『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』って、トラン・アン・ユン監督がイ・ムニョル(이문열/李文烈)の小説『ひとの息子』からモチーフを得たのだとか。
イ・ムニョルは1948年5月18日で、80年代の韓国を代表する作家。『我らの歪んだ英雄』が映画化されてますね。『ひとの息子』(原題『사람의 아들』)は1979年の作品。キリスト教のからんだサスペンス仕立ての物語らしく、文学賞「今日の作家賞」を受賞しているそうです。1996年に集英社から邦訳が出ていて、Amazonにも扱いがあるのですが、けっこう高くてコレクター価格がついてたりも......。うーん、図書館で借りて読むことにするかな。
ついでに見つけた勉強になるウェブサイト。更新されなくなってずいぶん経ってるようですが、邦訳リストとして参考になります。
東アジアの現代文学
http://www.asahi-net.or.jp/~LT3M-OOB/a_lit/
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