプ)がソウルからバイクでやって来ます。野の花を撮るのが趣味らしいです。セジンは次第にドンウのことが気になりますが、遠くから見つめるだけ。ところが、ドンウがソウルへ帰るその日、セジンはバイクと接触し、転倒してしまいます。ようやく目を覚ましたセジンを心配そうに見つめるドンウ。セジンは大丈夫だと伝え、ドンウはバイクのキーにつけていた小さなハーモニカをプレゼントして別れます。ところがその後、セジンは寝込み、心配する母親にも何も話そうとはしません。日に日に衰弱していき、やがて小さなハーモニカを握りしめたまま......。
って! 唐突すぎる展開が意味不明です。いろいろと調べてみたところ、実は接触事故の後遺症だったらしいんですが、まったくはっきりしません! 好きな人に迷惑がかかるから? それにしても......。再会を約束した半年後にドンウは彼女の死を知ることになるでしょうけれど、知らぬこととはいえドンウは加害者なわけで、まったくひどい話です。
風の音や虫の声が聞こえてきて、自然の風景(「夏の香り」のロケ地にもなっている場所だとか)がとても美しい。髪を結う姉妹の姿が小川の水面に映るシーンなどもきれいです。のちに「宮」を撮ったファン・インネの演出作品ということもあって、韓国でも再放送を望む声が根強く、2006年3月11日にアンコール放送があったようです。が、こんな不可解なドラマは初めて見ましたね。ちなみにキム・ナムジョ(김남조/詩人/1927~)の『美しい人々(아름다운 사람들)』が原作だそうです。
原題 간직한 것은 잊혀지지 않는다
1998年6月5日放送/1話完結/MBC
DVDはK-PLAZA.comより2005年8月19日発売
『あなたを忘れられない~せつないラブストーリー~』)
演出:ファン・インネ/脚本:キム・グァンシク
ソ・ジソプ......ドンウ 茶畑のオーナーの孫 大学生
イ・ギヨン......茶畑のバスの運転手
2009年10月6日
パク・スジン
SUGAR、けっこう好きでした。なかでもスジンがお気に入り。
SUGARは2002年にデビューした女性4人組グループです。韓国では2.5集『Secret』を含む4枚のアルバムをリリース。2003年10月にはホリプロと2年間の専属契約を結んで、2004年2月4日に「COUNT DOWN TV」のエンディング・テーマにもなった「Go the Distance」で日本デビューもしました。5枚のシングルと2枚のアルバムをリリースするなど、かなり本腰を入れて活動。楽曲にも恵まれてたと思います。が、いつの間にかフェイドアウト。いまやAmazonのマーケットプレイスでは1円なんて値段になってたりするんですね。哀しい......。
スジンは所属事務所(スターワールド)との契約満了で2006年5月にいち早く卒業。sidus HQと契約して女優への転身を表明しました。ちなみに、SUGARはスジン脱退後も解散はしないと表明していたものの、作品を発表することなく2006年12月31日に解散。
女優としてのデビューは2007年の「彼女がラブハンター」。高校時代のスジョン(オム・ジョンファ)役です。たしか出番はごくわずかだったはず。見たけど、ほとんどおぼえてません......。
で、いま視聴中の「ワインを開ける悪魔さん」にも出てます。これがおもしろくも何ともないドラマなんですけどね......。スジンが出てなければ見るのをやめてしまったでしょう。小悪魔、というか自称・悪魔のアン・チョンサ役。めちゃくちゃかわいいです。主人公のアシム(カン・ソンジン)を誘惑したりするんですが、まったく物怖じすることなく堂々としています。第2話ではいきなり冒頭で番組ナビゲーターの役割を果たしたりも。
その後は「花より男子」でイジョン(キム・ボム)の初恋の相手であるウンジェ役。「善徳女王」では若い頃のマヤ夫人(ユン・ユソン)役と大きな役まわりを担うようになってきました。ミシル(コ・ヒョンジョン)に命を狙われながらも、のちに善徳女王となるトクマン(イ・ヨウォン)を産むという役どころです。
女優として着実にステップアップしてる感じですね。
パク・スジン 박수진
生年月日:1985年11月27日
身長:164cm 血液型:A型
「彼女がラブハンター」(07) 高校時代のスジョン(オム・ジョンファ)役
「ワインを開ける悪魔さん」(07) アン・チョンサ役 新人ソムリエ
「誘惑の技術」(08) ヒジン役
「私たちのハッピーエンディング」(08) ヒョンジ役
「花より男子」(09) チャ・ウンジェ役 イジョン(キム・ボム)の初恋の相手
「善徳女王」(09) 若い頃のマヤ夫人(ユン・ユソン)役
「1000万回愛してる」(09) オ・ナンジョン役
SUGARは2002年にデビューした女性4人組グループです。韓国では2.5集『Secret』を含む4枚のアルバムをリリース。2003年10月にはホリプロと2年間の専属契約を結んで、2004年2月4日に「COUNT DOWN TV」のエンディング・テーマにもなった「Go the Distance」で日本デビューもしました。5枚のシングルと2枚のアルバムをリリースするなど、かなり本腰を入れて活動。楽曲にも恵まれてたと思います。が、いつの間にかフェイドアウト。いまやAmazonのマーケットプレイスでは1円なんて値段になってたりするんですね。哀しい......。
スジンは所属事務所(スターワールド)との契約満了で2006年5月にいち早く卒業。sidus HQと契約して女優への転身を表明しました。ちなみに、SUGARはスジン脱退後も解散はしないと表明していたものの、作品を発表することなく2006年12月31日に解散。
女優としてのデビューは2007年の「彼女がラブハンター」。高校時代のスジョン(オム・ジョンファ)役です。たしか出番はごくわずかだったはず。見たけど、ほとんどおぼえてません......。
で、いま視聴中の「ワインを開ける悪魔さん」にも出てます。これがおもしろくも何ともないドラマなんですけどね......。スジンが出てなければ見るのをやめてしまったでしょう。小悪魔、というか自称・悪魔のアン・チョンサ役。めちゃくちゃかわいいです。主人公のアシム(カン・ソンジン)を誘惑したりするんですが、まったく物怖じすることなく堂々としています。第2話ではいきなり冒頭で番組ナビゲーターの役割を果たしたりも。
その後は「花より男子」でイジョン(キム・ボム)の初恋の相手であるウンジェ役。「善徳女王」では若い頃のマヤ夫人(ユン・ユソン)役と大きな役まわりを担うようになってきました。ミシル(コ・ヒョンジョン)に命を狙われながらも、のちに善徳女王となるトクマン(イ・ヨウォン)を産むという役どころです。
女優として着実にステップアップしてる感じですね。
生年月日:1985年11月27日
身長:164cm 血液型:A型
「彼女がラブハンター」(07) 高校時代のスジョン(オム・ジョンファ)役
「ワインを開ける悪魔さん」(07) アン・チョンサ役 新人ソムリエ
「誘惑の技術」(08) ヒジン役
「私たちのハッピーエンディング」(08) ヒョンジ役
「花より男子」(09) チャ・ウンジェ役 イジョン(キム・ボム)の初恋の相手
「善徳女王」(09) 若い頃のマヤ夫人(ユン・ユソン)役
「1000万回愛してる」(09) オ・ナンジョン役
2009年10月5日
「ユリイカ」でペ・ドゥナ特集
なんと、「ユリイカ」の臨時増刊号でペ・ドゥナの特集!
これは買い、です。読みごたえがありそう。
日本で彼女を撮った2人の監督の対談というのもおもしろそうです。
「ユリイカ」2009年10月臨時増刊号
総特集ペ・ドゥナ――『空気人形』を生きて
1,300円(本体1,238円) 2009年10月13日発売
ISBN978-4-7917-0200-8
→青土社の近刊案内ページ
予定ラインナップ
【インタビュー】映画・ドラマ・写真 ペ・ドゥナ 聞き手=宇野常寛
【対談】ふたりのペ・ドゥナ 是枝裕和×山下敦弘
【図版構成】『空気人形』 の見た世界/『空気人形』 のいる世界/ペ・ドゥナ・カレイドスコープ
【論考】野崎歓、柳下毅一郎、田中秀臣、佐々木敦、北小路隆志、木村立哉、古谷利裕、横田創、宇野常寛、池本幸司、石川義正、越川道夫、木村満里子、七里圭、松井周ほか
【資料】ペ・ドゥナ フィルモグラフィー 監修=宇野常寛
これは買い、です。読みごたえがありそう。
日本で彼女を撮った2人の監督の対談というのもおもしろそうです。
「ユリイカ」2009年10月臨時増刊号
総特集ペ・ドゥナ――『空気人形』を生きて
1,300円(本体1,238円) 2009年10月13日発売
ISBN978-4-7917-0200-8
→青土社の近刊案内ページ
予定ラインナップ
【インタビュー】映画・ドラマ・写真 ペ・ドゥナ 聞き手=宇野常寛
【対談】ふたりのペ・ドゥナ 是枝裕和×山下敦弘
【図版構成】『空気人形』 の見た世界/『空気人形』 のいる世界/ペ・ドゥナ・カレイドスコープ
【論考】野崎歓、柳下毅一郎、田中秀臣、佐々木敦、北小路隆志、木村立哉、古谷利裕、横田創、宇野常寛、池本幸司、石川義正、越川道夫、木村満里子、七里圭、松井周ほか
【資料】ペ・ドゥナ フィルモグラフィー 監修=宇野常寛
2009年10月4日
悲しい誘惑
キム・ガプス&キム・ミスクのベッドでの息遣いからはじまるのには驚きです。しかも続けてキム・ミスクのトイレ・シーンって......。
ジュニョンには唯一の肉親である兄がいますが、会社から一方的に解雇されて事業をはじめたものの失敗し、失踪中。どうもジュニョクはチョン室長に兄の姿を重ねてる様子です。ついに辞表を書いたチョン室長に、ジュニョクは「社長好みの企画だと思います」と企画書を渡すのでした。その企画でチョン室長は社長の信頼を回復することに成功。その後、2人ははじめて酒を酌み交わすのですが、チョン室長は「これくらいの屈辱は生きるためなら」と本音を漏らします。やっぱりジュニョクは兄にもそうあってほしいと願っているのでしょう。
ところで、ジュニョクは同性愛者です。恋人がいましたが、見合い結婚をするためにジュニョンのもとを去っていきました。社内にはジュニョンがゲイであるという噂が広まっています。酔ったジュニョンを部屋まで送ったとき、チョン室長は上半身裸のジュニョンを見て戸惑う瞬間がありますが、この時点では思いとどまります。その後、2人で電車を乗り過ごして海辺の町で民宿に泊まることになりますが、チョン室長、ジュニョンの手を握るものの、やっぱり踏みとどまって外へ出ます。
ここからの台詞がいいですねー。「なぜ同性愛者になったのか」と尋ねるチョン室長に、ジュニョンは「女だから奥さんを愛したのですか?」と問い返すのです。今まで2人と付き合ったジュニョン、男だから愛したのではなく「愛した人が男だったんです」と言います。そして奥さんとの仲が冷えきっていることを知るジュニョンはこう言うのです。
「男の愛し方ではなく、人の愛し方を知らないのでは?」
やがてジュニョンのもとに兄が自殺したとの知らせが届きます。大粒の涙を流すジュニョン。チュ・ジンモってちょっと眠そうな顔をしてるときがありますが、このシーンではなかなかイイ顔を見せます。長回しのシーンにも耐えうる芝居をしっかりしてるんですね。デビューの翌年ですが、主役を任されるだけのことはあります。
そして、いよいよチュ・ジンモ&キム・ガプスのキス・シーン!
ジュニョンの部屋にやって来たチョン室長。「人が人を愛せなければ厳しい世の中を生きていけない」と言うジュニョンの頬に、こちらもツーッと涙を流したチョン室長が手を伸ばし、そして......。唇が触れるか触れないかのところで暗転となりますが、なかなか美しい場面です。違和感はおぼえませんでした。
その後、チョン室長は常務への昇進という名の左遷で地方へ、ジュニョンは再びニューヨークへ。チョンヘは「私の愛に気づいただろうか」というジュニョンへの想いを綴った夫の日記を目にします。「おたがいを求めていたのだろう」と淡々としたモノローグが流れるのみで、もちろん具体的に2人のあいだに何があったかは知る由はないにしても、特に咎める様子はないところが意外。意外だけれど、好感がもてます。チョン室長が妻に初めて苦悩を語ったのはジュニョンとの出会いがあったからこそ。そのことをチョンヘも理解してるように思えるのです。
ラスト・シーンは、チョン室長とジュニョンが手をつないで並木道を歩いていくうしろ姿を固定カメラが延々と映しすというもの。余韻があって、印象に残ります。
この作品、演出は「フルハウス」「インスンはきれいだ」などのピョ・ミンス、脚本は「愛の群像」「花より美しく」「グッバイ・ソロ」などのノ・ヒギョンです。前年の「嘘」でも組んでいて、のちに「彼らが生きる世界」でも組むことになります。
たんに同性愛をテーマにしたドラマじゃないところがよかったですね。深い。
世紀末特集劇「悲しい誘惑」
原題 슬픈유혹(悲しい誘惑)1999年12月26日放送/全2話/KBS
DVDはブロードウェイより2009年2月6日発売
演出:ピョ・ミンス/脚本:ノ・ヒギョン
チュ・ジンモ......シン・ジュニョン チョン室長の部下
キム・ミスク......ソ・ジョンヘ ムンギの妻
チョン・ウク......社長
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