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2014年12月29日

趣味の文具箱 Vol.32

韓国と関連のないムックですが、今号には2014年11月15日に開催されたソウルのペンショーを訪ねた記事が4pにわたって掲載されています。日本の萬年筆研究会“WAGNER”と韓国の万年筆愛好団体“PENHOOD”の共催で5年前から開催されているそう。10~20代も多く、女性比率が高いとか。韓国でも万年筆人気が高まっているようです。

趣味の文具箱 Vol.32
枻出版社/1,620円(税込)/2014年12月13日発売
http://www.ei-publishing.co.jp
【掲載記事】
ソウルペンショー訪問記

2014年6月27日

映画秘宝 2014年8月号

 洋画最前線の「激オシ!」として『怪しい彼女』のシム・ウンギョンのインタビュー記事を1p掲載。「新世紀ワルい女大名鑑」には『エイリアン・ビキニの逆襲』のモニカ(ハ・ウンジョン)が取り上げられたりしています。
 しかしなんといっても、いちばんの目当てはソン・ガンホ特集。『観相師』公開記念として「ガンホ15本ノック!」など計4pを掲載しています。「ダメオヤジがレリゴー精神で特攻!」(『グエムル』)なんて切り口が「映画秘宝」らしくて楽しいですね。ソン・ガンホ“兄貴”のキャリアをおさらいするのに最適です。
 その他、新作映画情報『スノーピアサー』『私の隣の殺人者』が紹介されています。

洋泉社/1,080円(本体1,000円)/2014年6月21日発売
http://www.eigahiho.jp/
【掲載記事】
インタビュー シム・ウンギョン(『怪しい彼女』)
全員悪女! 新世紀ワルい女大名鑑!!
最強新聞『オールド・ボーイ』(スパイク・リー版)
100の顔を持つ兄貴! ソン・ガンホ猛烈研究!
新作映画情報[DVD]『スノーピアサー』『私の隣の殺人者』

2011年4月1日

映画秘宝 2011年5月号

「映画秘宝」2011年5月号の特集は「観ずに死ねるか!映画監督100人!」です。「真価を問われるのは次回作だ!」ということで「期待のフレッシュ監督ダービー」に『アジョシ』のイ・ジョンボム、『チェイサー』『黄海』のナ・ホンジンが出走。全米メジャーデビューが予定されているパク・チャヌクは「出稼ぎ監督」に名前が。「ご当地監督」にはカン・ジェギュ、チャン・フン、イ・ジュニクで出てきます。そのほかにもリュ・スンワンが要注目の監督として挙げられてました。『不当取引』が『生き残るための3つの取引』なんていう邦題で4月29日に公開されますね。
 DEVILPRESSのコーナーには『ビー・デビル』が作品紹介とチ・ソンウォンへのインタビューで1p。3月26日公開ということで、広告も載ってます。
 目次で「ギロチン・セックス・キラー対KCIA」と見出しのある『悪魔を見た』は、該当するページに掲載されていないものの、江頭2:50の連載「パニック・イン・エィガ館」で取り上げられてました。巷ではあんまり芳しくない評価のようですが、エガちゃんは「最高だった!」とのこと。あのエガちゃんですらチェ・ミンシクには完敗!?

映画秘宝 2011年5月号
洋泉社/1,050円(本体1,000円)/2011年3月21日発売
http://www.eigahiho.jp/
【掲載記事】
特集「観ずに死ねるか!映画監督100人!」
韓国発!孤島住民皆殺し映画『ビー・デビル』のすべて!
 地獄の殺人島を生き延びた女優チ・ソンウォンにインタビュー!
江頭2:50のパニック・イン・エィガ館 第21回『悪魔を見た』



2010年9月19日

MUSIC MAGAZINE 2010年10月号

 デビュー記念ライヴ(2010年8月6日)の前日に行われたインタビュー(2p)が掲載されているBrown Eyed Girlsは、クロス・レヴューでも『Sound-G』がピックアップされてます。8点、5点、6点、8点という評価でした。高橋修編集長による「暑い日本の夏を熱くした、韓国ガールズ」(6p)では少女時代、KARA、Brown Eyed Girls、4Minuteというこの夏の来日を総まとめ。さらに「音楽とその周辺のコトバを解説するページ」Random Notesでは「トロット」を取り上げていて勉強になります。また、輸入盤紹介ではパク・セビョルの第1集、BoAの第6集も。

MUSIC MAGAZINE 2010年10月号
ミュージック・マガジン/700円(本体667円)/2010年9月20発売
http://musicmagazine.jp/
【掲載記事】
Brown Eyed Girlsインタビュー by まつもとたくお
暑い日本の夏を熱くした、韓国ガールズ by 高橋修
Random Notes「トロット」 by 阿部泰之
輸入盤紹介 パク・セビョル『Vol.1』、BoA『Hurricane Vinus』



2010年4月15日

キネマ旬報 2010年4月下旬号

 やっと劇場公開に漕ぎつけた『クロッシング』(キム・テギュン監督)の作品評が5pあります。韓国の北朝鮮に対する政策などにも触れ、作品の背景について理解を深めることができるでしょう。そのほか、評論家発映画批評で2人が『息もできない』(ヤン・イクチュン監督)を取り上げてます(各1p)。

キネマ旬報 2010年4月下旬号(No.1555)
キネマ旬報社/890円(税込)/2010年4月5日発売
http://www.kinejun.com/kinema/
【掲載記事】
作品評『クロッシング』by大場正明
評論家発映画批評『息もできない』by石原陽一郎/by内海陽子



2010年4月14日

日経エンタテインメント! 2010年5月号

「日経エンタテインメント!」最新号には「ネオ韓国エンタ最新事情」なる特集が掲載されてます。全14pというなかなかのボリューム。
 ドラマ編では、ゴールデンに放送される「IRIS」ほか、ジェジュン(東方神起)が出演する「素直になれなくて」、キム・ジュンとキム・ジェウクが出演する日韓合作ケータイ・ドラマ「キミの記憶をボクにください~ピグマリオンの恋~」などを紹介してます。キム・テヒのインタビューが1p。
 音楽編では、超新星、SS501、SHINee、KARA、T-ara、CNBLUE、FTIslandら、相次いで上陸するK-POP勢をピックアップしてます。4Minuteにグラビア1pを割いてるのに、記事は驚くほど短いですけど......。そのほかにユン・サンヒョン、John-Hoon、ジュノも。Mnet、KBS World、KNTVという韓国チャンネルの紹介記事もあります。
 この雑誌を買ったのって初めてですが、メイン特集の「タレントパワーランキング」とか、ものすごく"分析"するんですね。そんな視点で韓国エンタメを切り取るのもなかなかおもしろいです。
 そういえば映画については完全スルーですね。今なら『息もできない』があってもよさそうですが、まぁ、ブームは過ぎ去ったということでしょうか。

日経エンタテインメント! 2010年5月号
日経BP社/580円(本体552円)/2010年4月3日発売
http://ent.nikkeibp.co.jp/ent/
【掲載記事】
10代20代女性がハマってブーム突入!「ネオ韓国エンタ最新事情」



2010年3月28日

WPK 2010 SPRING

 KARAインタビューを目当てに買ったんですが、4p(インタビュー自体は1p)のみ。MUSIC ON TV!の番組「韓流WIDE」のガールズグループ特集を誌上リプレイした記事「K-POP GIRLS 2010」が2pあるほかは見事に男子ばかりです。あ、A.N.JELL(from「美男ですね」)にパク・シネがいますね。表紙・巻頭はFTIslandで、SHINee、超新星、ユン・サンヒョン、リュ・シウォン、シン・ヘソン、パク・ヨンハ、SS501、MBLAQ、CNBLUE、PARAN、U-KISS......と、これまた見事に関心のないラインナップです(すみません)。しかし撮り下ろし写真はどれもきれいですね。ファンにはうれしいところでしょう。「ライブ会場から即行★直行K-FOOD 12選」というホール近辺の韓国料理屋を紹介する記事は、なるほど、うまい企画です。役に立つかも。そのほかRain(ピ)のAISA TOUR in OSAKAレポートなど。

WPK(WHAT's IN? PICTORIAL K) 2010 SPRING
ソニー・マガジンズ/1,500円(本体1,429円)/2010年3月25日発売



2010年3月20日

映画秘宝 2010年5月号

 残念ながら今月の「映画秘宝」には韓国映画関連の記事はほとんどありません。ようやく公開に漕ぎつけた『クロッシング』が新作映画情報欄で取り上げられてるほかは「実録猟奇殺人映画Best 20」の2作品のみでした。1986~1991年に起こった華城連続殺人事件をモチーフにした『殺人の追憶』、2004年のユ・ヨンチョルによる21名(自供では30名)連続殺人事件を脚色した『チェイサー』が挙げられてます。

映画秘宝 2010年5月号
洋泉社/1,050円(本体1,000円)/2009年3月20日発売
【掲載記事】
実録猟奇殺人映画Best 20 『殺人の追憶』『チェイサー』
新作映画情報 『クロッシング』



2010年3月15日

UTB 2010年4月号

 老舗のアイドル雑誌「UTB(アップトゥボーイ)」最新号にK-POP特集があるというので買ってみました。が、2pだけなんですね。ニッチャメンことX-GUNの西尾季隆がガールズグループを紹介するというものでした。Brown Eyed Girls、KARA、4minute、Wonder Girls、T-ara、少女時代、2NE1、After School、f(x)の9組。ビギナー向けのラインナップとしては申し分ないでしょう。「MUSIC MAGAZINE」で劇団ひとりも同じことを語ってましたが、「日本語で歌わないでほしい」という点は同感です。しかし、2NE1がBIGBANGプロデュースというのは誤りですね。同じYG ENTERTAINMENT所属のBIGBANGとはデビュー曲「Lollipop」でコラボレーションしてますが、プロデュースはテディ(1TYM)です。

UTB(アップトゥボーイ) 2010年4月号
ワニブックス/1,200円(本体1,143円)/2010年2月23日発売
【掲載記事】
2010年 激フォロー中!K-POPガールズグループなう



2010年2月25日

映画秘宝 2010年4月号

 今月号もおもしろいです、「映画秘宝」。
「完全保存版!韓国暴力映画の歴史」と題する特集が全9p。そのうち、ヤン・イクチュン監督(『息もできない』)のインタビューが2p(写真がまたイカす!)、「暴力描写から韓国映画を読み解くための44本」が5pもあります。この44本、1926年の『アリラン』にはじまってキム・ギヨン監督作はもちろん、『帰って来たウェダリ』や『韓国版 大阪代理戦争』なんていう超マニアックな作品まで強烈なラインナップ。「『東京DOGS』はこれ観て猛省しろ!」という『美しき野獣』や「『カムイ外伝』のガッカリ分が取り戻せる」という『ス』など、「映画秘宝」ならではの切り口です。
 間もなく公開の『ニンジャ・アサシン』、そしてイチオシの『渇き』は2ヶ所に記事が。各地の映画祭で上映される作品にも触れてます。

映画秘宝 2010年4月号
洋泉社/1,050円(本体1,000円)/2009年2月20日発売
【掲載記事】
映倫も驚いた『ニンジャ・アサシン』の凄絶残酷描写!
『渇き』は意外なまでにストイックなホラーなのだ
完全保存版!韓国暴力映画の歴史
映画祭で観るべき映画はこれだ!
 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 『ネイバーゾンビ』『ノルウェイの森』
 大阪アジアン映画祭 『チャウ』
新作映画情報『渇き』



2010年2月24日

MUSIC MAGAZINE 2010年3月号

 出ました、韓国音楽特集の「MUSIC MAGAZINE」! なんと表紙はKARAです! もちろん先日の初来日イベントのリポート&インタビューもあります。
 老舗の音楽専門誌らしく、いわゆる韓流雑誌なんかの紹介の仕方とはまるで違いますね。「(少女時代の)ジェシカもテヨンも最近、力を抜いて柔らかく歌うようにしてるな~と思っていた」とか、さすがです。ぼくはまだメンバーの顔と名前が一致してません......。Brown Eyed Girlsの「アブラカダブラ」を作曲したHitch Hikerなる人物が元Roller Coasterのヂヌというのも知りませんでした。とても勉強になります。5人の執筆陣によるCDレビュー30枚のなかにイ・ミンギ『NO KIDDING』があったりしてニクいですね。けっしてうまいとはいえないものの独自の世界観があってクセになるんですよ。古家さんによるインディーズの必聴盤10でStony Skunkが取り上げられてるのには驚きました。ひさしぶりに見る名前。最近どうしてるんでしょう。ホミンが取り上げられるのは当然ですが(笑)。
 ソ・テジにはじまるK-POPの歴史は初心者ならずともおさらいしておきたいところ。韓国音楽ファンは必読でしょう!

MUSIC MAGAZINE 2010年3月号
ミュージック・マガジン/700円(本体667円)/2010年2月20発売
http://musicmagazine.jp/
【特集】燃え広がるKポップ!
女子グループ全盛で日本でも人気爆発の予感 by 高橋修
劇団ひとり、カラへの愛を激白! by 高橋修
カラ――初来日した韓国のアイドル・グループ by 高橋修
ソ・テジから東方神起、少女時代までのKポップの歴史 by 古家正亨
ぞくぞく登場する男性グループも熱い! by 阿佐美澄子
Kポップの最新型が分かるCD 30選
多様化する韓国のインディー・シーン by 古家正亨
インディーズの必聴盤10 by 古家正亨



2010年2月17日

TRASH-UP!! Vol.5

 パク・チャヌク監督最新作『渇き』の関連記事を楽しみにしてた「TRASH-UP!!」Vol.5ですが、その前にキム・チャンワン・バンドのリリース記事が1pも! ミニ・アルバム『THE HAPPIEST』に続いて新バンド名義では初のフル・アルバムとなる『BUS』を紹介してます。「これがドラマの主題歌!?」と最後に触れてる「クデウッソヨ」とは「あなた、笑って」のことですね。すでにKNTVで放送中です。
 で、『渇き』は、作品解説、監督インタビュー、原作と映画の関係に触れたコラム、そして韓国の映画誌「CINE 21」記者による「韓国における『渇き』の反応」の全5pです。
 エミール・ゾラの原作小説『テレーズ・ラカン』と映画『渇き』の関係については自分でも書こうと思ってました......。原作のある場面からイメージをふくらませたんだろう(それにしてもすごいイマジネーション!)と思ってたんですが、監督インタビューによると、企画そのもののほうが数年も先行して頭にあったとか。意外でした。そして、設定的には(もちろんヴァンパイアなんて出てこないし)「原案」のようなものでありながら、受け止める印象としてはものすごく原作に忠実なんですよね。イヤ~な雰囲気とか。あらためて、パク・チャヌク監督、すごいっす。
 それから、東京事務局に取材した「今年もゆうばりファンタがやってくる!!」が2pありました。TRASH-UP!!注目の作品として韓国の『ノルウェイノモリ』がピックアップされてます(ただしチラシ画像が間違ってます!)。
 あと、パク・チャノク監督の最新作『坡州(パジュ)』のレビューが1p載ってました。

TRASH-UP!! Vol.5
トラッシュ・アップ/1,575円(税込)/2010年2月12日発売
【掲載記事】
韓国サイケの御大キム・チャンワンの新バンドがファーストアルバム『BUS』をリリース!!
『渇き』作品解説/パク・チャヌク監督インタビュー/原作と映画の関係 by岡本敦史
韓国における『渇き』の反応 byキム・ヨンウン(CINE 21)
KOREAN MOVIE NEWS『坡州(パジュ)』 byキム・ヨンウン(CINE 21)
今年もゆうばりファンタがやってくる!!



2010年2月13日

燃え広がるKポップ!

 次号の「MUSIC MAGAZINE」誌、なんと韓国音楽特集だそうです! 表紙からしてKARAというのが驚き。なんでも編集長自身が韓国のガールズ・ポップにハマってるんだとか。ソテジ・ワ・アイドゥルから少女時代に至るまでのK-POPの歴史なども掲載されるようです。「多様化する韓国のインディ・シーン」「インディーズの必聴盤10」といった記事もあるらしいので、いわゆるK-POPに限らない特集なのではないでしょうか。楽しみです。必読!

MUSIC MAGAZINE 2010年03月号
【特集】燃え広がるKポップ!
ミュージック・マガジン/700円(本体667円)/2010年2月20発売予定
http://musicmagazine.jp/



2010年1月25日

映画秘宝 2010年3月号

 先月号はゼロ年代のベストテンでしたが、今号は2009年のベストテン。総勢90名による映画ランキングです。3位に『母なる証明』、7位に『チェイサー』が入ってました。そのほか、14位に『グッド・バッド・ウィアード』、19位に『玄海灘は知っている』(対象が「2009年に観た映画」なので東京国際映画祭で上映された本作も対象になるのです。それにしても大健闘!)、26位に日本映画ですがペ・ドゥナ主演の『空気人形』が入ってます。「2009年HIHOベスト・ガイ」にはキム・ユンソク(でしょうね。キム・ユンスクとなってますが......)とハ・ジョンウの名前が挙がってました。『チェイサー』のインパクトがいかに大きかったかということでしょう。「2009年HIHOベスト・ガール」はダントツでペ・ドゥナ! そのほかキム・ヘジャ(『母なる証明』)やソ・ヨンヒ(『チェイサー』)、チョン・ジヒョン(『ラスト・ブラッド』)、キム・オクピン(『渇き』)。「2009年HIHOベスト・シーン」では『空気人形』『母なる証明』などが取り上げられてます。
 2010年公開映画ラインナップでは『息もできない』と『渇き』を配給会社の宣伝マンが紹介。劇場未公開映画&TVムービーのジャンル別ベストテンという記事もありますが、アジアン・アクションで2位が『ガチデン 堤防伝説』、3位が『俺たちの街』、4位が『喧嘩―ヴィーナスVS僕―』とのこと。その下の5位は「快刀ホン・ギルドン」なんですが、TVムービーって何でしょう? ドラマ? ちょっと違和感をおぼえます。おもしろかったですけど。6位は『GP506』、7位は『最高のパートナー』でした。
 そして、江戸木純によるパク・チャヌク監督へのインタビューが2p。これは必読でしょう。
 あと、新作DVDの紹介コーナーで『グッド・バッド・ウィアード』とダニエル・ヘニー出演の『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』が1/2pずつ、DVDスルーとなったホラー映画『R-POINT』が1/4pで掲載されてます。
 ところで、2009年の映画関係物故者リストを載せた「映画訃報」にはヨ・ウンゲ(5月22日)もユ・ヒョンモク監督(6月28日)も載ってませんでした。ユ・ヒョンモク監督を落としてしまうなんて!

映画秘宝 2010年3月号
洋泉社/1,050円(本体1,000円)/2009年1月21日発売
【掲載記事】
映画秘宝が選ぶ2009年映画ベスト30!
パク・チャヌク(『渇き』監督)インタビュー



2010年1月16日

映画秘宝 2010年2月号

 今号の特集は「ゼロ年代ベストテン」。その1位に、なんと『殺人の追憶』が輝いてます。50名以上の"ゼロ年代の旗手"によるポイント制で、72.5ポイント(2位は『宇宙戦争』の69.5ポイント)を獲得。ちなみに見出しは「衝撃!!暴力映画大国・韓国が秘宝ベストテンを乗っ取った!」でした。そのほか「ゼロ年代Best Actor!」にヒース・レジャーと並んでソン・ガンホ、「ゼロ年代Best Actress!」にペ・ドゥナ、「ゼロ年代Best Director!」にポン・ジュノ監督。韓国勢が圧倒的な力を見せつけましたね。11位に『グエムル』、13位には『オールド・ボーイ』が入ってます。
 ちなみに、中川翔子が選ぶベストテンでは『オールド・ボーイ』がランクイン(4位以下は順不同)。以前は韓国映画を毛嫌いしてたそうですが、「香港映画でもありえないようなエグさ、残酷さ、痛みに驚いた」とのこと。さらに『GANTZ』(奥浩哉の漫画。日本で実写化予定)も「原作の残酷さを活かすなら韓国のほうがいいのに」と語ってます。

映画秘宝 2010年2月号
洋泉社/1,050円(本体1,000円)/2009年12月21日発売

  

2009年12月19日

映画秘宝 2010年1月号

 今号には韓国関連の大きな特集はありませんが、「韓国映画最大の怪物監督!キム・ギヨン的不道徳映画講座」と題する記事が1pありました。「ギヨンが見出す『道徳の完全な退廃状態』」という評のほか、『下女』『高麗葬』『死んでもいい経験』のレビューを掲載してます。
 それから2010年上半期の「この映画は押さえておけ!30+α」でパク・チャヌク監督作『渇き』が取り上げられてます。ちなみに見出しは「パク・チャヌク+ソン・ガンホのフルチン吸血鬼!? エッチあります!!」。

映画秘宝 2010年1月号
洋泉社/1,050円(本体1,000円)/2009年11月21日発売
【掲載記事】
キム・ギヨン的不道徳映画講座



2009年11月12日

TRASH-UP!! vol.4

 季刊の超カルトなカルチャーマガジン「TRASH-UP!!」、前号ではキム・ギヨン監督の特集なんていうマニアックな企画がありましたが、vol.4も韓国ネタがたっぷりです。
 まずは1p弱のDVD『下女』レビュー。キム・ギヨン監督の名作がついにDVD発売! ぼくはまだ購入していませんが、韓国映像資料院が修復したHDリマスター版、かなり期待できそうです。
 それから連載になるのか、韓国の映画誌「CINE 21」のキム・ヨンウンによる最新韓国ホラー映画レビューも1pあります。取り上げるのはナム・サンミ主演の『不信地獄』です。
 7pもある「イ・ジュニク監督の音楽映画三部作~挫折から再生への旅路~」は『ラジオスター』『楽しき人生』『あなたは遠いところに』の3作品をじっくり語る読みごたえたっぷりの評論でした。
 さらにマニアックなのが「音楽青春映画の傑作『GO GO 70s』 70年代を駆け抜けた伝説のバンド《デビルス》の軌跡」です。映画『GO GO 70s』だけでなく、そのモデルとなったバンドの軌跡にも触れています。これまた6pとボリュームたっぷりです。
 そして「『グッド・バッド・ウィアード』と満州ウェスタンの世界」。前半、どこかで読んだような......と思ったら、筆者のブログSimply Deadに掲載された文章とほぼ同じだったのでした。うーん。しかし、6pで、満州映画のレアなポスターもふんだんに掲載。必読・必見です。

TRASH-UP!! vol.4
トラッシュ・アップ /1,575円/2009年10月19日発売
【掲載記事】
祝DVD化!『下女』
最新韓国ホラー『不信地獄』byキム・ヨンウン(CINE 21)
イ・ジュニク監督の音楽映画三部作~挫折から再生への旅路~
音楽青春映画の傑作『GO GO 70s』 70年代を駆け抜けた伝説のバンド《デビルス》の軌跡
『グッド・バッド・ウィアード』と満州ウェスタンの世界



2009年11月10日

映画秘宝 2009年12月号

 今月の「映画秘宝」には「『母なる証明』とモーレツ・オカン映画21」なる見開き記事がありました。
 江戸木純による「『息子は無罪だ!』法を超えた親子愛が爆走する究極の"モンスター"映画」と題する評論が1p。ポン・ジュノ監督を「恐怖と怪物を描き続けるジャンル映画の監督、我々の作家なのである」と評しているところに納得です。もう1pではタフなお母さんの登場する映画21作品を紹介しています。

映画秘宝 2009年12月号
洋泉社/1,050円(本体1,000円)/2009年10月21日発売
【掲載記事】
『母なる証明』とモーレツ・オカン映画21



2009年10月15日

ペ・ドゥナ―『空気人形を生きて』

 発売日、TSUTAYA鷺宮店に行ったら「近々にも入荷の予定はない」と言われ(本誌のバックナンバーもあるのに本当か!?)、当然ながら近所の小さな書店では取り寄せになると言われてしまいました。昨日はSHIBUYA TSUTAYAに行ってもなく、HMV渋谷店に行ってもなく、「もしやまだ出てない!?」と思ったのですが、BOOK 1st.渋谷店でようやく見つけました。
 さすがに読みごたえたっぷり! しかし「ユリイカ」という雑誌の特性上(?)難解な言葉もまたたっぷりです。聞いたこともない哲学者の言葉を引っ張りだしてきたり、なんだかペ・ドゥナをネタに言葉を弄んでるようにしか思えない論考もあります。誰に向けて書いてるんでしょう、こういうのって......。そんななか、画家・古谷利裕の「スウェットの女」はおもしろく読めました。ポン・ジュノ作品についての論考ですけど。
 ペ・ドゥナ自身による撮影現場での写真は貴重です。是枝裕和×山下敦弘の対談は、現場でのペ・ドゥナの様子がわかって興味深いですね。ちょっと物足りないような気もしますが。巻末のフィルモグラフィには知らなかった『TEA DATE』という短編映画についても触れられてました。ファンは必読でしょう!

「ユリイカ」2009年10月臨時増刊号
総特集ペ・ドゥナ――『空気人形』を生きて
1,300円(本体1,238円) 2009年10月13日発売
ISBN978-4-7917-0200-8

【インタビュー】
息をもらう、風になる 空気人形という生命の幸せ/ペ・ドゥナ[聞き手=宇野常寛]
【対談】
ペ・ドゥナ、おそるべき女優魂/是枝裕和×山下敦弘
【図版構成】
空気人形のいる世界
空気人形の見た世界/写真・文=ペ・ドゥナ
【論考】
��ミューズの光跡~
 勝手に逃げろ ペ・ドゥナと女優業の不思議な関係/野崎歓
 永遠のミスキャスト/佐々木敦
 たゆたうこと、泳ぐこと ペ・ドゥナという女優の特性について/木村満里子
��空気人形というエピファニー~
 「商品」 のアレゴリー 『空気人形』論/北小路隆志
 コスチューム・プレイヤーが世界を歌う ペ・ドゥナという身体とその機能/宇野常寛
 偶像(アイドル)の縫合線/石川義正
��韓流におけるペ・ドゥナ~
 ペ・ドゥナ、はずれの人生 韓流ドラマ正統からの逸脱/田中秀臣
 明けてゆくインチョンの空にグッド・バイ。/木村立哉
 チラシの中のペ・ドゥナ/池本幸司
��世界へとズレていく少女~
 スウェットの女 ポン・ジュノにおけるペ・ドゥナの存在/古谷利裕
 神と見紛うばかりの/横田創
 はき溜めのナウシカ/越川道夫
 この世界の中/外側で 『リンダ リンダ リンダ』へのまなざし/松井周
【資料】
ペ・ドゥナ フィルモグラフィー 映画篇/池本幸司・前田智也
ペ・ドゥナ フィルモグラフィー ドラマ篇/木村立哉



2009年10月5日

「ユリイカ」でペ・ドゥナ特集

なんと、「ユリイカ」の臨時増刊号でペ・ドゥナの特集!
これは買い、です。読みごたえがありそう。
日本で彼女を撮った2人の監督の対談というのもおもしろそうです。

「ユリイカ」2009年10月臨時増刊号
総特集ペ・ドゥナ――『空気人形』を生きて
1,300円(本体1,238円) 2009年10月13日発売
ISBN978-4-7917-0200-8
→青土社の近刊案内ページ

予定ラインナップ
【インタビュー】映画・ドラマ・写真 ペ・ドゥナ 聞き手=宇野常寛
【対談】ふたりのペ・ドゥナ 是枝裕和×山下敦弘
【図版構成】『空気人形』 の見た世界/『空気人形』 のいる世界/ペ・ドゥナ・カレイドスコープ
【論考】野崎歓、柳下毅一郎、田中秀臣、佐々木敦、北小路隆志、木村立哉、古谷利裕、横田創、宇野常寛、池本幸司、石川義正、越川道夫、木村満里子、七里圭、松井周ほか
【資料】ペ・ドゥナ フィルモグラフィー 監修=宇野常寛