2015年4月15日

「一途なタンポポちゃん」で流れる洋楽

 1960~70年代が舞台の「一途なタンポポちゃん」では、登場人物のひとり、スチョル(ヨン・ジェウク)が音楽喫茶「ミュージックタウン」でDJをしてる時期もあったりして、当時のヒット曲がよく流れます。もちろん韓国の曲もですが、けっこう洋楽も。1975年なのにQUEENの"GREATEST HITS"(1981年の作品)が並んでたり、たまに時代考証的ミスもありますが。

 84話、セヨンとジュノがいるバーで流れているのはEric Carmen(エリック・カルメン)の"All By Myself"でした。1976年のヒット曲でラフマニノフのピアノ協奏曲第2番がモチーフ。日本でも「オール・バイ・マイセルフ」のタイトルでCMに使われたりも。誰もが一度は耳にしたことがあるんじゃないでしょうか。

 同じ84話、ドゥルレら、それぞれが物思いにふける場面で流れているのはLinda Rostadt(リンダ・ロンシュタット)の1969年の出世作、"Long Long Time"です。

 97話、セヨンがヨンスを責め、実父のことを聞くバーで流れてるのはMary Hopkin(メリー・ホプキン)の"Those Were The Days"。1968年の大ヒット曲で、「悲しき天使」の邦題で日本でもおなじみですね。ちなみにプロデュースはポール・マッカートニー。

106話、テオとドゥルレが「父さんがいいアイディアだって褒めてたよ」「テオさんの役に立ててうれしい」と話す喫茶店で流れていたのは、Don Backy(ドン・バッキー)の"Casa Bianca"。イタリア人歌手で、日本盤も何枚か出てるようです。これは1968年のサンレモ音楽祭で2位に入賞した自作曲。

 同じく106話、セヨンのテオへの想いがデソンにバレたあと、ジュノがセヨンに「結婚しよう」と告げる場面で流れるのは1969年の全英2位のヒット曲、Bee Geesの"Don't Forget To Remember"でした。邦題は「想い出を胸に」。

※厳密には挿入歌とはいえませんが、タグは「挿入歌」としています。また、KBS WORLDでの放送を観ているので、もしかすると韓国オリジナルとは違う曲に差し替えられているかもしれません。

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