2018年7月15日

ボーグマム

息子のユル(チョ・ヨノ)の7歳の誕生日、コボン(ヤン・ドングン)は“ボーグマム”(パク・ハンビョル)を完成させた。彼女はあらゆる家事を完璧にこなすAIロボット。ユルがセレブの集まるバッキンガム幼稚園に入園すると、ボーグマムは正体を怪しまれないようママ友たちとつきあいをはじめる。ところが、ママ友グループのボスとして君臨するドヘ(IVY)がボーグマムに敵意を向けてくる。その一方、コボンは亡き妻に似せて作ったボーグマムにドギマギし、ボーグマムもまた想定外のエラーを起こし……。

 ロボットを作れる部屋じゃないだろうとかツッコミどころは多々あるものの、気楽に観れば楽しめます。特にセレブ幼稚園を仕切るママ友グループ“エレガンス”の面々に爆笑。“ひとこと話法”でクールに振る舞っているボス格のドヘですが、回想シーンの特殊メイクばかりか、最後の壊れっぷりがすごい。歌手のIVYにこんな一面があったとは……。ティナ役のチェ・ヨジンは超絶なスタイルにルー大柴みたいな喋り方というギャップにウケ、スジ役のファン・ボラは毎度ながら表情の変化がすさまじく顔だけ見ていても飽きません。
 9話でカラオケの場面があるのですが、KNTVの放送ではごっそりカットされてました。ヨンチョル&スジがTrouble Makerになりきってドン引きされたり、コボン(ヤン・ドングンはラッパーでもある)とヒョンビン先生(クォン・ヒョンビンはJBJのラップ担当)がラップバトルを繰り広げたり、ドヘ役のIVYが自身の代表曲「誘惑のソナタ」を歌って「IVYそっくり」なんて言われたりします。ボーグマムは、オム・ジョンファの「マレジョ」やIUの「いい日」、イ・ソラの「私は幸福です」、キム・ヨンジャの「アモール・パーティ」を本物そっくりに歌う(それもそのはず、それぞれ本物の歌声が流れる)という爆笑のシーンなんですが……。

ボーグマム

原題 보그맘(ボーグマム)
2017年9月15日~12月1日放送/全12話/MBC
http://www.imbc.com/broad/tv/ent/borgmom/
KNTVにて2018年3月4日より日本初放送

脚本 パク・ウンジョン(「アンニョン、フランチェスカ」)、チェ・ウジュ(「ローラーコースター」)
演出 ソン・へユン(バラエティ番組「私たち結婚しました」)

ヤン・ドングン……チェ・コボン ロボット工学博士
パク・ハンビョル……ボーグマム/イ・ミソ コボンの亡き妻
チョ・ヨノ……チェ・ユル コボンの息子
チェ・ジョンウォン……ハン・ヨンチョル コボンの弟分

IVY……ト・ドヘ ジョージ&グレイスの母、ポーセリンアート講師
チェ・ヨジン……プ・ティナ(本名イ・ミテ) ココの母、ブティック経営者
ファン・ボラ……クソル・スジ オードリーの母、元アイドルのパワーブロガー
チョン・イラン……ユ・グィナム ウィリアムの母、有機農ジュースカフェ経営者

チョン・ジフン……ジョージ ドヘの息子、双子
キム・ドヘ……グレイス ドヘの娘、双子
カン・ジュハ……ココ ティナの娘
チャン・ロイ……オードリー スジの娘
ソン・ジウ……ウィリアム グィナムの息子

クォン・ヒョンビン(JBJ)……クォン・ヒョンビン バッキンガム幼稚園
イ・サンジュン……グィナムの夫

イム・ジヨン……園児の母2 ※1話
キム・ヨヌ……占い師 ※2話
ファン・ジェソン……屋台の主人 ※3・4話
シン・スンリョル……新入生(回想) ※3・4話
チョン・サンフン……ドヘの初恋の男性(回想) ※3話
ユ・ヨンボク……教授(回想) ※3話
イ・チェミン……チョン・マダム ※3話
チョン・ソンホ……国家情報院の要員 ※4話~
キム・ソノ……ヘジャングク屋の女将 ※4話
チョン・ホンテ……博士 ※5話
クム・グァンサン……クラブの黒服 ※6話
チャン・ムンボク……クラブのトイレでコボンと隣になる男性 ※6話
KCM……精神病患者 ※6話
チェ・ナムク……ソン・ジフン 神経精神科の医師 ※6話
キョンリ(Nine Muses)……“論峴洞のメドゥーサ” コボンに近づく女性 ※6・7話
イトゥク(SUPER JUNIOR)……DJトゥク ラジオDJ ※7話
キム・ジュニョン……国家情報院の要員 ※10話
キム・ソヨン……ナ・フンシン 興信所 Search and the dirty ※10話~
ソン・ジェリム……国家情報院の要員 ※11話
イ・イルギュン……未来ロボット工学研究所の研究員 ※12話
アン・チャヌン……国家情報院の要員 ※12話
シン・ドンヨプ……ドヘの夫 ※12話
ソン・シギョン……ドヘの夫の恋人 ※12話

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