こういう骨太なドラマ、いいですね。
不正に立ち向かう検事が主人公。主役の2人は元夫婦という設定なので、ヘンにロマンスが出てくることもありませんし。キム・レウォンがかなり減量したようで、脳腫瘍で余命わずかという役にぴったりでした(映画『江南ブルース』の役づくりもあったのでしょうけども)。キム・アジュンも好感度の高い役どころ。2人の娘、イェリン(キム・ジヨン)もよかったです。泣かされました。
さすが「追跡者〔チェイサー〕」の脚本家といったところでしょうか。ジョンファン(キム・レウォン)とテジュン(チョ・ジェヒョン)の変わっていく関係とか、清廉潔白とばかり思っていたユン長官(チェ・ミョンギル)が……とか、飽きさせないストーリー展開。まぁ、終盤――ネタバレ注意――瀕死のハギョン(キム・アジュン)にジョンファンの心臓を移植して起死回生っていう展開はやりすぎですけど。それでも、主人公不在のまま迎えるエンディングも後味のよいものでした。
それにしても、2003年に同じSBSで同名ドラマ(シン・ミナ主演。邦題は「パンチ~運命の恋~」とサブタイルとは異なる)があるのに、なぜこのタイトルにしたんでしょうか。2003年作品はボクシングが主題だからいいとして、こちらは必ずしも「パンチ」じゃなくてもいいと思うのですが……。
パンチ~余命6ヶ月の奇跡
原題 펀치(パンチ)2014年12月15日~2015年2月17日放送/全19話/SBS
http://program.sbs.co.kr/builder/programMainList.do?pgm_id=22000005887
脚本 パク・キョンス(「追跡者〔チェイサー〕」「黄金の帝国」)
演出 イ・ミョンウ(「ファッション王」「二人の女の部屋」)
KNTVにて2015年4月4日~6月6日放送
パンチ~余命6ヶ月の奇跡【あらすじ】




