2018年5月15日

5人の海兵隊員

ドクス(シン・ヨンギュン)は、父のオ中佐(キム・スンホ)が大隊長をつとめる部隊に小隊長として赴任した。オ中佐は息子を歓迎するが、ドクスは幼い頃からいつも兄ばかり溺愛してきた父に複雑な気持ちを抱いている。やがて部隊の末っ子としてかわいがられていたヨンギュ(ナム・ヤンイル)が偵察中に命を落とし、ドクスら5人の海兵隊員は奇襲作戦の特攻隊に志願する。

 韓国文化院で行われる韓国映画の企画上映会、2018年4~5月は「1950~60年代に製作された名作韓国映画特集」。そこで初めてこの作品を観ました。
 キム・ギドク(『悪い男』などの監督とは同名異人)の監督デビュー作で、1962年の第1回大鐘賞で新人賞を受賞した作品。さすがに古い感じは否めませんが、朝鮮戦争に父と子のメロドラマをからめているのが興味深いところ。なんとそこには出生の秘密があるんです! 唐突な展開で、韓流ドラマのようでした。
 今のベテラン俳優の父親が何人も出演しているのも興味深いですね。チェ・ムリョンはチェ・ミンスの、パク・ノシクはパク・チュンギュの、トッコ・ソン はトッコ・ヨンジェの、キム・スンホはキム・ヒラの父。ちなみに、ユン・イルボンはオム・テウンの義父にあたります。
 ジュハン役を演じているフライボーイは、ずいぶん奇抜な名前ですが、声帯模写で人気を集めたコメディアンなのだそうです。その後、クリスチャンになって芸能界を引退し、アメリカで神学を勉強して牧師になったとか。

韓国映像資料院のYouTubeチャンネルで全編視聴可。英語および韓国語の字幕アリ。
https://www.youtube.com/watch?v=gUbG3wQ9GtQ

2018年5月6日

メロホリック

冴えない大学生のウノ(チョン・ユノ)は、ある日突然、恋人から「女心がわかってない」と別れを告げられた。その夜、何者かに殴られたうえに雷に打たれて病院へ。目覚めると“右手で触れると女性の本音がわかる”という不思議な能力を身につけていた。3年後、兵役を終えて復学したウノはキャンパスの人気者だが、女性の知りたくない本音まで知ってしまうため、恋愛ができない。ところが、ウノの能力が通用しない女性と出会う。彼女は、3年前に姿を消した恋人を忘れられないイェリ(キョン・スジン)。しかし、彼女にはまったく正反対のジュリという人格があって……。

 たんなるラブコメディかと思いきや、サスペンス要素も強く、特に後半はミステリタッチで物語が展開します。全10話と短めですし、気軽に楽しめる作品かと。純朴なイェリと挑発的なジュリという2つの人格を演じたキョン・スジンが抜群にうまいですね。LABOUMのソルビンがミンジョン役で出演してますが、Girl's Dayのヘリにそっくりすぎて驚きました。

2018年5月5日

サニー 永遠の仲間たち

夫と娘とともに何不自由ない生活を送るナミ(ユ・ホジョン)は、ある日、母の入院先で高校時代に親友だったチュナ(チン・ヒギョン)と再会する。癌で余命2ヶ月を宣告されている彼女の最後の願いは、かつての仲よしグループ“サニー”のみんなに会うこと。ナミはメンバーを捜しながら青春時代を思い出す。25年前、全羅道の筏橋からソウルの女子高に転校してきたナミ(シム・ウンギョン)は、姐御肌のチュナ(カン・ソラ)らと親しくなるが、文化祭の日に起きたある事件をきっかけに離れ離れになってしまったのだった……。

 ひさしぶりに観ましたが、何度でも泣けます。というか、かえって先の展開がわかるので序盤から目頭が熱くなってしまいます。エンドロールを見ると6人のその後までわかって大団円なのですが、欲をいえば、サンミ(チョン・ウヒ)にも救いがあってほしかったような。シンナーでラリって事件を起こした彼女ですが、本当は仲間になりたかった、かわいそうな娘でもあるわけで。

 タイトルにもなっているボニーMの「Sunny」をはじめ、1980年代のヒット曲が物語を盛り上げます。乱闘シーンで流れるのはJOYの「Touch by Touch」、ジュノ(キム・シフ)がヘッドフォンでナミに聴かせるのはリチャード・サンダーソンが歌う映画『ラ・ブーム』(80)の主題歌「Reality」(邦題は「愛のファンタジー」)でした。昼休みの校内放送でかかるレコードは、シンディ・ローパーの「Girls Just Want To Have Fun」と台詞にありますが、実際はGlamaramaのカヴァーヴァージョンのようです。オープニングとエンディングに流れる「Time After Time」もオリジナルのシンディ・ローパーではなくタック&パティ。これは権利上の問題でしょうか。ジャンミの家でみんなが踊りまくるのは1984年のナミの「빙글빙글(ピングルピングル)」。転校してきた主人公のナミにチュナが「歌手と同じ?」と言いますが、そのハ・チュナも同姓同名の歌手がいます。おたがい歌手と同じ名前だね、という親近感もあったんでしょうね。ちなみに、この曲は「ミッドナイト・フォーカス」のタイトルで日本盤まで出てたりします(詳しくはこちら)。

 ところで、2018年に日本で『SUNNY 強い気持ち・強い愛』としてリメイクされるとのこと。監督が大根仁だから大丈夫でしょうか。

2018年5月4日

僕の彼女を知らないとスパイ

不運続きで三浪中のゴボン(コン・ユ)は、ある日、ハンバーガーショップで働くヒョジン(キム・ジョンファ)に心を奪われた。やがて2人きりで会うことになるが、実は彼女には秘密があった。ヒョジンというのは偽名で、ある任務のため韓国に潜入した北朝鮮の工作員なのだ……。

 垢抜けないコン・ユが今となっては貴重ですね。もう14年前の作品。ひと目惚れした彼女が北朝鮮の工作員だったというドタバタはおもしろいのですが、テンポがいまひとつで、どうにも古臭さは否めません。監督はこれ一本しか撮っていないようです。ちなみに、DVD(現在は廃盤)は聞いたことのないメーカーからで、画面サイズが小さいうえに画質もひどく、日本語字幕にはいくつも誤訳が……。とはいえ、南北問題や兵役をからめ、韓国ならではラブコメディとして興味深い作品です。
 ナム・サンミがハンバーガーショップで働いている役どころですが、実際に漢陽大学前のロッテリアでアルバイト中に“オルチャン(=美少女)”として注目されたのは有名な話(劇中ではバーガーキング)。そんなところを踏まえた配役なんでしょうか。また、当時はまったく気に留めてませんでしたが、もうひとりの同僚役はユ・イニョンなんですね。太腿をチラ見せしながら蹴りを入れたりします。

2018年5月3日

ゴー・バック夫婦

ジンジュ(チャン・ナラ)は育児に、バンド(ソン・ホジュン)は仕事に疲れはて、恋愛の末に結婚した夫婦はすれ違いの日々を送っていた。ある日、バンドの浮気を誤解したジンジュは不満を爆発させ、ついに2人は離婚。その夜、それぞれ結婚指輪を投げ捨てた……。翌朝、2人が目覚めると、そこは18年前! 20歳の大学生になっていた。今度こそいい相手と結ばれようと、バンドは初恋の相手だったソヨン(コ・ボギョル)に接近し、ジンジュは先輩のナムギル(チャン・ギヨン)と距離を縮めていくが……。

 途中から、いったいどうやって2人が現代に戻るのか、気になります。“逆夢オチ”のようなトリッキーな結末を予想していたので、わりとひねりのないラストが物足りない感じもしますが、笑って泣ける、いい作品でした。タイトルの「고백」は“Go Back”と“告白”をかけてるわけですね。ジンジュ(チャン・ナラ)とバンド(ソン・ホジュン)、どちらかが悪かったというわけではなく、2人とも次第にそのことに気づいていきます。ジンジュが路上で酔って毒づくサラリーマンを見ていて、バンドの悲痛な叫びにハッと気づく場面など、泣けました。いつも懸命だったバンドが切なすぎます。
 一見お調子者のようでいて誠実なバンド役を演じたソン・ホジュンは好感度が高いですね。そして、38歳の主婦にも20歳の大学生にも違和感のないチャン・ナラはやっぱりすごい。おバカっぷりに笑わされるジェウ(ホ・ジョンミン)とドクチェ(イ・イギョン)、男っぽいけど実は愛らしいボルム(ハン・ボルム)など、まわりの友人たちも魅力的。ジンジュの母、バンドにとっての義母に扮したキム・ミギョンもさすがです。
 男子がH.O.Tを意識した髪型をしたり、合コン相手に「スジに似てる」と言うとmiss Aのスジではなくカン・スジだと思われたり、1999年というタイムスリップ先の時代設定も興味深いものでした。観にいく映画は『シュリ』。まわりが号泣するなか、もう何度も観てるジンジュは平然としてます(笑)。

2018年5月2日

ワンダフル・ラブ~愛の改造計画~

金融業で成功を収めたボッキ(ペ・ジョンオク)は女手ひとつで3人の子を育ててきたが、甘やかされた三姉弟は問題を起こしてばかりいる。ある日、長女のヨンチェ(チョン・ユミ)はファッションショーで騒ぎを起こしてフンナム(チョン・ギョウン)から損害賠償を求められ、長男のヨンス(キム・ジソク)は恋人から妊娠を告げられ、末っ子のヨンジュン(パク・ボゴム)はクラブで散財……。認知症と診断されたボッキは残された日々で3人を更生しようと決意する。

 韓国で視聴率が振るわなかったせいか、なかなか日本で放送されませんでしたが、1年半遅れでMnetが放送。さらにパク・ポゴムのブレイクを受けてのことでしょう、とっくにDVDも出てるのに、2017年9月からKNTVでも放送されました。
 後半になって出生の秘密が明かされるなど、韓国ドラマ定番のストーリー展開。ですが、頼りなかった長男ヨンス(キム・ジソク)がダジョン(イ・チョンア)を守るために成長していく姿にグッときたり、けっこう泣かされました。次男ヨンジュン(パク・ポゴム)のロマンスは微笑ましく、ドタバタに笑って切なさに泣けるホームドラマです。「ワンダフル・ママ」という原題が「ワンダフル・ラブ」となりましたが、たしかに母親の話が中心ではあるものの、もっと広く捉えられるものですから、珍しく的を射た邦題といえますね。

 ところで最終話、結婚式を終えたボッキとボムソがワインで乾杯し、ボムソが「きみの好きだった曲をかけよう」と流したのはナナ・ムスクーリの「Try To Remember」(1969年)ですが、日本ではインスト曲に差し替えられてました。「歌詞が好きだった」という理由でかける曲なのに……。

2018年4月30日

ボイス

ボイス

原題 보이스(ボイス)
2017年1月14日~3月12日放送/全16話/OCN
http://program.tving.com/ocn/voice
KNTVにて2017年4月3日より日本初放送
その後の放送およびDVDでは「ボイス~112の奇跡」
http://www.cinemart.co.jp/dc/k/voice/

脚本 マ・ジノン(「カムバックマドンナ~私は伝説だ」)
演出 キム・ホンソン(「交渉人~テロ対策特捜班」)、キム・サンフン

イ・ハナ……カン・グォンジュ 112センター長
チャン・ヒョク……ム・ジニョク ゴールデンタイムチーム長

ペク・ソンヒョン……シム・デシク ゴールデンタイムチーム隊員
イェソン(SUPER JUNIOR)……オ・ヒョノ ゴールデンタイムチーム隊員
ソン・ウンソ……パク・ウンス ゴールデンタイムチーム隊員
クォン・ヒョンジュン……チョン・サンピル ゴールデンタイムチーム隊員
チョ・ギテ……ゴールデンタイムチーム隊員
ハウン……ゴールデンタイムチーム隊員
クク・キフン……ゴールデンタイムチーム隊員
イ・ジヘ……ゴールデンタイムチーム隊員
イ・イナ……ゴールデンタイムチーム隊員
ヒョン・ジョンチョル……ゴールデンタイムチーム隊員
イ・ジョンウォン……ゴールデンタイムチーム隊員
イ・ナウォン……ゴールデンタイムチーム隊員

イ・ヘヨン……チャン・ギョンハク 強力係長
キム・ジュンギ……パク・ジュンギ 強力1チーム
ソン・ブゴン……ク刑事 強力1チーム
ペク・チョンギ……キム・ビョンジュン 強力1チーム
チョ・ヨンジン……ペ・ビョンゴン ソンウン地方警察庁 庁長
イ・ジョンヒョク……警察官

キム・ジェウク……モ・テグ ソンウン通運 社長
ソン・ソンハン……25年前のテグ
イ・ドギョン……モ・ギボム ソンウン通運 会長、テグの父 ※8話~
キム・レハ……ナム・サンテ GP開発 社長 ※6~13話
キム・ヨンウン……チ・チュンベ サンテの右腕 ※7~13話
カン・ミンテ……サンテの部下 ※6話~
キム・セヒョン……サンテの部下
イ・ギュボク……サンテの部下
ユン・ジミン……チャン・ギュア ファンタジアのマダム ※6話~
イ・ジェウォン……モ会長の運転手

オ・ヨナ……ホ・ジヘ ジニョクの妻
イ・シウ……ム・ドンウ ジニョクの息子
ソン・ジョンハク……カン・グクファン グォンジュの父、警察官
イ・ジュシル……焼肉店“ビョルのばあちゃんち”の女将、ウンスの祖母
ハン・ボベ……パク・ウンビョル ウンスの妹

チョ・ジェユン……逃亡犯 ※1話
ソン・チャンフン……112センターの先輩(3年前) ※1・3話
ファン・サンギョン……コ・ドンチョル 容疑者 ※1・4話
コン・ジェウォン……辞職する112センター長(3年前) ※1・3話
イ・ビョンシク……判事 ※1話
???……検事 ※1話
イ・ジュニョク……売春業者、ドンチョルの弟分 ※1話
チョン・スジン……パク・ポンニム 拉致された女性 ※1・2話
キム・ジュンベ……チョ・グァンチョン コジョン洞事件の犯人 ※1・2話
パク・ヒョジュン……コ巡査 ※1・2話
ソン・インジャ……雑貨店の店主 ※1話
???……ポンニムの母 ※2話
チェ・スンフン……ソン・アラム 母親に刺された少年 ※2・3話
ペ・ジョンファ……オ・スジン アラムの母 ※2・3話
クォン・ビョンギル……ペク・ソンハク ダボクヴィラの警備員 ※2・3話
キム・ジアン……少女期のスジン ※3話
キム・ミョングク……チャ・ミョンチョル ソンウン庁長(3年前) ※3話
イ・ジュスン……ファン・ギョンイル ヨンマ中学教師 ※4~6話
シン・ジュナン……高架下で呑む男2 ※4話
キム・イクテ……監察医 ※4話
チュ・ドンヒ……検問にあたる警察官 ※4話
ハン・ソンヨン……情報屋 ※4話
キム・ジフン……ウ・ボンギル ギョンイルの共犯者 ※4・5話
チョン・ジュノン……中学時代のギョンイル ※5話
オム・ボヒョン?チャン・ガヒョン?……キム・スジャ ギョンイルの母 ※5話
イ・ジュンソ……ギョンイルの母を中傷する同級生 ※5話
ホン・デヨン……ギョンイルの担任教師=ウンスの父 ※5話
???……チョン 盗聴屋 ※5話
イ・ギュソプ……人身売買ブローカー ※6話
イ・グァンフン……不法入国したミャンマー武術の達人 ※6・7話
チェ・ギソプ……情報屋“ロシア” ※6話~
チョン・ミョンジュン……ファンタジア 法務担当 ※6・10・11話
パク・ウニョン……パン・マルニョン 通報したチョンス荘の住人 ※6話
イ・ヨンニョ……パク・ポクスン チョンス荘の大家 ※6~8 話
ユン・ギョンホ……ユン・ピルベ 204号室の住人 ※6・7話
イ・ジェウン?……チョンス荘の住人 ※7話
チェ・ミングム……整形前のシム・チュノク 205号室の住人 ※7話
シン・スンファン……シム・ヨンウン チュノクの弟 ※7・8話
チャン・ウォニョン……クォン・チャンテ 土地企画部 局長 ※8・10話
キム・ジョンホ……聞き込みに訪れたモーテルの主人 ※8話
ユ・ビョンソン……飛び出してきた車の運転手 ※8話
キム・サンイル……鑑識 ※8・13話
シン・ヘジョン?……ドンウの付添人 ※9・11話
キム・ユナ(紫雨林)……レディ・パープル 人気DJ ※9話
ソ・ヘビン……イ・ナレ レディ・パープルのファン ※9話
キム・ヒョンギュ……クラブFEVERの社長 ※9話
キム・ホヨン……ヤン・ホシク 電気修理工 ※9・10話
ホン・スンジン……“幽霊” サンテが送った殺し屋 ※10・11話
ハン・グリム……ソンウン病院の看護師 ※10話
カン・ムンギョン……キム・ジュンテ 土地企画部 長官 ※10・11・14話
カン・ソンチョル……ファンタジアの支配人? ※10・11話
ユ・サンジェ……ソンウン病院の保安チームの責任者 ※11話
チャン・テミン……“シセ(相場)” ゴールド両替所 ※11話
ホン・ソンドク……ペク・チング ※11・12話
イ・サンホン……チェ・グソン 楽園福祉院 福祉士、元医師 ※11・12話
チョ・ワンギ……キム・ギュファン 楽園福祉院 福祉士、元研究員 ※11・12話
チェ・ナムク……楽園福祉院 福祉士 ※11話
ヨ・ムヨン……ピョン・サンハン(=カン・ヒョンパル)楽園福祉院 院長 ※11・12話
イ・ナユン……セボム ※11・12話
イ・チェギョン……ト・ヨンミ 楽園精神科病院 院長 ※12話
キム・ナムジン……ペク・チングの妻 ※12話
シン・ビョンス……コン・チョラン ※12・13話
クォン・オジン……サンテの父 ※13・16話
キム・ジョンユン……25年前のサンテ ※13話
チャン・ジュノ……ソンウン地方警察庁 幹部 ※13話
パク・ヨン……ソンウン地方警察庁 幹部 ※13話
パク・ノシク……パク・チョンウ バスの運転手 ※13~15話
ソン・ヨンギュ……パク・ウンチョル 特捜部 検事 ※14・15話
パク・チョンサン……デシクの父 ※14話
キム・ジェチョル……ソンウン通運 課長、パク・チョンウの上司 ※14話
オ・チョヒ……ナ・ジョンウン 妊娠中のバスの乗客 ※14・15話
ミン・ジョンソプ……チョン・チョロ ナ・ジョンウンの夫 バスの乗客 ※14・15話
キム・ヒョン……イム・ミホ バスの乗客 ※14・15話
キム・ジュニョク……ミンジュン イム・ミホの息子 バスの乗客 ※14・15話
ホ・ソネン……精神科医 ※15話
???……ヨン・ヨンラン テグの母 ※15・16話
キム・ホンス……ピョ・ジョンヒョン ソンウン病院 院長 ※16話
チョン・ヒョンソク……デシクの主治医 ※16話
キム・グォン……ソンウン精神病院の精神科医 ※16話