【01】韓国女子刑務所に収監されたスインは夫を事故で亡くしたのだった。認知症の姑に尽くしているが、マ会長はスインを追い出すつもりだ。一方、ミオがドジンの子を妊娠したと現われ、模範囚のボクニョは無実を証明する書類を探している。娘と帰国したウソクの目の前でスインが倒れ…。
【02】救急室に運ばれたスインだったが、ウソクに礼も言わず去った。ドヒョンの遺した指輪を受け取ってスインは号泣。その一方、スインの念書は3年前に破棄され、ドヒョンの持ち株はスインのものになるとマ会長が知る。スインが自ら出ていこうとすると、マ会長は社長を継ぐよう告げる。
【03】スインは神話製菓の社長に就任したが、何もわからず、マ社長に言われるまま契約書に署名をする。一方、ウソクは神話ホテルの製菓長として働きはじめた。ミオは出産をあきらめられない。ウォランに助けられたプングムの見る目が変わる。スインのもとに株価操作の疑いで検察が…。
【04】連行されたスインは拘置所へ。マ会長に騙されていたことを知る。一方、ウソクは亡妻の法要を行い、ビョルの誕生日を祝う。堕胎を拒んだミオは過ってドジンを刺してしまい、逮捕。プングムもまた食品衛生法違反で逮捕された。横領背任罪で懲役2年を宣告されたスインは復讐を誓う。
【05】ウソクを食事に招いたマ会長はジュヒを支えてほしいと願う。一方、刑務所に収監されたスインは食事もとらない。しかし、ボクニョに「死んだら潔白を証明することもできない」と諭される。ウソクが刑務所で製パン講師となり、乱闘騒ぎを起こしたスインらが懲罰の代わりに授業へ…。
【06】ミオと息子の別れが迫るなか、父が急死し、ミオは泣き崩れる。一方、イムンにボクニョから手編みのベストが届き、ウソクは義父の恋の相手を知る。神話グループのイメージ回復を図るため受刑者を工場で働かせることをジュヒが提案。マ会長らが視察に訪れると、そこにはスインが…。
【07】ボクニョもエンランとマ会長に声をかけるが、2人とも知らないふり。ジュヒは家族を代表してスインに謝った。ミオの息子が施設へ送られ、ボクニョがクリスマス特赦で出所。エンランの策略でジュランの浮気が報道される。家を出たウォンジェはスインに「2人で神話を潰そう」と…。
【08】ウォンジェはマ会長を脅迫し、昇進して復帰する。一方、ジュヒは想いを打ち明けるが、ウソクは「人を愛する自信がない」と断った。ボクニョがエンランを訪ねるものの、相手にされない。スインはウソクに本格的に製パンを習いたいと申し出、パン製造技能士に合格。3人が出所する。
【09】3人は再会を約束して別れた。スインはパン屋に住み込みで就職。一方、ドジンは見合いでなぜかボギョンに気に入られる。プングムは考試院に暮らしはじめるが、実は隣はウォランの部屋。マ会長に呼ばれたスインは謝罪を要求して去った。ウソクがスインを見かけて追いかけるが…。
【10】スインはウソクに気づかずバスへ…。一方、金を拒んだミオは「怪物」とエンランをなじる。プングムとウォランが再会するが、まだ隣人とは気づかない。スインは店主に襲われそうになって怪我をさせてしまい、金を盗もうとしたと濡れ衣を着せられた。ウソクが警察署に駆けつける。
【11】ウソクはスインを信じるが、キム社長は示談金を要求。プングムとボクニョが店に忍び込んでCCTV映像を入手し、告訴を取り下げさせる。一方、ドジンが反発するもののボギョンとの婚約が進められる。3人がミオと再会。ウソクも同意し、スインとミオはイムンの家で暮らすことに。
【12】ウソクが本社に初出勤。ミオはカフェで働きはじめるが、ドジンに嫌がらせをされる。スインは前科者と打ち明けて採用を取り消された。プングムはウォランにもらった指輪が偽物で失望。その一方、ウソクにエンランから過去の手がかりが届く。ボクニョのパンがレシピ公募で大賞に。
【13】職探しをするスインはフードトラックを思いついた。ボギョンとの結婚を強要されるドジンはミオにつきまとう。ボクニョはグァンテンを連れてマ会長を訪ねる。ジュランが直営店を任される一方、スインは“魔法のパン屋”を開業。ウソクが祝いに駆けつけ、それをジュヒが目撃する…。
【14】マ会長に怒鳴られたエンランはボクニョを責める。マ会長はウソクをジュヒの婿にと話すが、ウソクにその気はない。プングムとウォランがやっとおたがいに気づく。ジュランが店の前で営業するスインに嫌がらせをし、ウソクが止めに入る。チンピラにからまれるものの、4人で応戦。
【15】ミオは飲料、プングムは営業担当として働きはじめた。一方、婚約を引き止めてほしいドジンだったが、ミオは怒って立ち去る。ジュランが従業員の食中毒をスインのトーストのせいに仕立て、警察から出頭要請。しかし、ジュランの営業妨害の証拠をつかみ、4人そろってマ家を訪れる。
【16】マ会長に命じられたジュランは仕方なくスインに謝罪。しかし客足は遠のく一方だ。マ会長はウソクを後継者に考えている。スインが「私を好きですか?」と問うが、ウソクは否定。スインは自分の言葉を後悔する…。一方、宝くじで1等に当選したヨンオクが出所。4人の前に現われる。
【17】ヨンオクはボクニョと喧嘩し、プングムの部屋に泊まることに。ドジンは婚約するもののボギョンとの初夜を拒絶した。一方、ジュヒはウソクを揺さぶるなとスインに警告。ところが、スインがピョルの幼稚園行事に参加していて激怒する。ドジンがタンシムをスインのもとへ連れてくる。
【18】発作を起こしたタンシムはボクニョに負い目があるようだ。一方、ヨンオクは考試院でちやほやされている。ボギョンがドジンの子を育てると言いだし、ミオは怒って席を立つ。エンランはボギョンに感謝。ジュランの画策でトラックが盗まれてしまうが、そんなスインにウソクが告白…。
【19】恋愛どころではないスインは去り、ウソクは落ち込む。一方、ドジンは償いたいと告げるが、ミオは拒んだ。トラックが見つからずスインらは困惑。ヨンオクがボクニョの謝罪を条件に投資を提案する。ウソクが昇進し、ウォンジェは憤慨。スインを侮辱するジュヒにウソクが激怒して…。
【20】ジュヒは怒って去っていった。スインはウソクの気持ちを受け入れられない。一方、ウソクが養護施設で幼い頃の自分の写真を見つけ、亀甲堂に気づく。追い出されたヨンオクがイムンの家へ。ボクニョが謝罪し、2億ウォンを出資してもらう。ついに4人は“魔法のパン屋”をオープン。
【21】ジュヒが跪き、スインにウソクの説得を懇願する。屋台で呑むウソクをスインは心配するが、結局また背負われて帰ってきた…。一方、マ会長はウォンジェに調査を命じ、写真を見てウソクがジヌと確信する。ジュランはDNA鑑定でボギョンが母親と突き止めた。エンランは卒倒する…。
【22】ドジンはボギョンに破談を宣告。エンランは息子の存在を話せず、ドジンを説得することができない。一方、ジュランが悪評を立て、スインらの店から客足が途絶えてしまう。マ会長はウソクがジヌと確信。飛行機事故の知らせを受けたスインはウソクを心配して駆けつけ、愛を告白する。
【23】ウソクが過去を知る人物に接触しようとするが、すでにマ会長が手をまわしていた。一方、ボギョンが口を滑らせ、息子の存在を知ったドジンはミオに泣きながら土下座。今まで騙してきた母に失望し、家を出る。マ会長がエンランに届いた荷物からウソクと写った写真を見つけて疑う…。
【24】ミオは息子を奪われることに怯えるが、スインはドジンを信じるよう励ます。ドジンはボクニョとイムンに心を入れ替えると誓う。ウソクへの想いを明かすスインにジュヒは激怒。ドジンが結婚の承諾を求めるが、マ会長に勘当される。ウソクとボクニョそれぞれにガンチュンの電話が…。
【25】約束の場所にガンチュンは現れない。マ会長がウソクは詐欺師と言いくるめたのだった。ヨンオクが店が軌道に乗るまで4人に恋愛禁止を宣告。4人が助けた女性はチョンジャの娘だった。ドジンとミオは婚姻届を提出。ウォンジェがウソクを奨学生に推薦したのがエンランと突き止める。
【26】酔ったジュヒに泣きつかれ、ウソクは仕方なく家に送った。マ会長はウソクに海外赴任を命じる。タンシムは30年前の書類を甕に隠した。一方、ヨンオクは復讐のため金持ちを装ってジュランに近づく。スインがガンチュンに写真を確認してもらい、ウソクにボクニョが母親と伝える…。
【27】ボクニョはマ会長にはぐらかされるが、ウソクは真相を知る。しかし、しばらくボクニョには伏せるようスインに頼む。マ会長がウソクを助けたというのをスインは信じられない。一方、オ社長の紹介でパンの定期契約を結ぶことができた。エンランに騙されていたと知ったマ会長が激怒。
【28】エンランは復讐を誓い、タンシムに泣きながら謝って家を出ていく。一方、ドジンはウォランの紹介で運転代行の仕事をはじめた。マ会長はウソクの辞表を受理。ジュヒはスインの契約を横取りするよう指示した。ウソクがジヌであると告白し、ボクニョに「お母さん」と呼びかける…。
【29】泣きながら抱きあうウソクとボクニョ。一方、ウォランは距離を縮めるプングムとオ社長を見ていられない。エンランはマ会長の退任させるため株主たちを説得。ウソクに自分のしてきたことを明かし、30年前の資料を渡す。ウソクはボクニョと春川を訪ね、父の死の場面を思い出す…。
【30】突然の解約がジュヒの仕業と気づいたスインが会社に押しかけてジュヒをぶつ。ウソクは事情も知らず咎め、スインは怒って帰る。ミオのCM出演にドジンは猛反対。マ会長への慰謝料請求がニュースに。ウソクは横領の事実を知ってマ会長を問いつめる。その頃、ドヒョンが目覚める…。
【31】ボクニョとイムンはウソクたちの結婚を望んでいるが、スインにはマ家への復讐が先決。詭弁を弄するマ会長に、ウソクは真実を証明すると告げる。退任を迫られそうなマ会長はウン会長に委任を断られて憤慨。エンランがドヒョンのもとに駆けつけ、それをジュランに知られてしまう…。
【32】エンランはドヒョンを神話病院に移送させたが、ジュランたちは許せない。マ会長は取引をもちかけるが、エンランは応じない。一方、ヨンオクに騙されたジュランは巨額の投資にサインした。ウソクとスインが検察庁で30年前の資料を閲覧。スインにドヒョンが生きていたと連絡が…。
【33】スインは泣きながらドヒョンの手を握った。しかし、ウソクのことを考えると心が痛む。一方、プングムはウォランの妹の結婚式に妻のふりをして出席。一泊するはめに…。スインは「いつもそばにはいられない」とドヒョンに告げた。ドヒョンがウソクの存在に気づき、電話をかける…。
【34】ドヒョンはウソクを呼び、スインが服役していたと聞いて衝撃を受ける。父を責め、治療を拒否。しかし、スインが説得。リハビリを開始したドヒョンはスインの指輪を外させる。一方、プングムとウォランが一夜をともに…。マ会長に脅されたウソクは父が死んだ夜のすべてを思い出す。
【35】ドヒョンは開き直るマ会長に再審請求をすると告げる。真実を知ったボクニョは倒れてしまった。一方、ドヒョンはスインとウソクの同居が許せず、再び食事と治療を拒否。「もう昔のようには戻れない」と告げるスインの手を離そうとしない。そこにウソクが現れ「その手を離せ」と…。
【36】スインは家を出るとドヒョンに告げたが、ウソクが引っ越すことに。エンランはマ会長がドジンは実子じゃないと知っていたと聞く。退院したドヒョンは、拒むスインに「時間をくれ」と頼む。マ会長の退任案は否決となり、ドヒョンが挨拶。エンランが副社長に推薦するウソクが現れる。
【37】ドヒョンが社長に就任。戸籍が訂正されてスインは再びドヒョンの妻となった。それでもスインはドヒョンに戻れない。スインをパーティに同伴したドヒョンはホテルに宿泊。目覚めたスインは怒って帰ったが、ウソクは話を聞こうとしない。さらにマ会長の策略でウソクに横領容疑が…。
【38】スインは会長室に怒鳴り込んだ。ドヒョンに土下座し、ウソクを助けてくれたら戻ると懇願する。釈放されたウソクはマ会長とドヒョンに宣戦布告。一方、プングムとウォランはヨンオクの立ち会いで結婚の誓いを立てた。横領の罪をかぶって検察に出頭したドヒョンは供述中に倒れる…。
【39】ウソクに証拠資料が届き、ドヒョンは息を引き取った。ウソクは財務理事を揺さぶり、再捜査を求める。一方、エンランはミオを迎えに。スインらは神話製菓の本社前でデモ。警察に解散を命じられたが、新聞に取り上げられる。ついにマ会長が逮捕され、スインが参考人として検察へ…。
【40】ジュヒが謝罪会見を開いて辞職。ウソクは代表取締役に推薦されるが、辞退してパリへ。ジュランは逮捕され、過去を悔いるマ会長は再審で自白。イムンとボンニョの結婚式にウソクも現れ、スインを抱きしめる。ボンニョには無罪判決が下った。4人はいつものように開店準備をする。終
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