【031】コンニムはガンウクを放っておけず、朝まで看病。ギテクはコンニムが外泊したと知って怒り、劇場から「すぐに辞めなさい」と連れて帰る。一方、イルランはヨニのことを知ろうとヨンイムに探りを入れ、ヘジュが見舞いに行ったことを知る…。泥酔したソノをヘジュが見つける。
【032】ヘジュはソノを家に送り届け、好きな相手がコンニムではないかと気づいた。ソノは「つらい想いをさせたくない」と黙っているよう頼む。一方、ミンギュはガンウクを自宅に呼び戻すことに。ガンウクはコンニムに心配されて笑顔。イルランとヨニが会うのをスチャンが見かけ…。
【033】スチャンはイルランがヨニの身分を奪ったと知り、共謀することに。イルランはヘジュはヨニの娘なのだと嘘を貫いた。一方、コンニムはガンウクの優しさに触れ、距離を縮めていく。それを見たソノはため息…。ヨニを監視していたスチャンはガンウクが一緒にいるのを見て驚く。
【034】ガンウクはスチャンに社長の家族に近づくなと警告。一方、ヨンイムはミンギュに映画の投資金を出してもらうが、劇場のトイレにハンドバッグを忘れ、ウニョンに盗まれてしまう。ところが金が出てきたのはコンニムの鞄。ガンウクが庇うものの、ミンギュはコンニムを追い出す。
【035】ソノがコンニムの無実を訴えてもミンギュは聞こうとしない。コンニムはウニョンが鞄に何かを入れていたのを思い出した。ウニョンと恋人のヒョンソプが言い争っているのを聞いて事実を知るが、ウニョンが妊娠していると聞いて、コンニムは罪をかぶったまま中央劇場を辞める。
【036】コンニムはソノに別れを告げ、泣きながら帰った。ソノに金のことを打ち明けられたガンウクは、コンニムを心配するが、チュンシムに塩をまいて追い返される。一方、ヨンイムは夫とヨニの浮気を疑いはじめた。ヨニが施設の奉仕活動に行くと知ったスチャンがイルランを止める。
【037】イルランはゲオクに火傷を負わせて病院へ。ヨニと鉢合わせせずに済んだ。一方、ヘジュはコンニムが仕事を辞めたことにほくそ笑んでいたが、ソノが次の仕事を探してあげていると知って怒る。コンニムはヘジュに美星製菓への応募を薦められ、面接でゲオクとイルランの前へ…。
【038】「信頼は目に見えないところから」と語るコンニムをゲオクは気に入る。コンニムが入社。ヘジュは身分を明かし、母を紹介して。そしてソノにコンニムの就職を伝え「彼女を忘れて」と告げる。一方、父を尾行したヨンジはサニーを睨みつける。ドクスはゲオクにヨニを紹介する。
【039】ゲオクはヨニとの縁に喜ぶ。イルランはスチャンのおかげで鉢合わせをせずに済んだ。一方、ヨンジは父の相手にサニーは許せないとギスンと同盟を組む。ヘジュはソノを振り向かせようと「コンニムには恋人がいる」と告げた。イルランがミンギュのライターをヨニの部屋に…。
【040】ヨンイムがヨニの部屋で夫のライターを見つけ、激怒。ミンギュが咄嗟にかばうが、ヨニは嘘をつけず、ヨンイムはますます疑う。一方、コンニムがソノを思い出して中央劇場へ。ソノとばったり会い、「行かないで」と抱きしめられる。それを見かけたヘジュは黙って立ち去った。
【041】ヘジュは「私を傷つけた」とコンニムを拒絶。説明しようとするコンニムだったが、ヘジュに無視され、その友人たちに侮辱される。一方、ミンギュが火傷をしたヨニに駆け寄ったところへヨンイムが帰宅。ヨニは憤慨するヨンイムに追い出され、チュンシムに食堂に泊めてもらう。
【042】ヨニはチュンシムに引き止められ、食堂で住み込みで働くことに。釜山に行ったと聞いたイルランは安堵する。一方、ひったくりに遭ったヘジュはガンウクに取り返してもらうが、お礼に金を渡そうとして呆れられる。ソノはコンニムとデートをするが、父に別れるよう命じられる。
【043】コンニムとヨニが再会を喜ぶ。ヨニはガンウクの好きな相手がコンニムと気づいた。一方、イルランはスチャンに家を要求されている。コンニムがスチャンの机に発注書を置いたが、それをイルランが奪って破棄。納品されていないとクレームがあり、スチャンはコンニムを責める。
【044】ヘジュも何も見ていないと嘘をつき、コンニムは悔し涙を流す。一方、ソノは劇場に難癖をつけたキム社長に毅然とした態度を見せ、ゲオクは感心してヘジュに交際を許可する。ガンウクはミンギュにソノの恋人を調べるよう命じられた。ソノとコンニムが抱きあうのを目撃して…。
【045】ガンウクはソノとコンニムの関係を知って涙…。一方、イルランが発注書の切れ端をスチャンの机に置き、それをドクスが見つける。ゲオクはスチャンを見限った。コンニムの濡れ衣は晴れ、ゲオクから謝罪される。いよいよ追いつめられたスチャンはゲオクの乗る車を故障させ…。
【046】車に轢かれそうになったゲオクを救ったのはスチャンだった。イルランはそれが彼の自作自演と見抜くが、スチャンはしらを切る。一方、コンニムと別れないというソノにミンギュは激怒。しかしコンニムはソノが大学生と知って怒るのだった。イルランが帰宅するとスチャンが…。
【047】スチャンはゲオク宅で一緒に暮らすことになった。一方、ソノとコンニムの待ち合わせを知ったヘジュは、嘘でソノをレストランに呼び出すが、ソノに「君とは付き合えない」と告げられて泣く。その夜、ソノは劇場前で老婆を追い払う父を非難。そこにコンニムがやって来て…。
【048】ソノが社長の息子と知ったコンニムはショックを受けて泣きながら去る。ソノは酔って自暴自棄になり、ガンウクもヨニの前で「胸が痛い」と泣く…。コンニムは「住む世界が違う」と戸惑うが、ソノは「乗り越えよう」とその手を取る。その一方、ヨンイムとチュンシムが喧嘩に。
【049】交際を知ったギテクがコンニムを連れ帰り、ミンギュはソノを部屋から出そうとしない。ガンウクが庇おうとするが、ミンギュは耳を貸さない。ヨンイムはソノとヘジュを交際させようとすると、イルランは「釣り合わない」と猛反対。ミンギュが部下をコンニムに家で暴れさせる。
【050】殴られたドチョルが意識不明の重体に。コンニムはチュンシムに責められる。ソノが泣きながら土下座するが、ギテクは「何かあったら殺してやる」と怒りを露わにする。警察に行っても相手にされない。ギテクが劇場に怒鳴り込み、ミンギュが手をあげたところへガンウクが…。
【051】悔し涙を流すギテク。ミンギュはガンウクがコンニムを好きと気づく。コンニムは自分を責め、泣いて謝るが、チュンシムは顔も見たくないと拒んだ。ソノは家を出て先輩のアトリエへ。一方、スチャンはヘジュの生後間もない写真を見て自分の子と確信し、イルランを問いつめる。
【052】イルランがすべてを打ち明け、スチャンは美星製菓がヘジュのものになるよう協力をもちかける。一方、コンニムはミンギュに金を突き返し、ガンウクは歯向かったことで殴られる。ドチョルの意識は戻ったが、コンニムは「もうやめましょう」と抱きしめるソノの腕を振りほどく。
【053】コンニムとソノはそれぞれの家族に別れたと報告。ヘジュは喜んでいる。ドチョルの治療費を払えず困惑するチュンシムにヨニが大金を差し出すが、実はガンウクが用立てたのだった。ヘジュがソノに冷たくされて泥酔し、劇場へ。ガンウクが家まで送り届けると、スチャンが…。
【054】スチャンはガンウクにヘジュはいとこの娘と説明。一方、イルランはゲオクがドクスを後継者に考えていると知って衝撃を受ける。ガンウクはソノが尾行されていることに気づき、「コンニムは俺が守る!」と宣言。チュンシムには毛嫌いされていたが、ヨニが治療費の件を明かす。
【055】スチャンの策略で決済ができず、ドクスはゲオクに責められる。コンニムがスチャンを見たと訴えるが、決定的証拠はない。その一方でスチャンはサニーに大金を受け取らせていた。サニーはドクスから届いたと思い込み、それを聞いたゲオクはますますドクスを疑い、問いつめる。
【056】ガンウクはチュンシムの計らいでコンニムの家で暮らすことになった。それを聞いたソノはショックを受ける。一方、イルランはスチャンが怪しいとドクスに吹聴するが、それは信頼を得るための策略。スチャンがガンウクに親子関係を口止めしようとしているところにヘジュが…。
【057】ガンウクは「初めから父親など存在しない」と突っぱねた。コンニムはスチャンの腕時計を思い出すが、それをイルランに話してしまう。一方、ヘジュが協力をもちかけ、ガンウクは「愛は所有じゃない」と呆れる。スチャンが雇った男をガンウクが捕まえ、美星製菓に連れていく。
【058】スチャンが手をまわしてあり、男は嘘を証言。コンニムはスチャンに謝罪した。一方、ヨニは娘のために買った洋服をコンニムに着てもらい、涙を流す。ミンギュがガンウクから話を聞いてヨニの子を捜すことに。スチャンがヘジュの大切にしている父スンジェの写真を破ろうと…。
【059】反抗するヘジュにスチャンは誰の娘か言いそうになるが、イルランが止めた。スチャンはヘジュの機嫌をとろうとするものの、ますます嫌われる。一方、泥酔したソノを見つけたヘジュはふたりが一夜を明かしたと思い込ませ、ソノは「好きになるよう努力する」と交際を申し込む。
【060】学園祭でヘジュはソノと腕を組み、コンニムとガンウクに見せつける。ヘジュはソノとの交際を知ったイルランに反対されるが、聞く耳をもたない。スチャンの説得でイルランも交際を許可した。その後、スチャンがイルランに「俺の娘だ」と話しているのをヘジュが聞いてしまう。
2016年12月29日
2016年12月28日
私の心は花の雨【あらすじ】001-030
【001】1950年。ヨニが妊娠し、スンジェは結婚を約束。知らせを受けたゲオクも喜ぶ。一方、イルランも妊娠したが、実は妻子のいたスチャンに捨てられてしまう。戦争が勃発。スンジェとヨニは大邱に避難する途中でイルランを同乗させた。ところが爆撃に遭い、スンジェが倒れ…。
【002】ヨニに手をつかまれるが、イルランは振りきって逃げだした。せめてゲオクに息子の死を伝えようと大邱を訪ねると、ドクスがスンジェの婚約者と思い込み、そのままなりすますことにする。ヨニとイルランはそれぞれ娘を出産。やっと大邱に辿り着いたヨニがイルランを見つける。
【003】イルランの無事を喜ぶヨニ。スンジェの実家を訪ねるつもりと聞き、イルランはなんとか阻止しようと画策。ヨニを尾行してソナを奪う。置き去りにされたソナをギテクが見つけ、連れ帰ってコンニムと名づけた。1971年、ソウル。コンニムはチュンシムの食堂を手伝っている。
【004】イルランはヨニになりますし美星製菓の常務となっていた。娘のヘジュは医師を目指す大学生。無関心をソノに責められ、学生デモに参加する。検挙されたソノは有力者の父ミンギュのおかげで釈放。止められなかったガンウクが殴られる。ガンウクはコンニムを思い出している…。
【005】ヘジュはソノが気になり、大学で捜す。一方、ミンギュに取立の仕事を命じられたガンウクが町でコンニムと再会。学生と思い込まれ、ソノから字を習うことを決意する。チュンシムが貸しだす空き部屋にサニーがやって来た。スチャンが中央劇場から出てきたイルランを見かけ…。
【006】ヘジュはソノに勉強を教えてもらおうとするが、ソノはドチョルに頼んで去ってしまった。ガンウクはソノに字を習いはじめる。一方、コンニムは父と兄の協力で大学検定に出願。大学構内で拾った財布を手にしていると、そこにヘジュが現れる。スリの仕業だったが、ヘジュは…。
【007】ヘジュはコンニムを疑い「こんな生き方はしないで」と去っていった。一方、ギテクはキムさんに土下座され、借金の保証人になってしまう。イルランのの提案で新商品の試食会を開くと、そこにやって来たスチャンが暴れだす。止めに入ろうとしたイルランはスチャンと気づき…。
【008】なんとかスチャンに見つからずに済んだイルランだったが、動揺を隠せない。一方、カサブランカが開店。ミンギュは警察署長からソノのことで忠告されて憤慨する。コンニムはチュンシムに産んでくれたことを感謝。妻に責められる博打仲間を見たスチャンはイルランを思い出す。
【009】イルランはスチャンを捜すよう興信所に依頼。一方、コンニムはガンウクと再会し、小説『傲慢と偏見』の話で盛り上がる。しかし牛乳にクレームが殺到し、販売所は閉鎖の危機に。キムさんの夜逃げが発覚する。スチャンが尾行していた興信所の男を捕まえ、イルランに電話を…。
【010】イルランは子は死んだと言うが、スチャンに脅迫され、仕方なく金を渡した。一方、牛乳配達所を閉めることになり、コンニムは最後の配達でヨニと言葉を交わす。警察から逃げたソノはガンウクの部屋に匿ってもらう。ギテクの取立にやって来たガンウクはコンニムに気づいて…。
【011】ガンウクは逃げるように去っていった。チュンシムは泣きながらギテクを責める。コンニムはドチョルに追い立てられたものの検定試験を受けられなかった…。イルランは興信所を閉めるよう大金を渡す。コンニムは学費として貯めてきた金をギテクに差し出した。ガンウクは泥酔。
【012】ソノを見つけたミンギュは激怒。仲間のリストを突きつけられたソノは休学届を提出した。それを知ったヘジュは落ち込む…。一方、ギテクはガンウクに土下座し、もう家には来ないと約束してもらった。中央劇場で働きはじめたソノは、ポスター貼りの最中、コンニムとぶつかる。
【013】コンニムはソノを変態と思い込む。ガンウクはカサブランカで働きはじめ、コンニムと再会。言い訳するが、「もう会いたくない」と言われてしまう。一方、大学でスリが逮捕され、誤解に気づいたヘジュは後悔する。コンニムが仕事を求めて中央劇場へ行くと、そこにはソノが…。
【014】コンニムは中央劇場のチケット売場に採用された。変態と疑うソノを警戒するが、本を読む姿にはいい印象をもつ。一方、ギテクは美星製菓に入社。ヘジュはコンニムに誤解したことを謝りに来た。スチャンはイルランの居場所を探して美星製菓へ。出勤したイルランの前に現れる。
【015】コンニムはソノに誤解したことを謝るが、その手から輸入雑誌が…。やっぱり変態だと脛を蹴り上げた。しかし、社長に怪我の理由を言わないソノを少し見直す。一方、ヨニはヨンジにマフラーを編んであげた。イルランは仕方なくスチョルに大金を渡す。そこにドクスが現れて…。
【016】イルランはスチャンを取引先の新任部長と紹介するが、ドクスは嘘に気づく。一方、コンニムは映画館で不良少年を追い帰すが、恨みを買い、帰り道でからまれる。ソノが現れ、一緒に逃げるが、コンニムは片方の靴を亡くした。ドクスが常務室でメモを見つけ、スチャンを訪ねる。
【017】ヘジュは中央劇場の社長がソノの父と気づく。コンニムはソノに借りた靴を返す。一方、ドクスが家にスチャンを連れてきた。慌てて帰宅したイルランはすべてがバレたと観念して土下座するが、スチャンは従兄だと言いくるめていた。コンニムがガンウクの部屋でスタンプを落とす。
【018】コンニムはスタンプの紛失を先輩に叱られ、ガンウクの部屋にメモを残した。一方、ギスンは美星製菓に化粧品を売り込み、口紅を買ってくれたドクスを好きになる。ドクスはその口紅をサニーに贈った。ゲオクがスチャンを招待させ、イルランはヘジュを水原工場に行かせるが…。
【019】スチャンはヘジュが自分の娘じゃないかと言いだし、イルランはむきになって否定する。一方、コンニムはスタンプを見つけてくれたソノに花を買うものの、渡せない。ソノはヘジュに選んでもらった靴をコンニムに贈り、ヘジュはショックを受ける。ミンギュはヘジュを気に入る。
【020】ガンウクと父のスチャンが10年ぶりに再会。ガンウクは母が倒れても博打をしていた父を今も憎んでいる。スチャンはイルランを脅し、ヘジュと2人きりで会う。一方、たがいに意識するコンニムとソノ。コンニムはソノがヘジュと交際しているわけではないと聞いて、つい喜ぶ。
【021】帰宅したヘジュがスチャンからの贈り物をイルランに渡す。それは真っ赤なネグリジェだった。スチャンはイルランに会社の椅子を要求する。一方、コンニムはソノの前でぎこちない。コンニムの靴に気づいたヘジュが好きな相手はソノと打ち明け、ソノはコンニムに告白するが…。
【022】コンニムはヘジュの言葉を思い返し、ソノの告白を聞かなかったことに。ソノは牛乳配達員がコンニムだったと気づくが、あげた靴も履いていないのを見て引き下がる。一方、イルランは孤児院の奉仕活動へ。来るはずだったヨンイムの入院を聞いて見舞いにいくと、ヨニがいて…。
【023】イルランはヨニから逃げた。スチャンからはまた脅迫の電話。コンニムのつくった粥はヘジュがヨンイムの見舞いに持参した。コンニムはヘジュの恋に協力するのだった。一方、ギスンはドクスを誘おうとするが、ヨンジに邪魔をされる。ガンウクが劇場でコンニムの声に気づき…。
【024】コンニムはガンウクの弁解も聞かず帰ったが、サニーから利子の件を聞いて憤慨。ただ助けたかったというガンウクに「チンピラに同情されたくない!」と言い捨てる。一方、イルランはスチャンを遠くへやろうと画策。ガンウクの好きな相手がコンニムと気づいたソノは衝撃を…。
【025】コンニムはソノにもサニーにもガンウクはいい人と言われ、誤解していたのではないかと思いはじめる。一方、ゲオクがスチャンに用意した惣菜をヘジュが持っていくことに。スチャンはイルランの策略で料亭に向かうところだった。スチャンとヘジュは睡眠薬入りの茶を出され…。
【026】ヘジュがスチャンと一緒と知ったイルランが駆けつけ、間一髪、茶を飲ませずに済んだ。しかし、スチャンに怪しまれてしまう。明日までに会社に椅子を用意するよう脅されたイルランは、会社が停電になったことで、ある方法を思いついた。スチャンとマングが工場に忍び込み…。
【027】スチャンとマングは工場の冷蔵設備の電源を切断。翌朝、材料が台無しになり、美星製菓では納品が間に合わないと大騒ぎに。スチャンが現れ、材料を調達する。一方、コンニムが給料を前借りしたが、実はソノが内緒で用意したものだった。ギテクが返済のため劇場にやって来る。
【028】コンニムは咄嗟にソノと隠れた。ギテクはミンギュにカサブランカへ行くよう言われる。一方、ゲオクがスチャンに会社に来てもらおうと言いだす。父と買い物に出かけたヨンジはばったりヨニと会い、靴を選んでもらう。コンニムがギテクの代わりに借金を返しにカサブランカへ。
【029】ガンウクは受け取ろうとしないが、コンニムは金を置いていく。一方、スチャンは美星製菓の営業部長として迎えられた。ヨンイムはキム監督に女優復帰を売り込む。ヘジュはソノに告白するが、ソノに「後輩で友人」と断られてしまう。劇場に来たイルランはヨニと鉢合わせする。
【030】ヨニは「幸せそうでよかった」と再会を喜ぶが、イルランは戦々恐々。その一方でソノに想いを寄せるヘジュに「家柄が悪い」と反対する。ヘジュが会いに来ると、ソノは困惑。チャン局長がヌリ会の開催をカサブランカにしたため、ヤン社長が激怒。ガンウクが刺されてしまう…。
【002】ヨニに手をつかまれるが、イルランは振りきって逃げだした。せめてゲオクに息子の死を伝えようと大邱を訪ねると、ドクスがスンジェの婚約者と思い込み、そのままなりすますことにする。ヨニとイルランはそれぞれ娘を出産。やっと大邱に辿り着いたヨニがイルランを見つける。
【003】イルランの無事を喜ぶヨニ。スンジェの実家を訪ねるつもりと聞き、イルランはなんとか阻止しようと画策。ヨニを尾行してソナを奪う。置き去りにされたソナをギテクが見つけ、連れ帰ってコンニムと名づけた。1971年、ソウル。コンニムはチュンシムの食堂を手伝っている。
【004】イルランはヨニになりますし美星製菓の常務となっていた。娘のヘジュは医師を目指す大学生。無関心をソノに責められ、学生デモに参加する。検挙されたソノは有力者の父ミンギュのおかげで釈放。止められなかったガンウクが殴られる。ガンウクはコンニムを思い出している…。
【005】ヘジュはソノが気になり、大学で捜す。一方、ミンギュに取立の仕事を命じられたガンウクが町でコンニムと再会。学生と思い込まれ、ソノから字を習うことを決意する。チュンシムが貸しだす空き部屋にサニーがやって来た。スチャンが中央劇場から出てきたイルランを見かけ…。
【006】ヘジュはソノに勉強を教えてもらおうとするが、ソノはドチョルに頼んで去ってしまった。ガンウクはソノに字を習いはじめる。一方、コンニムは父と兄の協力で大学検定に出願。大学構内で拾った財布を手にしていると、そこにヘジュが現れる。スリの仕業だったが、ヘジュは…。
【007】ヘジュはコンニムを疑い「こんな生き方はしないで」と去っていった。一方、ギテクはキムさんに土下座され、借金の保証人になってしまう。イルランのの提案で新商品の試食会を開くと、そこにやって来たスチャンが暴れだす。止めに入ろうとしたイルランはスチャンと気づき…。
【008】なんとかスチャンに見つからずに済んだイルランだったが、動揺を隠せない。一方、カサブランカが開店。ミンギュは警察署長からソノのことで忠告されて憤慨する。コンニムはチュンシムに産んでくれたことを感謝。妻に責められる博打仲間を見たスチャンはイルランを思い出す。
【009】イルランはスチャンを捜すよう興信所に依頼。一方、コンニムはガンウクと再会し、小説『傲慢と偏見』の話で盛り上がる。しかし牛乳にクレームが殺到し、販売所は閉鎖の危機に。キムさんの夜逃げが発覚する。スチャンが尾行していた興信所の男を捕まえ、イルランに電話を…。
【010】イルランは子は死んだと言うが、スチャンに脅迫され、仕方なく金を渡した。一方、牛乳配達所を閉めることになり、コンニムは最後の配達でヨニと言葉を交わす。警察から逃げたソノはガンウクの部屋に匿ってもらう。ギテクの取立にやって来たガンウクはコンニムに気づいて…。
【011】ガンウクは逃げるように去っていった。チュンシムは泣きながらギテクを責める。コンニムはドチョルに追い立てられたものの検定試験を受けられなかった…。イルランは興信所を閉めるよう大金を渡す。コンニムは学費として貯めてきた金をギテクに差し出した。ガンウクは泥酔。
【012】ソノを見つけたミンギュは激怒。仲間のリストを突きつけられたソノは休学届を提出した。それを知ったヘジュは落ち込む…。一方、ギテクはガンウクに土下座し、もう家には来ないと約束してもらった。中央劇場で働きはじめたソノは、ポスター貼りの最中、コンニムとぶつかる。
【013】コンニムはソノを変態と思い込む。ガンウクはカサブランカで働きはじめ、コンニムと再会。言い訳するが、「もう会いたくない」と言われてしまう。一方、大学でスリが逮捕され、誤解に気づいたヘジュは後悔する。コンニムが仕事を求めて中央劇場へ行くと、そこにはソノが…。
【014】コンニムは中央劇場のチケット売場に採用された。変態と疑うソノを警戒するが、本を読む姿にはいい印象をもつ。一方、ギテクは美星製菓に入社。ヘジュはコンニムに誤解したことを謝りに来た。スチャンはイルランの居場所を探して美星製菓へ。出勤したイルランの前に現れる。
【015】コンニムはソノに誤解したことを謝るが、その手から輸入雑誌が…。やっぱり変態だと脛を蹴り上げた。しかし、社長に怪我の理由を言わないソノを少し見直す。一方、ヨニはヨンジにマフラーを編んであげた。イルランは仕方なくスチョルに大金を渡す。そこにドクスが現れて…。
【016】イルランはスチャンを取引先の新任部長と紹介するが、ドクスは嘘に気づく。一方、コンニムは映画館で不良少年を追い帰すが、恨みを買い、帰り道でからまれる。ソノが現れ、一緒に逃げるが、コンニムは片方の靴を亡くした。ドクスが常務室でメモを見つけ、スチャンを訪ねる。
【017】ヘジュは中央劇場の社長がソノの父と気づく。コンニムはソノに借りた靴を返す。一方、ドクスが家にスチャンを連れてきた。慌てて帰宅したイルランはすべてがバレたと観念して土下座するが、スチャンは従兄だと言いくるめていた。コンニムがガンウクの部屋でスタンプを落とす。
【018】コンニムはスタンプの紛失を先輩に叱られ、ガンウクの部屋にメモを残した。一方、ギスンは美星製菓に化粧品を売り込み、口紅を買ってくれたドクスを好きになる。ドクスはその口紅をサニーに贈った。ゲオクがスチャンを招待させ、イルランはヘジュを水原工場に行かせるが…。
【019】スチャンはヘジュが自分の娘じゃないかと言いだし、イルランはむきになって否定する。一方、コンニムはスタンプを見つけてくれたソノに花を買うものの、渡せない。ソノはヘジュに選んでもらった靴をコンニムに贈り、ヘジュはショックを受ける。ミンギュはヘジュを気に入る。
【020】ガンウクと父のスチャンが10年ぶりに再会。ガンウクは母が倒れても博打をしていた父を今も憎んでいる。スチャンはイルランを脅し、ヘジュと2人きりで会う。一方、たがいに意識するコンニムとソノ。コンニムはソノがヘジュと交際しているわけではないと聞いて、つい喜ぶ。
【021】帰宅したヘジュがスチャンからの贈り物をイルランに渡す。それは真っ赤なネグリジェだった。スチャンはイルランに会社の椅子を要求する。一方、コンニムはソノの前でぎこちない。コンニムの靴に気づいたヘジュが好きな相手はソノと打ち明け、ソノはコンニムに告白するが…。
【022】コンニムはヘジュの言葉を思い返し、ソノの告白を聞かなかったことに。ソノは牛乳配達員がコンニムだったと気づくが、あげた靴も履いていないのを見て引き下がる。一方、イルランは孤児院の奉仕活動へ。来るはずだったヨンイムの入院を聞いて見舞いにいくと、ヨニがいて…。
【023】イルランはヨニから逃げた。スチャンからはまた脅迫の電話。コンニムのつくった粥はヘジュがヨンイムの見舞いに持参した。コンニムはヘジュの恋に協力するのだった。一方、ギスンはドクスを誘おうとするが、ヨンジに邪魔をされる。ガンウクが劇場でコンニムの声に気づき…。
【024】コンニムはガンウクの弁解も聞かず帰ったが、サニーから利子の件を聞いて憤慨。ただ助けたかったというガンウクに「チンピラに同情されたくない!」と言い捨てる。一方、イルランはスチャンを遠くへやろうと画策。ガンウクの好きな相手がコンニムと気づいたソノは衝撃を…。
【025】コンニムはソノにもサニーにもガンウクはいい人と言われ、誤解していたのではないかと思いはじめる。一方、ゲオクがスチャンに用意した惣菜をヘジュが持っていくことに。スチャンはイルランの策略で料亭に向かうところだった。スチャンとヘジュは睡眠薬入りの茶を出され…。
【026】ヘジュがスチャンと一緒と知ったイルランが駆けつけ、間一髪、茶を飲ませずに済んだ。しかし、スチャンに怪しまれてしまう。明日までに会社に椅子を用意するよう脅されたイルランは、会社が停電になったことで、ある方法を思いついた。スチャンとマングが工場に忍び込み…。
【027】スチャンとマングは工場の冷蔵設備の電源を切断。翌朝、材料が台無しになり、美星製菓では納品が間に合わないと大騒ぎに。スチャンが現れ、材料を調達する。一方、コンニムが給料を前借りしたが、実はソノが内緒で用意したものだった。ギテクが返済のため劇場にやって来る。
【028】コンニムは咄嗟にソノと隠れた。ギテクはミンギュにカサブランカへ行くよう言われる。一方、ゲオクがスチャンに会社に来てもらおうと言いだす。父と買い物に出かけたヨンジはばったりヨニと会い、靴を選んでもらう。コンニムがギテクの代わりに借金を返しにカサブランカへ。
【029】ガンウクは受け取ろうとしないが、コンニムは金を置いていく。一方、スチャンは美星製菓の営業部長として迎えられた。ヨンイムはキム監督に女優復帰を売り込む。ヘジュはソノに告白するが、ソノに「後輩で友人」と断られてしまう。劇場に来たイルランはヨニと鉢合わせする。
【030】ヨニは「幸せそうでよかった」と再会を喜ぶが、イルランは戦々恐々。その一方でソノに想いを寄せるヘジュに「家柄が悪い」と反対する。ヘジュが会いに来ると、ソノは困惑。チャン局長がヌリ会の開催をカサブランカにしたため、ヤン社長が激怒。ガンウクが刺されてしまう…。
2016年11月26日
パパ
芸能マネジャーのチュンソプ(パク・ヨンウ)は逃げた所属歌手を捜しにアメリカへやって来た。ミヨン(シム・ヘジン)と偽装結婚をして不法滞在から逃れようとするものの、その直後、ミヨンが交通事故で他界。強制送還されそうになったところ、チュンソプの前に現れたのは、ミヨンの娘のジュン(Ara)だった。彼女は母が養子にした5人の弟妹と暮らしている。「宮廷女官チャングムの誓い」が大好きな黒人系のゴードン、シニカルなスパニッシュ系のマヤ、ラッパーを目指す双子のジミー&トミー、そしてチュンソプを「パパ」と呼んで抱きついてくる幼いロジー。仕方なく家族のふりをするチュンソプだったが、やがてジュンの天才的な歌声を知って……。
新大久保映画祭2016で鑑賞。劇場未公開作とはいえ、なぜ4年も前の作品をやるのかと思ったのですが、新大久保はアジアを中心とするさまざまな国の人々が集まる街。この映画祭も「多文化共生」を打ち出すようになり、3回めとなる今年は、韓国映画のみならず中国やヴェトナムなど7ヶ国の作品を上映するのでした。
そんな趣旨からすると、この『パパ』はぴったりですね。アメリカが舞台で、多様なバックボーンをもつ血のつながらない兄弟姉妹と心を通わせていく主人公。疑似ファミリーが繰り広げる笑いと涙のヒューマンドラマです。音楽でひとつになるというところも、ありがちといえばありがちですが、子どもたちが愛らしく、楽しい場面でした。パク・サンチョルの「無条件」を歌うロジーもかわいい。パク・サンチョルが特別出演してたりも。そして、ラストシーンはあったかなサプライズ。
2011年/韓国/118分/2012年2月1日公開(韓国)
第7回東アジア市民共生映画祭にて日本初上映(2015年10月10日)
新大久保映画祭2016で鑑賞。劇場未公開作とはいえ、なぜ4年も前の作品をやるのかと思ったのですが、新大久保はアジアを中心とするさまざまな国の人々が集まる街。この映画祭も「多文化共生」を打ち出すようになり、3回めとなる今年は、韓国映画のみならず中国やヴェトナムなど7ヶ国の作品を上映するのでした。
そんな趣旨からすると、この『パパ』はぴったりですね。アメリカが舞台で、多様なバックボーンをもつ血のつながらない兄弟姉妹と心を通わせていく主人公。疑似ファミリーが繰り広げる笑いと涙のヒューマンドラマです。音楽でひとつになるというところも、ありがちといえばありがちですが、子どもたちが愛らしく、楽しい場面でした。パク・サンチョルの「無条件」を歌うロジーもかわいい。パク・サンチョルが特別出演してたりも。そして、ラストシーンはあったかなサプライズ。
パパ
原題 파파(パパ)2011年/韓国/118分/2012年2月1日公開(韓国)
第7回東アジア市民共生映画祭にて日本初上映(2015年10月10日)
2016年11月25日
ミス・ワイフ
冷静沈着で勝訴率100%の独身弁護士のヨヌ(オム・ジョンファ)は、ある日、交通事故に遭った。目覚めたヨヌの前に現れたのは、そこが天国の中継所だというイ所長(キム・サンホ)。手違いで早く亡くなった人の代わりに1ヶ月を過ごせば、生き返らせてくれるという。その条件を呑んで再び目覚めると、ヨヌは2人の子をもつ主婦になっていた。夫のソンファン(ソン・スンホン)、生意気な娘のハヌル(ソ・シネ)らとの暮らしは以前とは真逆。パニックに陥るヨヌだったが……。
当初『素敵な悪夢』として撮影も進められていた作品、結局、韓国でも『ミス・ワイフ』として公開されました。当たり障りのないタイトルすぎて、元のほうがよかった気もしますね。
クールな独身弁護士という役にオム・ジョンファがぴったり。娘のハヌルに「サイボーグみたい」と言われたりしてヒヤッとしますが(笑)。ソン・スンホンは“無駄にハンサムな公務員”という役どころで、娘に煙たがられるお調子者。最初はコミカルすぎてどうも合わない気がしたのですが、物語が進むと、妻への侮辱だけは絶対に許さない、男気のあるところを見せたりするのでした。「この濃い眉がカッコいいって言っただろ!」なんて鉄板ネタもあります(笑)。そして、出番は少ないもののラ・ミランがやっぱりおもしろい。
恋愛や家族とは無縁のキャリアウーマンが入れ替わりの人生を経験するうちに……と想定内のストーリー展開ですが、それなりに楽しめました。ただ、イ所長の正体というのは必要だったんでしょうか!? 伏線らしきものはなかったように思いますし、唐突すぎるような気が。
2015年/韓国/124分/2015年8月13日公開(韓国)
2016年8月13日公開(日本) http://misswife-movie.com
監督 カン・ヒョジン(『ミス・ギャングスター』)
脚本 キム・ジェヨン(『夜の女王』)、チョン・ミンギュ
当初『素敵な悪夢』として撮影も進められていた作品、結局、韓国でも『ミス・ワイフ』として公開されました。当たり障りのないタイトルすぎて、元のほうがよかった気もしますね。
クールな独身弁護士という役にオム・ジョンファがぴったり。娘のハヌルに「サイボーグみたい」と言われたりしてヒヤッとしますが(笑)。ソン・スンホンは“無駄にハンサムな公務員”という役どころで、娘に煙たがられるお調子者。最初はコミカルすぎてどうも合わない気がしたのですが、物語が進むと、妻への侮辱だけは絶対に許さない、男気のあるところを見せたりするのでした。「この濃い眉がカッコいいって言っただろ!」なんて鉄板ネタもあります(笑)。そして、出番は少ないもののラ・ミランがやっぱりおもしろい。
恋愛や家族とは無縁のキャリアウーマンが入れ替わりの人生を経験するうちに……と想定内のストーリー展開ですが、それなりに楽しめました。ただ、イ所長の正体というのは必要だったんでしょうか!? 伏線らしきものはなかったように思いますし、唐突すぎるような気が。
ミス・ワイフ
原題 미쓰 와이프(ミス・ワイフ)2015年/韓国/124分/2015年8月13日公開(韓国)
2016年8月13日公開(日本) http://misswife-movie.com
監督 カン・ヒョジン(『ミス・ギャングスター』)
脚本 キム・ジェヨン(『夜の女王』)、チョン・ミンギュ
2016年11月23日
イ・ラン@タワレコ渋谷
ヒョゴ@duo MUSIC EXCHANGEの前にはTOWER RECORDS渋谷店の6Fイベントスペースでイ・ランのインストア・ライヴがありました。『ヨンヨンスン』『神様ごっこ』の日本盤リリースを記念したイベントで、いずれか購入の場合は先着でサイン会への参加も。すでに持ってるので、ライヴの観覧だけでしたが。
2集『神様ごっこ』でも印象的なチェロを従えての全5曲。1曲めを除いてすべてその2集からの曲でした。「無料なのでアンコールはなし」とか、あけすけなMCがステキ(笑)。
2016/11/19
1. ヨンヨンスン
2. 神様ごっこ
3. 家族を探して
4. 世界中の人々が私を憎みはじめた
5. 私はなんで知っているのですか
2集『神様ごっこ』でも印象的なチェロを従えての全5曲。1曲めを除いてすべてその2集からの曲でした。「無料なのでアンコールはなし」とか、あけすけなMCがステキ(笑)。
이랑(イ・ラン)@TOWER RECORDS渋谷店
カツオ・プレゼンツ・熱い音ライブ2016/11/19
1. ヨンヨンスン
2. 神様ごっこ
3. 家族を探して
4. 世界中の人々が私を憎みはじめた
5. 私はなんで知っているのですか
2016年11月22日
ヒョゴ@duo MUSIC EXCHANGE
昨年のTSUTAYA O-nest公演は即完だったそうで、今回ももちろん完売でしたが、なんとか観ることができました。前々日の大阪公演を経ての東京公演。開場前からduo MUSIC EXCHANGEの入口付近にはものすごい人でした。開演直前に倒れた人もいたようです(大丈夫だったでしょうか……)。年齢層は幅広く、意外と男性率が多かったように思います。
オープニングにはオフショットの映像が流れ、2曲が終わったところで最初のMC。ポケットから紙切れを取り出して、たどたどしい日本語で衣裳について「カガクシャカンジデキテミマシタ」と話したりすると、会場のあちこちから「かわいい」との声が(笑)。オ・ヒョクのコワモテとのギャップがウケてるんでしょうね。ほとんど客席を見ずに(時には完全に背を向けて)歌いますが、どんだけシャイなのか(笑)。
中盤で披露した「맛있는술」はドラマ「アントラージュ」の挿入歌。攻めてきましたねぇ。イントロから超絶カッコいい。今いちばん好きな曲かも。カントリー調の「멋진 헛간」は、ブレイクのひとつのきっかけ、バラエティ番組「無限に挑戦」の2015年の“歌謡祭”企画でチョン・ヒョンドンと組んだ오대천왕の曲です。番組のステージでは長谷川陽平(チャン・ギハと顔たち)がバンジョーでフィーチャリングされてましたが、そのヒョゴ・ヴァージョンになりますね。「소녀」は「応答せよ1988」の挿入歌で、オ・ヒョクがソロ名義で歌ったイ・ムンセの1985年作品のリメイク。また、最新曲もやってくれました。曲名は言わなかったと思いますが、「Paul」というタイトルのようです。
ブルージーでありつつ、ソウルフルだったりパンキッシュだったり、ファンクネスを感じさせたリ。そして、もちろんロックンロール。これだけ多彩な音楽を弱冠23歳の4人が奏でているのだから驚きです。こんなバンド、ほかにいないでしょう。
あと、もうひとつ驚いたのが、観客もいっしょに歌えること。特に「위잉위잉」ですが、韓国語の歌詞を多くの人がいっしょになって口ずさんでるんですね。韓国から来たファンが多いのかと思いきや、けっこう日本人も。なかなかすごいことじゃないでしょうか。
新譜、そして次の来日公演が早くも楽しみです。
オープニングにはオフショットの映像が流れ、2曲が終わったところで最初のMC。ポケットから紙切れを取り出して、たどたどしい日本語で衣裳について「カガクシャカンジデキテミマシタ」と話したりすると、会場のあちこちから「かわいい」との声が(笑)。オ・ヒョクのコワモテとのギャップがウケてるんでしょうね。ほとんど客席を見ずに(時には完全に背を向けて)歌いますが、どんだけシャイなのか(笑)。
中盤で披露した「맛있는술」はドラマ「アントラージュ」の挿入歌。攻めてきましたねぇ。イントロから超絶カッコいい。今いちばん好きな曲かも。カントリー調の「멋진 헛간」は、ブレイクのひとつのきっかけ、バラエティ番組「無限に挑戦」の2015年の“歌謡祭”企画でチョン・ヒョンドンと組んだ오대천왕の曲です。番組のステージでは長谷川陽平(チャン・ギハと顔たち)がバンジョーでフィーチャリングされてましたが、そのヒョゴ・ヴァージョンになりますね。「소녀」は「応答せよ1988」の挿入歌で、オ・ヒョクがソロ名義で歌ったイ・ムンセの1985年作品のリメイク。また、最新曲もやってくれました。曲名は言わなかったと思いますが、「Paul」というタイトルのようです。
ブルージーでありつつ、ソウルフルだったりパンキッシュだったり、ファンクネスを感じさせたリ。そして、もちろんロックンロール。これだけ多彩な音楽を弱冠23歳の4人が奏でているのだから驚きです。こんなバンド、ほかにいないでしょう。
あと、もうひとつ驚いたのが、観客もいっしょに歌えること。特に「위잉위잉」ですが、韓国語の歌詞を多くの人がいっしょになって口ずさんでるんですね。韓国から来たファンが多いのかと思いきや、けっこう日本人も。なかなかすごいことじゃないでしょうか。
新譜、そして次の来日公演が早くも楽しみです。
혁오(ヒョゴ)@duo MUSIC EXCHANGE
2016/11/19
2016年11月21日
ちりも積もればロマンス
無職なのに見栄っ張りなジウン(ソン・ジュンギ)は家賃が払えずアパートの部屋も追い出された。そこに声をかけてきたのが、ドケチなホンシル(ハン・イェスル)。「2ヵ月間、何でもいうことをきく」のを条件に、金儲けのノウハウを教えるというのだが……。
高飛車な役どころのイメージの強いハン・イェスルが空き壜を集めたりするドケチなヒロイン、一方のソン・ジュンギは軽薄なチャラ男。ドタバタのラブコメディです。88万ウォン世代(月収88万ウォン程度のワーキングプアのこと)のリアルな恋愛事情という点にもっと踏み込んでもいいような気もしますが、気軽に観る娯楽作ですね。あちこち笑えるシーンはありますが、まぁ、それだけというか……。終盤はちょっと強引な感じもしますし。それぞれのファンには楽しめることでしょう。
ところで、LaLaTVで放送されたものを観たら、ムン・セユンの役名が「サオプ」となってました。これは誤訳。スクーター同好会の「シスオペ」ですから! パソコン通信を知らない若い人が訳したんでしょうね。電子会議室の運営者をシスオペ(システムオペレーター)と呼んだのです。今風にいえば「板の管理人」といったところでしょうか。
2011年/韓国/114分/2011年11月10日公開(韓国)
2012年5月12日公開(日本) http://cjent.jp/chiri/
高飛車な役どころのイメージの強いハン・イェスルが空き壜を集めたりするドケチなヒロイン、一方のソン・ジュンギは軽薄なチャラ男。ドタバタのラブコメディです。88万ウォン世代(月収88万ウォン程度のワーキングプアのこと)のリアルな恋愛事情という点にもっと踏み込んでもいいような気もしますが、気軽に観る娯楽作ですね。あちこち笑えるシーンはありますが、まぁ、それだけというか……。終盤はちょっと強引な感じもしますし。それぞれのファンには楽しめることでしょう。
ところで、LaLaTVで放送されたものを観たら、ムン・セユンの役名が「サオプ」となってました。これは誤訳。スクーター同好会の「シスオペ」ですから! パソコン通信を知らない若い人が訳したんでしょうね。電子会議室の運営者をシスオペ(システムオペレーター)と呼んだのです。今風にいえば「板の管理人」といったところでしょうか。
ちりも積もればロマンス
原題 티끌모아 로맨스(ちりも積もればロマンス)2011年/韓国/114分/2011年11月10日公開(韓国)
2012年5月12日公開(日本) http://cjent.jp/chiri/
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