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2018年8月31日

王になった男

光海8年(1616年)。暗殺に怯える王(イ・ビョンホン)は、自分の影武者となる人物を探すよう都承旨のホ・ギュン(リュ・スンリョン)に命じる。白羽の矢が立てられたのは堕落した王の風刺劇を演じていた道化師のハソン(イ・ビョンホン)。王と瓜二つのハソンは、三日に一度、代役を務めることになった。ところがその矢先、王が倒れる。敵対勢力に知られることを恐れたホ・ギュンは、王が回復するまでのあいだ、ハソンを王に仕立てることに。ハソンは王としての振る舞いを学びながら宮廷生活に慣れていくが、やがて権力争いばかりの政治に疑問を抱く。そして自らの言葉で発言をはじめ……。

 王と庶民が入れ替わるという同様プロットの映画が同時期に公開されました(韓国で約1ヶ月違い)。チュ・ジフン主演の『私は王である!』です。あちらはコメディ色の強いものでしたが、こちらはよりシリアス。しかし、絶妙の間で、じわりと笑える場面が随所に散りばめられています。それも演技巧者がそろっているからこそでしょう。まわりにバレないよう慌てふためくホ・ギュン(リュ・スンリョン)とか、「笑ってくれ」と言われた中殿(ハン・ヒョジュ)のぎこちない笑顔とか、実にうまいものです。もちろんイ・ビョンホンも。死に怯える孤独な王の光海君、人間味あふれる道化師のハソン、相反する2つのキャラクターを見事に演じ分けています。しかし、そんなハソンも次第に本物の王のような風格を備えていくわけで、
 シム・ウンギョン扮する女官のサウォルも重要な役どころで、ひとつのクライマックスを演出していますが、キム・グァンイン扮する護衛武士のト部将が最後においしいところをもっていった感も。いちばんの泣きどころなのでした。民の苦しみを知るハソンのまっすぐな想いが人を変えたという、グッとくるポイントです。

2018年8月19日

王様の事件手帖

1468年。あらゆる事件を自分で解決しないと気が済まない風変わりな王(イ・ソンギュン)は、補佐役として、目にしたものはすべて記憶するという新人史官のイソ(アン・ジェホン)を任命する。そんななか、漢陽で人間の頭が燃えだす奇怪な事件が発生。王はイソを従え、真相を暴くため秘密裏に捜査を開始する……。

 破天荒な王と頼りない史官のバディムーヴィーで、難しいことは考えずに楽しめる時代劇コメディ。
 王は実在した睿宗ですが、特に史実に沿ってという感じではありません。地名もちょっと変えていたり、時代考証も甘め、あくまでもフィクションということなのでしょう。まぁ娯楽作品なのでそこはいいとしても、キャラクター設定やストーリー展開がやや粗い気はします。驚異的な記憶力をもつというイソ(アン・ジェホン)ですが、実際に発揮される場面はあまりありません。ソナ(キョン・スジン)も思ったほどに活躍しません。そのわりにラストシーンで王と並んで笑顔を浮かべてます。才能を見出されて王を補佐する役職に就いたとかなのでしょうが、彼女の出番はほかにもカットされてそうな気配。そうした個々のキャラクターを次作では掘り下げてほしいところですね。
 と、勝手に続編を期待しますが、実際のところ「朝鮮名探偵」のようにシリーズ化はアリなんじゃないでしょうか。イ・ソンギュン扮する王は、堅苦しい言葉を嫌い、好奇心が旺盛で頭が冴え、もうひとつ秀でたもの――ネタバレになるので書きません――があって、魅力的なキャラクター。時代劇は初でしたが、いい声ですし、王役が似合ってます。イソにももっと活躍してほしいですし、いまや「韓流ぴあ」の表紙まで飾っているチョン・ヘインは出番が少なすぎて、なんだかもったいないというか。ソナもいろいろと発明品でサポートできることでしょう。それぞれの見せ場はいくらでもつくれそうです。韓国では大ヒットとはいかなかったようですが、誰もが楽しめる娯楽作として続けてほしいものです。

2018年7月18日

朝鮮名探偵 失われた島の秘密

正祖19年(1795年)、島流しの身となったキム・ミン(キム・ミョンミン)のもとにソピル(オ・ダルス)がやって来た。贋銀が流通して世の中が混乱しているという。その一方、タヘ(イ・チェウン)が行方不明の幼い妹を捜してほしいと海を渡ってくる。島を抜け出したミンは、謎の美女、ひさこ(イ・ヨニ)と出会い、倭館を調べはじめ、チョ楽士(チョ・グァヌ)に彼女を監視させるが……。

 前作『朝鮮名探偵 トリカブトの秘密』同様、2つの事件がからみあい、大団円を迎える痛快な活劇。キム・ミョンミン&オ・ダルスの主演コンビは続投で、今回のヒロインはイ・ヨニ。ひさこという謎めいた日本人の妓生ですが、その正体は……。これも前作同様なので想像はつくわけですが、意外なところに敵が潜んでいて(配役がまた意外で)、ハラハラする展開でした。Zippoみたいなライター、手榴弾、蛍光塗料など、今作も「ウソだろ~」な発明品が続々と登場。バカバカしい笑いも健在です。
 韓流シネマ・フェスティバル2015で上映されたときのタイトルは『朝鮮名探偵2 失われた島の秘密』だったようですが、そもそも1が日本では劇場公開されてないわけで、パッケージ化されたときは2がなくなったようです。そもそも原題にもシリーズを通して数字はついていません。シリーズ第3弾の『朝鮮名探偵 鬼〈トッケビ〉の秘密』は日本で2018年7月28日に劇場公開されます。

2018年7月17日

朝鮮名探偵 トリカブトの秘密

正祖16年(1782年)、腐敗官僚の横領を察した王は、朝鮮一の名探偵(キム・ミョンミン)に事件の背後を洗うよう密命を下した。彼は事件の手がかりとなるヒメトリカブトを探すため、妙な縁で知りあった犬商人のソピル(オ・ダルス)とともに積城へ赴く。そこで大商団を率いるハン客主(ハン・ジミン)と出会う。彼女が黒幕ではないかと疑いの目を向けるが……。

 キム・ミョンミン扮する探偵キム・ミン(今作では名前が明らかになりませんが、続編で出てきます)は、推理は冴えているのにどこか抜けていて、はっきりいって卑怯(笑)。相棒がオ・ダルスですから当然のごとくコメディで、あちらこちらにギャグを散りばめています。ちょっと度が過ぎる感もありますが、そのバカバカしさを楽しむべきなのでしょう。
 ハン・ジミンが妖艶な大商人という役どころで、ちょっと意外。清純なイメージが強いので、胸を強調した衣裳というのも新鮮です。が、ただそれだけのキャラクターじゃないのでした。ウ・ヒョンもまたクセモノでしたね。最近こんな役柄が多いような。
 ストーリーがやや込み入っているものの、なかなか練られています。キムの仕事は、表向きは烈女監察(貞節を守った未亡人を称える「烈女」制度で、対象者が妥当かどうかを審査する)のためで、その対象女性がイム判書(イ・ジェヨン)の甥の嫁であるキム・アヨン。病死した夫の家を守るため、ヒメトリカブトの栽培を成功させ、その後に自害したことなっているのですが、貢納品の横領を調べる過程で、この2つに接点を見つけます。なるほど、なオチ。原作はドラマ「ファン・ジニ」や映画『朝鮮魔術師』などのキム・タクファンによる小説『烈女門の秘密』だそうです。

2018年5月16日

風と共に去りぬ!?

朝鮮時代後期、右議政の庶子であるドンム(チャ・テヒョン)は気楽な日々を過ごしていたが、ある日突然、身に覚えのない反逆罪で捕らえられてしまった。採氷を取り締まる生真面目なトンス(オ・ジホ)も左議政の反感を買って牢にやって来る。その後、ドンムは放免されるが、代わりに父が流刑に処された。すべては氷の独占を企む左議政(ナム・ギョンウプ)の策略なのだった。ドンムはチョ一族への復讐を誓い、氷の強奪を計画。トンスをはじめ、あらゆる分野の玄人を集めて作戦を開始する。

 安心して楽しめるチャ・テヒョン作品ですが、この作品の場合はチャ・テヒョンのキャラというよりも、個性的な仲間たちのアンサンブルが楽しいところ。耳が遠い爆弾エキスパートのテヒョン(シン・ジョングン)、変装の達人で毎度必ず「誰だよっ!」と言われるジェジュン(ソン・ジョンホ)らがひっきりなしに笑わせてくれます。ソクチャン役のコ・チャンソクとチョングン役のチョン・ボグンは『ハロー!?ゴースト』でもチャ・テヒョンと共演してますね。そこにオ・ジホとは意外な気もしますが、その好対照なところがおもしろい結果を生みました。
 細かいところにツッコミを入れるのは野暮というもので、何も考えずに楽しみたい、痛快な娯楽作。イ・サンをはじめ、ペク・トンスやチョン・ヤギョンなど、それぞれが主人公のドラマも制作されている実在の人物が多数登場するのもおもしろいところです。ちなみに、最後の最後にソン・ジュンギが特別出演。チャ・テヒョンやコ・チャンソクのいるBlossom Entertainmentに移籍したからですね。

2018年4月29日

オクニョ 運命の女

オクニョ 運命の女

原題 옥중화(獄中花)
2016年4月30日~11月6日放送/全51話/MBC
http://www.imbc.com/broad/tv/drama/fip/
衛星劇場にて2016年9月より日本初放送(「獄中花」)
NHK-BSプレミアムにて2017年4月2日より放送
https://okunyo.ponycanyon.co.jp

脚本 チェ・ワンギュ(「オールイン 運命の愛」「朱蒙」「IRIS」)
演出 イ・ビョンフン(「イ・サン」「トンイ」「馬医」)、チェ・ジョンギュ

チン・セヨン……オクニョ
コ・ス……ユン・テウォン
チョン・ジュノ……ユン・ウォニョン 
パク・チュミ……チョン・ナンジョン ウォニョンの側室

チョン・ウンピョ……チ・チョンドゥク 典獄署 胥吏、オクニョの育ての親
チェ・ミンチョル……チョン・デシク 典獄署 主簿
パク・キルス……ユン・ジョンヘ 典獄署 参奉
イム・ジョンハ……イ・ヒョソン 典獄署 奉事
アン・ヨジン……ユグム 典獄署の茶母
ク・ヘリョン……トップン 典獄署の茶母
チョ・ユノ……ジェドク 典獄署の役人
チャン・テミン……典獄署の看守

ソ・ジュンソプ(=ショリJ/Mighty Mouth)……チョンドゥン スリ
チュ・ジンモ……イ・ジハム オクニョの師
イ・セチャン……チョン・ウチ 風水師
イ・ジョンヨン……コ・デギル ウチの弟分、偽名イム・チャングク ※15話~
イ・スク……驪州宅 酒幕の女将 ※10話~
ソ・ハ……マノク 驪州宅の姪 ※12話~
ムン・チョルフン……マンス 驪州宅の姪 ※12話~
イ・チャン……チャン・ソンプン 海州監営の吏房 ※22話~

キム・スヨン……ユン・シネ ウォニョンとナンジョンの娘
メン・サンフン……チョン・マッケ ナンジョンの兄
キム・ユンギョン……ミン・ドンジュ マッケの妻、ナンジョンの秘書
イ・ドウン(=イ・イプセ)……チョングム ユン家の下女長
ホ・ジウン……スングム ユン家の下女
キム・ミンギョン……キム尚宮 文定大妃付きの女官
クァク・ミノ……キ・チュンス 内禁衛の従事官、文定大妃の腹心 ※3話
ヨ・ホミン……トンチャン ドンジュの手下 ※12話~
ソ・イヌ……トンチャンの手下 ※24話~

ソ・ハジュン……明宗 第13代王、文定王后の息子 ※15話~
キム・ミスク……文定大妃 先々王・中宗の正室、ウォニョンの姉
リュ・スングク……ハン・ジェソ 内禁衛 従事官 ※15話~
コン・ジェウォン……侍従長
イ・スンア……ハン尚宮 王付きの女官
ソン・ソングン……キム・テジョン 刑曹参議 ※13話~
キム・ジノ……チョン・サンホ 礼曹 ナンジョンの手先の臣下 ※12話~
イ・ユンサン……ナンジョンの手先の臣下 ※12話~
ハン・インス……イ・ジョンミョン →兵曹判書 ※21話~
チョン・ソンウン……德興君 明宗の異母兄 ※24話~

チョン・グァンリョル……パク・テス 体探人
イム・ホ……カン・ソノ 体探人、捕盗庁の部将
ソ・ボムシク……チュ・チョルギ 体探人 ※5話~
パク・チョンウ……ユン・テギュ 体探人 ※5・6話
コ・ウンス……チョヒ オクニョの護衛、元体探人 ※37話~

オ・ナラ……ファン・ギョハ 素素楼の主人
チョン・ビョンチョル……ソン・チャフム 素素楼の財政責任者
ユン・ジュヒ……イ・ソジョン 素素楼の妓生
イ・ジソン(=ハ・ウンチェ)……チェソン テウォンを気に入る素素楼の妓生
キム・ジウン……ミョヒャン 素素楼の妓生 ※22話~
ソン・ガヨン(=ソン・スンウ)……タジョン 素素楼の妓生 ※23話~
ソン・ナレ……シンビ 素素楼の妓生 ※23話~

キム・ヒョンボム……トチ テウォンの友人
イ・ヒド……コン・ジェミョン 商団の大行首
ウィ・ヤンホ……チャクトゥ コン大行首の部下
カン・デヒョン……サンドゥ
オ・ウノ……ウンス コン大行首の姪、商団の経理担当

カン・ジュニョン……ファン・ミョンゴル テウォンの部下 ※23話~

チェ・テジュン……ソン・ジホン 捕盗庁の従事官→海州監営の判官 ※6話~
イ・ボンウォン……ヤン・ドング 捕盗庁の武官
イ・ドゥソク……捕盗庁の武官
チョン・ウシク……ソン・ソグ 捕盗庁の武官 ※11話~

チョン・ダビン……少女期のオクニョ
チョン・ユンソク……少年期のテウォン ※4話
ノ・ジョンウィ……少女期のシネ

ペ・グリン……カビ オクニョの母 ※1・30・38・40話
パク・チュヒョン……イ・ミョンホン 元護衛武士 ※1・38~40話
キム・ウンス……典獄署 主簿 ※1話
ラ・ユンチャン……捕盗庁を連れてくる少年 ※1話
ポン・ヘソン……ケトン オクニョを取り上げた元囚人 ※1・3話
チェ・ソンウン……囚人、両班 金を巻き上げる ※1話
キム・ジョンソク……カン・マンボ 囚人、ゴロツキの頭 ※1~3話
オ・スンヒ……メヒャン 妓生 ※1話
パン・グクヒョン……死刑囚、テドク山の盗賊団の頭目 ※1・2話
ユン・ソンウォン……眼帯の男 テドク山の盗賊団 ※2話
チュ・ソンファン……テドク山の盗賊団 ※2話
ホン・ギジュン……テドク山の盗賊団 ※2話
チャン・テミン……死刑執行人 ※2話
キム・ギョンリョン……オ・ダルジュン 平市署 主簿 ※3・18話~
キム・ソンギョン……ホンメ(紅梅) テウォンの母 ※4話
イ・ジンモク……ウォニョンの執事 ※4話
キム・サンイル……ナンジョンの執事 ※4話
ソン・ヨンウン……オ・ジャンヒョン太監 明の使節、オ・ジェソンの息子 ※4話~
キム・ドユン?……腕の立つ補卒志願者 ※4話
アン・スホ……美術商人? ※4話
チェ・ヒョンジュン……賭博場の用心棒 ※6話
チョン・ジン……アタイ 女真族 ※6・7話
ユン・ヨンジュ……ミン・スオク 指輪の持ち主、東宮殿の女官? ※7話~
カン・チョルソン……オクニョを捕らえる漢城府の官吏 ※7話
キム・ユンジュ……ソレ オクニョと同房になった女性 ※8話
クォン・ボムテク……チン・ピロ 明の左侍郎 ※8話
ハン・ダウン……ソナ 体探人の刺客 ※8話
パク・ジョンサン?……義禁府へオクニョを移送する武官 ※9話
ユン・ユソン……キム氏夫人 ウォニョンの正室 ※10~14話
チョン・ウンソン……ミョンソン 安国洞の下女 ※10話
チョン・ドンギュ……イ・ミョンウ 典獄署に収監されている紙問屋 ※11話
コ・ジンミョン……キム氏夫人を診る医師 ※11話
ソン・チャノ(=ソン・ヒョンジュン)……オクニョの知り合いの医師 ※12話
チェ・ギョシク……貼紙をジハムに読んでもらう町人 ※12話
???……テウォンを拷問する男 ※13話
キム・イクテ……ソン・ファノク ソン・ジホンの養父、巨商 ※14話~
キム・ユンテ……不満を訴える囚人 ※15話
ペク・スンチョル……銀貨の偽造が得意なスチャンおじさん ※15話
キム・チャニ……酔ってソジョンにからむ内禁衛の武官 ※15・17話
パク・ソンギュン……ナンジョンに媚びる両班 ※15話
パク・コンラク……コ・デギルの部下 ※16話
シン・グク……イ・ヨンシン(李榮信) 塩の入札を取り仕切る平市署の提調 ※18話
キム・ウネ……素素楼の妓生 ※18話
ムン・ギョンミン……キム・ジュギョン 塩の入札に参加する商人 ※18話
キム・テヨン……捕盗大将 ※20・21話
イ・チャン……刑曹正郎 ※21話
キム・グィソン……御医 ※21話~
チョン・ガンヒ……ヨンマン ウチが御宝を偽造させる男 ※21話
ユ・ハボク……山賊の頭 ※22・23話
ソン・ナッキョン……山賊 ※22話
キム・ギュソプ?……山賊3 町へ買い出しに ※22話
イ・ソニョン……山賊に捕らえられた女性1 ※22話
ソク・ボベ……山賊に捕らえられた女性2 ※22話
チャ・ゴヌ……ユ・ギジュン 黄海道の観察使 ※22話~
イ・ギュソプ……生き残った護送兵 ※22話
パク・トジュン……海州監営の門番 ※22・23話
イム・ヨンスン……海州でオクニョを診る医師 ※23話
チェ・ユンジュン……ウォニョンを非難する町人 ※23話
イ・ジョンシン……ソジョンに手をあげる両班、戸曹副長官の息子 ※23話
キム・オボク……素素楼の両班の客 ※23話
キム・ジョンス……パク・チャンジョン 義禁府の上官 ※23・25話
ムン・ソンボク?……濡れ衣で拷問される両班1 ※23話
ピョン・ウジン……ジホンにジェソの来訪を取り次ぐ官吏 ※23・25話
ユン・インジョ……オクタン オクニョの世話をする女性 ※23・24話
イ・ジョング……昭格署 提調 ※23話
パク・チンス……自称「漢城府のキム・ヨンテ」 デギルの仲間 ※24話
チャン・ウォンジン……自称「漢城府のミン・ホンギ」 デギルの仲間 ※24話
イム・ソンピョ……チョン・チャンス 松島 開城府の長官 ※24話
チェ・ガンチョル……ソン・ファノクの執事 ※24話
ソン・ヨンテ……ソ・ジェウン 昭格署 提調 ※25話
リ・ミン……昭格署の役人 ※25話
チェ・ジウン……ヨンジ 昭格署の茶母→大妃殿のムスリ ※26話~
キム・ジェフム……薬屋=ジェソとの連絡係 ※27・29話
ユン・ボクソン……ユン・テホ 科挙に落ちている両班 ※28話
シン・ジュニョン……ホン・マンジョン サムゲ商団の大行首 ※28話~
チョン・ヘリョン……商団の大行首 ※28話~
ソン・チャノ……トチの母を診る医師 ※29話
キム・ヘゴン……薬商人 ※29話
チェ・ギョシク……薬が高すぎると言う客 ※29・51話
チ・ソングン……高くても薬を買う客 ※29話
イ・チェユン……幼い頃のカビ ※30話
キム・ソウン……幼い頃のグモク(=ハン尚宮) ※30話
ソル・イナ……若い頃のグモク(=ハン尚宮) ※30・40話
ソン・ヒョンミ……ナンジョンと同房になる囚人 ※31話
ペ・ドファン……チャ・デミョン ヘウゲ?市場の大行首 ※32話~
???……借金を返せず典獄署に連れてこられた男 ※33話
ペ・ミンス……ジョンス チルペの喧嘩上手 ※32話~
パク・チョンファン……ケ・ヨンベ チルペの喧嘩上手→チャ大行首の護衛 ※32話~
チェ・ジョンナム……マ・チャンド 元検死官→チャ大行首の護衛 ※34話~
イ・ジェウク……チョングムに香水を売る商人 ※34話
ソン・グァンオプ……チン・スミョン 殺された囚人 ※34・35話
チョン・ヒョンソク……捕盗庁の武官 ※34話
ユン・ジノ……捕盗庁の従事官 ※35・36話
???……小尹派の大臣 ※36話
ソ・グァンジェ……元外知部 ※36話~
チェ・ユンジュン……チャン・マンボン 殺害現場を目撃したという証人 ※36話
キム・ジンソ……チェ検死官 ※36話
ハン・チュニル……チョングムの妊娠を診る医師 ※37・39・44話
キム・ヨンホ……再捜査の検死官 ※37話
コ・ハンミン……イ・ミョンホンの下男 ※38話~
オム・テオク……イ・ミョンホンを診察する医師 ※38話
チ・ソンファン……カン・ヨンチョン オクニョを襲った刺客、元体探人 ※39・40話
チェ・イクジュン……内禁衛の隊長、イ・ミョンホンの上官(回想) ※40話
キム・ボムネ……中宗(回想) ※40話
イ・セラン……チェ尚宮 文定王后に毒を用意する ※40話
キム・ヨンソク……チュ・オンジン 明の使者 ※41・42話
イ・サンホン……牢番 ※41話
キム・グァンイン……ミン・スオクをナンジョンに紹介した男 ※43話
チュ・ギフン……スオクの護衛を命じられたソノの部下 ※43話~
パク・チュンモク……オンノム チョン・マノを殺そうとした少年 ※43・44話
キム・ジョンホ?……ジョンスが聞き込みをするヤンジ村の村人 ※43話
キム・ゴノ……紹介されてチョングムを診た医師 ※44話
ユン・ヨンヒョン……チョン・マノ ナンジョンの従弟 ※44・45話
イ・ソンジュ……オンノムの裁きの証人、チョン・マノの元使用人 ※44話
キム・ヨンス……チェグム オンノムの母 ※44話
キム・ジウォン……オンジョン オンノムの妹 ※44話
シンビ……オンソム オンノムの末妹 ※44話
アン・シヌ……捕盗庁の従事官 ※44話
チェ・ナムク……人参を買えなかった行首1 ※44話
チョン・ジャヨン……人参を買えなかった行首2 ※44話
ハ・スホ……チス チョルギの手下 ※45話~
イ・ジヒョク……チョルギの手下2 ※45話~
ユ・ジヨン……チョングムに札を授ける祈祷師 ※46話~
ペク・ミン……キム・ウチャン 松島の熟参商人 ※47話
イ・ウソク……オ・セチャン 明の豪商 ※47話
パク・ノシク……キルボク 毒を盛られた差し入れを食べて死ぬ看守 ※48話
チャン・ギョクス……ドンジュの部下 ※48話
パク・ヨンス……オクニョの生まれた頃をチョルギに話す元看守 ※48話
キム・ヒョンビン……河城君 ※49・50話
ミン・ジュニョン……義禁府 都事 ※50話
???……内禁衛の隊長 ※50話
ソ・ジヒョン……チョレ チョンドゥンの下女? ※50・51話
キム・ダニュル……幼い頃の王 ※50話
ワン・テオン……過去の臣下 ※50話
ソン・ギョンウィ……過去の臣下 ※50話
チャ・ダヨン……スンシム トンチャンの恋人 ※50話
カン・デヒョン……サンドゥ チョルギの部下 ※50話
パク・テギュ……ウォニョンとナンジョンの流刑先の護衛官 ※51話
キム・フンジュ……ウォニョンとナンジョンの流刑先の護衛官 ※51話

2018年3月15日

六龍が飛ぶ

六龍が飛ぶ

原題 육룡이 나르샤(六龍が飛ぶ)
2015年10月5日~2016年3月22日放送/全50話/SBS
http://tv.sbs.co.kr/6dragons/
KNTVにて2016年2月27日より日本初放送

脚本 キム・ヨンヒョン&パク・サンヨン(「根の深い木―世宗大王の誓い―」)
演出 シン・ギョンス(「根の深い木―世宗大王の誓い―」)

第一之龍 チョン・ホジン……李成桂(イ・ソンゲ)
第二之龍 キム・ミョンミン……鄭道傳(チョン・ドジョン)=三峰
第三之龍 ナム・ダルム→ユ・アイン……李芳遠(イ・バンウォン)→靖安大君
第四之龍 ユン・チャニョン→ピョン・ヨハン……タンセ→李芳地(イ・バンジ)
第五之龍 イ・レ→シン・セギョン……プニ タンセの妹
第六之龍 ペク・スンファン→ユン・ギュンサン……無恤(ムヒュル)

イ・スンヒョ……李芳雨(イ・バンウ)→鎮安大君 李成桂の長男
ソ・ドンウォン……李芳果(イ・バングァ)→永安大君 次男
チョン・ジェミン……李芳毅(イ・バンウィ)→大君 三男
キム・サンウ→カン・シニョ……李芳幹(イ・バンガン)→懐安大君 四男 ※37話~
キム・イェジュン→パク・シジン……李芳蕃(イ・バンボン) 七男 ※19話~
イ・スンウ→チョン・ユンソク……李芳碩(イ・バンソク)→宜安大君 八男 ※19話~
キム・ヒジョン……康氏夫人→神徳王后 ※19話~
パク・ヘス……李之蘭(イ・ジラン) 李成桂の弟分、女真族出身
ミン・ソンウク……趙英珪(チョ・ヨンギュ) 李芳遠の護衛武士

チェ・ジョンウォン……李仁謙(イ・インギョム) ~19話
キム・ハギュン……白允(ペク・ユン) 大司成
パク・ヒョックォン……吉太味(キル・テミ) ~18話
パク・ヒョックォン……吉善味(キル・ソンミ) 吉太味の双子の兄
パク・ソンフン……吉儒(キル・ユ) 吉太味の息子、儒生
チョン・ノミン……洪仁訪(ホン・インバン) ~18話
チョン・グクファン……崔瑩(チェ・ヨン)
キム・ウィソン……鄭夢周(チョン・モンジュ)=圃隠
ユン・ソヒョン……禹學朱(ウ・ハクチュ)
チョン・ムンソン……韓具營(ハン・グヨン)
ナム・ムンチョル……イ・ドス 崇禄大夫
チョ・スンヨン……チョ・サンウォン 栄禄大夫
キム・ミョンジン……光禄大夫
キム・ドンヒョク……パク・チャニョン 儒生→士大夫
ソン・ハジュン……リュ・ムンサン 士大夫 鄭夢周の師弟
パク・ソヌン……士大夫
キム・ドンヘ……士大夫 ※5・11・30話
キム・ジョンス……李穡(イ・セク) ※22話~
チョ・ヒボン……河崙(ハ・リュン) ※22話~
チャ・ヨンハク……李叔蕃(イ・スクポン) ※23話~
イ・ジョンホン……沈孝生(シム・ヒョセン) ※41話~

キム・グテク……ペク・クンス 家別抄、実は間者
チョン・ビョンウク……イ・ウンチャン 鄭道傳の師弟
イ・ジフン……許強(ホ・ガン)→イ・シンジョク
チン・ソンギュ……南誾(ナム・ウン) 巡軍府 副万戸 ※11話~
パク・シウン→チョン・ユミ……ヨニ=チャイルセク
クァク・チヘ→イ・チョヒ……岬芬(カップン)
ソ・イスク……ミョサン 無恤の祖母
イ・ジュニョク……洪大弘(ホン・デホン)師範 無恤の武術の師匠
ソ・ヒョンチョル……張三奉(チャン・サムボン) タンセの武術の師匠
イ・ミョンヘン……趙浚(チョ・ジュン) ※23話~
チェ・デフン……趙末生(チョ・マルセン) ※35話~
クォン・シヒョン……黄喜(ファン・ヒ) ※38話~

イ・サンフン……パルボンの父 プニの情報組織の一員 ※4話~
クォン・ヒョンジュン……サンマン プニの情報組織の一員
ナ・ジェウン……チルボク プニの情報組織の一員
パク・チュンモク……ソンドル プニの情報組織の一員 ※37~40話

???……ソン執事 桃花殿の使用人 ※~19話
ホン・イェジン……桃花殿の下女
キム・ユチョル……イ・マンジョ 白允の護衛武士
ホ・ジュンソク……テグン 洪仁訪の従者 ※4話~
チュ・ヨンホ……李光(イ・グァン) 洪仁訪の従者 ※13~15話
チェ・ジョンファン……曹敏修(チョ・ミンス) ※17話~
ヤン・ドンタク……巡軍府→巡軍府 上万戸

ユンソナ……草英(チョヨン) 花事団 大房
アン・ジヘ……ピウォル 黒諜1号 草英の部下
チョ・ヒョンジン……黒諜 洪仁訪と吉太味の話を盗み聞きする草英の部下

ハン・サンジン……適龍(チョンリョン) 批国寺の僧侶
パク・チファン……ナムチョン 批国寺の僧侶
ユン・ヨジン……ヘリュム 批国寺の僧侶

チョン・ミソン……カンナン=ヨニャン タンセとプニの母、無極 ※27話~
アン・ソクファン……六山(ユクサン) ※28話~
ペク・ウンチョル……キム・ネピョン 1374年の自称・内常侍 ※2・19話
パク・スンテ……チョンヤ菩薩 ※18話~
ウォン・グニ……コルチ大師=天地否(チョンジビ) 金月寺の住職 ※28話~

イ・ドヨプ……定昌君=王瑤(ワン・ヨ)→恭譲王 ※27~42話
ハン・イェリ……ユン・ラン=チョクサグァン ※27話~

チョ・ヨンジン……閔霽(ミン・ジェ) 河東甲族の首長 ※13話~
コン・スンヨン……閔多璟(ミン・ダギョン) 閔霽の娘→元敬王后 ※13話~
ハン・ガプス……趙胖(チョ・バン) 河東甲族 ※13~15話
ソ・グァンジェ……申慶洙(シン・ギョンス) 河東甲族 ※13・16話
クォン・ホンソク……李仁真(イ・インジン) 河東甲族 ※13・16話

チョン・ソギョン……鄭道傳に飯を奪われる男 ※1話
イ・スンジェ……李子春(イ・ジャチュン) 李成桂の父 ※1話
アン・ギルガン……趙小生(チョ・ソセン) 双城摠管府の首領 ※1話
チョ・ヒョンシク……物乞いの大将 ※1話
キム・ドンヒ……物乞い ※1話
ホン・ブヒャン……岬芬の母 ※1話
チョン・ドゥホン……洪倫(ホン・リュン) 子弟衛の首領 ※2話
キム・ヒョンビン……鄭道傳の息子 ※2話
チョン・ドンギュ……ソ・インチャン 大元帝国 中書省 副総管 ※2話
テ・ハンホ……ソ副総管の部下 ※2話
キム・スンウク……許稠(ホ・ジョ) 典法司 摠郎 許強の父 ※3話
ヨ・フェヨン……儒生 ※3話
チョン・ソンウ……儒生 白允殺害の刀の音を聞く ※3・5話
ホン・ウジン……ドンス 自害する儒生 ※3話
チャン・スンジョ……李氏三兄弟 儒生 ※3話
ソ・ジュニョン……カン・チャンソン 儒生 ※3話
キム・ハクソン……吉太味の執事 ※3・4話
ムン・ジニ……妓生(=黒諜) ※3話
アン・ヒョジン……妓生(=黒諜) ※3話
ホ・ミナ……妓生(=黒諜) ※3話
アユル……妓生(=黒諜) ※3話
キム・ミンギョン……タンセに吉善味のことを話す女性 ※4話
チェ・ギョシク……静鶴山 観音寺の使用人 ※4話
イ・ハンソ……オンニョン ※4・5話
ナム・ジョンヒ……マンソクの母 ※4話
チョ・ハソク……奴隷商人 ※5話
ユ・オクチュ……宿の女将 ※6話
リ・ミン……李芳遠が木器廛について尋ねる市場の男 ※6話
ペ・ギボム……プニの前に審査をされた流民 ※7話
ジョンホ……趙英珪が呼び出す家別抄 ※7話
チョン・マノン……流民 ※7・8話
チョン・スンギル……チュンギル 略奪をした家別抄 ※8・19~20話
アン・スホ……履物屋 ※10話
チャン・テウン……かつて鄭道傳が匿っていた孤児 ※10話
ユン・ヨンモク……金得培を捕らえに来た役人 ※10話
ソ・スンウォン……李芳遠を捕らえに来た巡軍府 ※11話
チャン・テミン……プニを李芳遠に会わせる獄卒 ※10・11話
チュ・ソンファン……洪仁訪に拷問の仕返しをされる男→巡軍府 副万戸 ※13・16話
キム・ジニャン……王宮の女官 ※17話
チョン・ヨングム……プニの仲間 ※17話
イ・ヒョンベ……ウ王 ※19~22・28話
イ・ヒョンゴル……ごろつきの頭目 ※19話
パク・チョンピョ?……マンボク ごろつき ※19話
パク・ジンス……崔瑩の部下 ※20話
イ・スンギ……キム・ワン 監察官 ※20・21話
チャン・テミン……李芳碩の薬をもらいにいく兵士 ※21話
チョン・ヘリョン……医師→李成桂を診る ※21・34・35話
ファン・ジェウォン……チャン→昌王 ※22・23話
キム・ジヒョン……大妃=定妃アン氏 ※22・23話
ミン・ジュノ……李成桂の侵攻を伝える崔瑩の部下 ※22話
ホ・ソネン……李成桂の凱旋に歓喜する民1→土地台帳を燃やす ※22・32話
イ・ジュンヨル……李成桂の凱旋に歓喜する民2→土地台帳を燃やす ※22・32話
パク・ミョンフン……李仁謙の執事 ※22・23話
イ・ナミ……金鏞(キム・ヨン) ※27話
???……定昌君の執事 ※27~29話
キム・ジョンハク……ハン将軍 ※28~29話
パク・フン……チョク・イングァン ※28~30話
ファン・ゴン……金佇(キム・ジョ) ※29話
チ・ソンファン……英珪が雇った刺客 ※29話
イ・ヒョンゴル……張三奉の弟子 ※30話
キム・ギョンジン……刺客の斡旋業者 ※30話
ソ・ミンギョン……禹學朱の話を聞く民 ※32話
クォン・ギジュ……土地台帳を燃やす民3 ※32話
イ・ジンモク……土地台帳を燃やす民4 ※32話
キム・イクテ……李成桂を診た医師 ※35話
チャン・ジュノ……ヒョサンらを尾行する鄭夢周の部下 ※35話
パク・ヨン……市場の薬屋 ※35話
イ・サンホン……モエンパ 女真族の首長 ※39話
ユ・サンジェ……尾行される無名の構成員 ※41話
パク・ヒョンジェ……王(ワン)氏から玉(オク)氏に改名した筆職人 ※41・42話
ムン・ジョンウォン……朱棣 のちの明の第3代皇帝 ※41話~
イ・ジュンオク……朱棣の護衛武士 ※42話
ソ・チャノ……朱棣の護衛武士3 ※42話
ソ・ボムシク……無恤と闘う朱棣の護衛武士 ※42話
キム・スンユン……メンスン プニの部下 ※42話~
パク・チヌ……ペク・チン パン村に潜入した無名の間者 ※42話
イ・ファリョン……鄭道光(チョン・ドグァン) 鄭道傳の弟 ※43話~
ヤン・ヒョンミン……権近(クォン・グン) 李穡の弟子、号:陽村 ※44話
ムン・スジョン……典医 ※44話
チェ・デソン……李天祐(イ・チョヌ) ※46話
チョン・ソクチャン……朴苞(パク・ポ) ※46話
キル・ジョンウ……鄭基準(チョン・ギジュン) 鄭道光の息子 ※46話
ユン・ユソン……その後のプニ ※50話
チェ・ダイン……プニに同行する少女 ※50話
シン・ソユル……モギャ ※50話
イ・セナ……クンジ ※50話
シン・スンファン……パク・ポ ※50話
キム・ギバン……チョ・タク ※50話
チョン・ジョンチョル……オクトリ ※50話
ト・ギソク……イ・ジョンム将軍 ※50話


2018年1月13日

師任堂、色の日記

師任堂、色の日記

原題 사임당 빛의 일기(師任堂 光の日記)
2017年1月26日~5月4日放送/全28話(日本では全30話)/SBS
http://programs.sbs.co.kr/drama/saimdang/
KNTVにて2017年1月28日より日本初放送
http://www.cinemart.co.jp/saimdang/

脚本 パク・ウンリョン(「アンニョン!コ・ボンシルさん」)
演出 ユン・サンホ(「アンニョン!コ・ボンシルさん」「百年の花嫁」)

【現代】
イ・ヨンエ……ソ・ジユン 韓国大学韓国美術非常勤講師
イ・ヘヨン……チョン・ミンソク ジユンの夫、Jインベストメント ファンドマネジャー
キム・ヘスク……キム・ジョンヒ ミンソクの母
イ・テウ……チョン・ウンス ジユン夫婦の息子、小学生
ヤン・セジョン……ハン・サンヒョン 韓国大学 大学院生
パク・チュンミョン……コ・ヘジョン ジユンの親友、国立中央博物館 保存科学部
パク・ノシク……ヘジョンの夫 ※12・15話
チェ・ヨンミン……ジユンの父 ※17話~

キム・ミギョン……ソン館長 ギャラリー・ソン
???……ソン館長の秘書
ソン・ミニョン(=ソン・グィヒョン)……ホ会長 ソン館長の夫
アンダ……アンナ ソン館長とホ会長の娘 ※7話~
イ・ジュヨン……ハ・ウンジュ 大学教授、ソン館長の姪 ※1・25話

チェ・ジョンファン……ミン・ジョンハク 韓国大学 人文学部長→総長
キム・ヨンジュン……ナム助教
キム・ホンギョ……ムン助教

キム・ジョンホ……ジョンヒの義弟 ※1話
ペク・ユヌム……債権者 ※1話
Raimund Royer……ピーター 『東洋美術史』著者 ※1話
ホン・ソギョン……引っ越し業者 ※2話
ク・ヘリョン……刺青女 ※2・9話
カン・チョルソン……韓国大学職員 ※2話
キム・テゴン……借金取り ※3話
キム・ジョンハク……キム・ソヌ ミンソクの後輩 ※7・16話
チョン・スイン……ウンスの担任教師 ※9話
チョン・スギョン……チャンミンの母 ※9話
イ・ソンウク……クラブの黒服 ※11・12話
チョ・チャングン……クラブの黒服 ※11・12話
ソン・ヒスン……ジョンヒの義妹 ※13話
キム・ミニ……ジユンがアルバイトをするソルロンタン屋の店主 ※13話
キム・ヨング……運搬車の運転手 ※15話
???……ヘジョンとサンヒョンが金剛山図強奪を訴える刑事1 ※16話
???……ミンソクの事故を伝える楊平警察署の刑事 ※16話
キム・ジングン……ウンスを診察した精神科医 ※17話
チャン・ヨンチョル……国会議員? ※18話
アン・スホ……国会議員 ※18話
チョ・スンヨン……金剛山図を偽造する画家 ※20話
アン・シヌ……ジョンヒを診察した医師 ※22話
ウ・ヒョン……新しい美術協会長 ※24・25話
ユ・ジョンヨン……カフェの客 ※25話
チ・ソンファン……ミン教授の手下 ※27・28話
チャン・ソギョン……個室へ移るよう伝える看護師 ※28話
???……女性記者 ※30話
???……ホ会長を検挙する検事 ※30話
チェ・チョロ……ミン総長を逮捕する刑事 ※30話
ユン・ジュンソン……機内でジユンに話しかける乗客 ※30話

【朝鮮時代】
イ・ヨンエ……申師任堂(シン・サイムダン)
ソン・スンホン……李[山今](イ・ギョム)=宜城君

チェ・ジョンファン……中宗=李懌 朝鮮11代王
ノ・ヨンハク……天胤 世子(のちの仁宗) ※22話~
パク・チョンハク……内禁衛将
???……尚膳
イ・ジュヨン……貞順翁主 ※22話~

ユン・ダフン……李元秀(イ・ウォンス) 師任堂の夫 ※5話~
カン・スハン……イ・ソン 師任堂の長男
シン・スヨン……イ・メチャン 師任堂の長女
チョン・ジュノン……イ・ヒョルリョン 師任堂の次男
イ・シフン→ソン・ジュニ……イ・ウ 師任堂の三男
チャン・ソギョン……ヒャン シン家の下女
ク・ヘリョン……タム シン家の下女、ヒャンの母
アン・スホ……シン家の下男
チェ・イルファ……申命和(シン・ミョンファ) 師任堂の父 ※2~5話
イ・ギョンジン……龍仁イ氏 師任堂の母

チェ・チョロ……ミン・チヒョン 平昌県令→吏曹参議
オ・ユナ……フィウムダン=ソクスン
キム・ヨング……ホン執事 ミン家の執事
キム・テヨン……ミン・ジギュン→シン・シジン チヒョンの長男
チェ・スンフン→???……ミン・ジソン チヒョンの次男
イ・ナクチュン……チヒョンの私兵 ※4話~
チ・ソンファン……チヒョンの私兵 ※4話~

ユン・ジュンソン……イ・フ ギョムの甥
パン・ヒョジョン……ギョムの大叔母
クォン・ビョンギル……じいや ギョムの執事
ユ・ジョンヨン……林巨正(イム・コッチョン)
ユ・イラン……速足 林巨正の部下

チョン・スギョン……ソ氏夫人 ウォニョの母 ※5話~
パク・チュンミョン……コン氏夫人 全羅道の大富豪の妻 ※9話~
ト・ミニョク……チャン・テリョン コン氏夫人の息子 ※9話~

ソン・ミニョン(=ソン・グィヒョン)……ユン・ギョンポ 領議政
???……ユン・ピル 領議政の息子
キム・ジョンハク……左議政
チョ・スンヨン……右議政
キム・ヘスク……ナム貴人 ※18話~

アン・シヌ……ペク・インゴル 中部学堂の教授官 ※3・8話~
キム・ジェチョル……中部学堂の訓導官 ※8話~
ユン・ソクファ……廃妃シン氏=端敬王后 ※7話~
キム・ジングン……ソ・セヤン 明に派遣された使者 ※15話~
ホン・ソクチョン……イ・モンリョン ※6話~

チャン・ヨンチョル……パルボン 高麗紙職人 ※4・12~18話
イ・ジュンソ?……セドル 流民の少年 ※12話~
イ・ソンウク……流民の大将 ※12話~
キム・ホンギョ……シン・ジャンセ 流民 ※12話~
チョ・チャングン……流民 ※12話~
パク・ノシク……流民 ※12話~
イ・ソニョン……キム・ガップン 流民 ※12話~
???……ドップン 流民 ※12話~
???……コップン 流民、コッスンの母 ※12話~
???……キム・スンダン 流民 ※12話~

パク・ヘス……少女期の師任堂
ヤン・セジョン……少年期のギョム
ユン・イェジュ……ソクスン
ノ・ヒョンウク……若い頃のウォンス ※3話
???……趙光祖(チョ・グァンジョ) ※3話
シン・チョルジン……雲平寺の住職 ※3・4話
キム・ソジョン……流民の少女 ※4話
オ・ヒョジン……師任堂の妹1 ※5話
クォン・ソヒョン……師任堂の妹3 ※5話
チェ・ギョシク……ウを診る医師 ※6話
ホン・ギジュン……ギョムに龍煤墨を売ろうとする商人 ※6話
キム・チュンギル……人参酒に手を出したミン家の下男 ※6話
ウ・ヒョン……自称紙職人 ※10話~
チェ・ナムク……詩画展案内の書状を届けに来た男 ※10話
チョ・ヨンフン……チョ・ヒョンナム ※10話
ホン・ジンギ……キム・ジョンウク ※10話
パク・クィスン……ウォンスがこもる寺の和尚 ※10・17話
ハン・テイル……薬売り かつてパルボンを介抱した男 ※12~18話
ナ・グァンフン……明の使者 ※12・13話
アンダ……通訳官 ※12話~
チュ・ドンヒ……官吏 ※13話
リ・ミン……壮元紙物店の新店主 ※13話~
キム・ミニ……クォン氏 酒幕の女将 ※13話~
???……クォン氏の弟 ※13話~
チュ・ドンヒ……記録保管所の官吏 ※13話
キム・ヨンジン……捕盗庁の官吏 ※14話
パク・ジンス……捕盗庁の官吏 ※14話
キム・サンイル……造紙署の提調 ※17話
キム・フンジュ……明の勅使の部下 ※17話
ホ・ソンテ……ワン・ジョンチョル? 明の勅使 ※17・18話
イ・ソンジェ?……工房を守りに来た義禁府 ※18話
ユ・ジェヒョン……ウォンスにおごってもらう捕卒 ※18・19話
パク・チンソン?……チヒョンに王命を伝える都承旨? ※19話
チ・ソングン……クォン氏にからむ酔客 ※20話
イ・ジンモク……クォン氏にからむ酔客 ※20話
チャン・テミン……流刑地の捕校 ※21話
シン・ボムシク……倭寇の将軍 ※21話~
???……倭寇の通訳 ※21話~
チ・ソンファン?……倭寇 ※21話~
イ・ヘヨン……退渓=イ・ファン ※21話
キム・チャニ……喧嘩を諫める官吏 ※23話
パク・ヨン……唐津県の官吏 ※23話
イ・ジェウク……楊柳紙所に苦情を言う飲食店の男性 ※23話
パク・ソンギュン……チヒョンを嘲笑する両班 ※24話
チェ・ヒョサン?……ウォンスの上司 ※24話
チョン・ヒョンソク……ウォンスの上司 ※24話
ユン・ボクソン……絵の審査をする士大夫2 ※25話
イム・ジェグン?……画員 ※25話
キム・ジョンホ?……儒者 ※26話

シン・ウチョル……領議政らの朝儀欠席を伝える士大夫 ※26話

2018年1月12日

師任堂、色の日記【あらすじ】

【01】金剛山図の論文を任されたジユンはいよいよ教授になれると大喜びするが、ミン教授の怒りを買い、ボローニャで放り出された。しかも夫が逃亡し、家は債権者の手に渡ってしまう。ジユンは偶然に手にした古日記の文字を手がかりに、鏡の裏に韓国人女性の肖像画を発見する。

【02】ジユンはミン教授に土下座までするものの解雇される。ヘジョンに修復を依頼した古日記には「金剛山図」の文字があった。ジユンは逃亡中のミンソクと会うものの交通事故に巻き込まれて病院へ。戻らない意識のなか、ジユンは師任堂となって金剛山図を発見。夫の声で我に返る。

【03】朝鮮時代、ギョムは大叔母に結婚を急かされても「私は変わりません」と拒む。かつて師任堂とギョムは将来を約束する仲になっていたのだが…。一方、目覚めたジユンはサンヒョンに漢文の翻訳を頼み、肖像画に比翼鳥の印を見つける。ミン教授は2人の監視を助教に命じていた。

【04】雲平寺にやって来た領議政の息子が師任堂の絵を見て乱心。少女を斬り、チヒョンは証拠隠滅のため僧侶と流民を皆殺しにした。師任堂とソクスンは逃げるものの、ギョムに置き去りにされたソクスンは師任堂を恨み、チヒョンに密告。師任堂はギョムを守るためウォンスに嫁いだ。

【05】一緒に逃げようというギョムを師任堂は拒んだ。1540年、師任堂は子を連れて漢陽へ。金剛山図を返そうとするが、ギョムは受け取らない。師任堂が漢陽に着くと家は他人のものになっていた。ギョムは破談を認めてもらい、中宗に仕えると誓う。チヒョンはギョムを警戒する。

【06】ギョムは師任堂の貧しい暮らしを知って憤るが、再び筆をとった。師任堂は贈られた絵を見て才能が生きていたことに安心する。ギョムの絵が評判になるものの、大臣たちは反発。一方、現代ではジユンがヘジョンと古日記の復元を進めている。ところが、そこにミン教授が現れ…。

【07】ギャラリーに忍び込んだミンソクがソン館長とホ会長の裏帳簿の話を耳にする。一方、ギョムは中宗から屋敷を賜り、比翼堂と名づけた。そしてチヒョンの不正を暴く密命を受ける。ウォンスが見つかり、師任堂に勉強するよう言われる。ヒョルリョンは中部学堂に通いたいと泣く。

【08】師任堂はチヒョンに注意するよう匿名でギョムに忠告した。インゴルはヒョルリョンを中部学堂に通わせるべきと説得する。ウォンスは今度こそ科挙に受かってみせると山寺へ発った。師任堂とヒョルリョンが中部学堂へ行くと、そこにはフィウムダンが…。さらにギョムも現れる。

【09】フィウムダンは姉母会を焚きつけるが、ギョムの提案で知の対決をすることに。しかしフィウムダンが問題を入手していたと発覚。ヒョルリョンもテリョンも及第となった。師任堂は紙作りを決意。一方、ジョンヒは離婚届を見つけてジユンを責める。ミン教授にラドから郵便が…。

【10】師任堂は元紙職人を名乗る男と紙作りをはじめるが、完成した紙はすべて持ち逃げされた。フィウムダンは紙商人たちに出所不明の紙は扱うなと厳命する一方、母子共作の詩画展を提案。お題をギョムに読ませると、そこには「雲平」という言葉が。師任堂とギョムの顔が凍りつく。

【11】取り乱した師任堂は席を立ち、ヒョルリョンは泣きながら怒る。フィウムダンを訪ねたギョムがソクスンと気づいて警告するものの彼女は動じない。雲平寺で何があったのかを問うギョムだったが、師任堂は答えない…。一方、ジユンは本物の金剛山図を見つけ、ミン教授も勘づく。

【12】ミン教授がクラブに乗り込むものの、金剛山図はヘジョンが持ち出した。ジユンはソン館長に真作を持っていると告げる…。一方、師任堂は背後にフィウムダンがいるとも知らず荘元紙物店から大量の紙の発注を受けた。山で流民たちと出会い、紙作りを手伝ってほしいと申し出る。

【13】師任堂は流民たちと紙を完成させるが、荘元紙物店は納品を拒む。前店主がギョムにチヒョンの不正の証拠を渡そうとして殺されたのだった。師任堂は土下座するが、比翼堂の画家たちが殺到する。大将に20年間の祈りについて語る師任堂。それを聞いていたのはパルボンだった。

【14】師任堂はパルボンから20年前の真実を聞いて絶叫する。流民たちが捕盗庁に連行され、荒れ地と家を担保に1ヶ月以内に滞納している税を払うと宣言。パルボンが高麗紙作りを提案。雲平寺の技法を隠し持っていたのだ。チヒョンがそれを監視し、ホン執事はフィウムダンに報告。

【15】すべてを知ったギョムは師任堂を抱きしめ、見守り続けると約束。チヒョンと一戦を交えたギョムに蔑まれたフィウムダンはあらためてチヒョンへの忠誠を誓った。ギョムは明のセヤンに連絡をとり、中宗に頭を下げて鷹狩りに誘う。一方、ジユンはミン教授に金剛山図を奪われる。

【16】ミン教授はジユンらの目の前で金剛山図を燃やし、その頃、ミンソクの乗った車は崖から転落した。一方、フィウムダンは姉母会を招集してヒョルリョンの受け入れに反発。師任堂は自ら退学させると宣言する。王との鷹狩りでチヒョンがギョムに弓矢を向けた。セヤンが帰国する。

【17】師任堂はフィウムダンに雲平寺で救ってくれたことの礼を言うが、心は汚れたと指摘。ギョムはヒョルリョンを慰める。明が高麗紙の劣化に怒っていると聞き、中宗は高品質の高麗紙を作るよう命じる。師任堂はパルボンと水月観音図に込められた秘密を明かそうと雲平寺へ旅立つ。

【18】中宗はギョムに紙作りの全権を与え、師任堂の工房は義禁府に守られることに。チヒョンはギョムに捕らえられた。雲平寺で何も見つけられない師任堂とパルボンだったが、薬草売りが水月観音図を差し出す。フィウムダンに追われてパルボンは斬られ、師任堂も追いつめられる…。

【19】すべてを明かしたフィウムダンは師任堂と崖から転落。しかしギョムが手を伸ばし、師任堂はフィウムダンを救った。チヒョンは打ち首を命じられたが、ナム貴人の進言で中宗は処刑を中止させる。チヒョンの私兵がギョムと師任堂を狙うが、そこへウォンスらが捜しにやって来る。

【20】中宗は高麗紙の質比べでチヒョンの処遇を決めると言い、ギョムは納得できない。師任堂もフィウムダンも詩に隠された秘宝を解明し、高麗紙を完成させた。ところが師任堂の工房で火の手が上がり…。一方、ジユンは田舎で暮らし、ミン教授は隠した金剛山図にほくそ笑んでいる。

【21】師任堂の画材に細工がされていたが、機転を利かせ、その絵は勅使に絶賛される。ギョムがチヒョンの罪を追及し、ついにチヒョンは流刑に処された。2年後、師任堂は楊柳学堂を建て、子に学ばせている。フィウムダンは倭寇に仏像を売っている。ギョムは海外から帰ってこない。

【22】師任堂は倭寇から逃れてきた流民を受け入れている。ウォンスの浮気の現場を見てしまい、涙を流す。ギョムは密かに帰国していた。一方、ウンスはようやくジユンに心を開いた。ミン教授は学長に就任することに。しかしラドに目をつけられていることを知ったホ会長は激怒する。

【23】民心を安定させたい世子はギョムと庶民の生活を視察。ナム貴人は世子を惑わす輩がいると中宗に吹聴する。その頃、フィウムダンは盗賊に襲われたところを助けたと思い込ませ、貞順翁主の気を引くことに成功した。中宗はフィウムダンへの褒美としてチヒョンの免罪を申し渡す。

【24】ジユンとサンヒョンの論文に盗用疑惑がかけられ、ヘジョンも職を追われた。ミン学長はラドからの封書に動揺する。一方、チヒョンは倭寇に朝鮮兵船の図本を渡す取引に応じる。中宗が寝込み、世子はギョムに図画署を一任。御真影のための画員にメチャンが男装して志願する…。

【25】女性とバレたメチャンは世子に不公平と訴えて泣く。絵師は宮外から登用されることになり、師任堂が志願。世子に認められ、宮中の猛反発にあいながら御真影を描きはじめる。一方、ジユンは戦う決意を固め、ミン学長に宣戦布告。ラドはジユンに新作は燃やされていないと語る。

【26】悪夢にうなされた中宗は再び政を行うと宣言し、ギョムと師任堂を主管絵師に。儒者の反発に乗じて2人を処分するつもりだったが、御真影を披露すると民は歓喜。チヒョンにギョムと師任堂を殺すよう命じる。フィウムダンは倭寇と組むことに反対するが、師任堂が拉致されて…。

【27】世子の援軍が駆けつけ、ギョムはチヒョンを斬る。師任堂はフィウムダンの子を連れて逃げた。ギョムが中宗に剣を突きつけるものの、世子が仲裁。師任堂はひとり金剛山へ登り、ギョムがあとを追う。一方、真作を取り戻したジユンはラドにミン学長に罠を仕掛けようと提案する。

【28】師任堂とギョムは心ゆくまで絵を描き、3日後、師任堂は「母として生きる道を選ぶ」と手紙を残して去った。ギョムは死を覚悟して義禁府に出頭するが、中宗は死ぬまで苦しめようと流刑を命じる。一方、ビルの屋上から転落したジユンは、師任堂と出会い、書き写した詩を渡す。

【29】師任堂は世子にギョムを救ってほしいと頼む。中宗はギョムを殺すよう命じたが、内禁衛将がギョムを逃がす。林巨正らが舟を用意。ギョムは一緒に行こうと言うが、師任堂は「あなたに会えて幸せでした」と背を向ける。明に渡ったギョムは砂漠を越え、船に乗り、トスカーナへ。

【30】ソン館長が記者会見ですべてを暴露し、謝罪。ミン学長は逮捕された。一方、師任堂は家族と幸福に暮らし、ギョムはイタリアで師任堂を想いながら絵に没頭していた。平穏な日々を取り戻したジユンはボローニャへ。そこで師任堂と会い、ギョムと師任堂が歩いていく姿を見る。終

2015年3月23日

夜警日誌


 ファンタジー時代劇ということでツッコミどころはいくつもありますが、いちばん気になったのが幽霊たちの影。そりゃすべてCG処理するのはたいへんでしょうけども、そうとうヘンですよね……。冒頭は派手なCGで「太王四神記」っぽいと思いましたが、少女の姿をした守護霊ランイ(カン・ジウ)の正体とか、ムソク(ユノ)と妹イナ(キム・ソヨン)の別れとか、切ないエピソードをちりばめつつ、守護霊3人組のようなコミカルな配役もあって、楽しみました。
 登場人物としては龍神族の族長サダム役のキム・ソンオがよかったですね。近年はドラマのコミカルな秘書役なんかが印象的ですが、この作品では完全なる悪役で、人智を超えた役どころを怪演。精気を得て若返った顔はSHINeeのジョンヒョンのようでした……といったらファンに怒られるでしょうか。それから、旅閣の女将のオクメ役、元Baby V.O.Xのシム・ウンジン。濃いめの化粧がちょっとケバいんですが、サンホン(ユン・テヨン)に一途で、だんだんかわいらしく見えてきます。ラストシーンではおなかが大きくなってたのでハッピーエンドでしたね。キサン君に扮したキム・フンスも、ひさしぶりでしたが、ある意味で1人2役、うまく演じてました。あ、あと、チョンス大妃のソ・イスクと領議政パク・スジョンのイ・ジェヨン、併行して2人が夫婦役の「猫は見た」を視聴してたので、ちょっと混乱してしまいました(笑)。

夜警日誌

原題 야경꾼 일지 (夜警軍日誌)
http://www.imbc.com/broad/tv/drama/night/
2014年8月4日~10月21日放送/全22話/MBC
KNTVにて日本初放送
脚本 ユ・ドンユン(「大王の夢」)
演出 イ・ジュファン(「朱蒙」「光と影」)

2014年4月16日

剣と花

 斬新な演出で賛否両論を巻き起こした時代劇。たしかに第1話の出会いのシーンから、かなり意表を突かれました。逆さ吊りで見つめあうというブッ飛んだ画。ドン引きした人が多いのも、まぁ、頷けます。台詞を極力排してるとか、ジャンゴ風の曲が流れるとか、かなり異色の時代劇といえるかもしれませんね。でも、嫌いじゃないです。むしろ後半でおとなしくなってしまったのが残念なくらい。あのまま突き進んでほしかったところです。
 主役のオム・テウンはあまり好きなほうじゃないんですが、時代劇は似合いますね。チェ・ミンスはさすがに圧倒的な存在感。ノ・ミヌはきれいな顔でサディスティックな役どころというのがぴったりでした。

剣と花 칼과 꽃
http://www.kbs.co.kr/drama/kal/
2013年7月3日~放送/全20話/KBS
脚本:クォン・ミンス(「ママもキレイだ」)
演出:キム・ヨンス(「赤道の男」)
KNTV http://www.kntv.co.jp/prog/detail/?p=27044
日本公式サイト http://www.kentohana-t.jp/

オム・テウン……ヨンチュン 大夫使者→趙義府副総監→総監
キム・オクピン……ソヒ→ムヨン 栄留王の娘

キム・ヨンチョル……栄留王(コ・ゴンム/高建武) 高句麗27代王
イ・ミノ……コ・ファングォン/高桓権 太子 栄留王の息子
オン・ジュワン……コ・ジャン 王室護衛隊長→高句麗28代王・宝蔵王

チェ・ミンス……淵蓋蘇文 →大莫離支
ノ・ミヌ……ヨン・ナムセン ヨンチュンの異母弟、趙義府総監→副総監
パク・スジン……モソル ト・スの娘、趙議府 副官
イ・イギョン……テピョン ヨンチュンの右腕→趙義府
キム・ドンソク……チグァン 趙議府、ナムセンの部下
イ・ウォンジョン……チャン・ポ 趙議府の教官
クウォン……ホテ 淵蓋蘇文の護衛武士
ムン・ヒョク……チング ヨンチュンの友人
パン・ヒョンジュ……チュンミョン 情報屋
イ・カニ……ヨンチュンの母

イ・デロ……ソン・フェヨン 貴族、栄留王時代の大対盧
パク・ユスン……オン・サムン 貴族、更迭される大対盧
チュ・ジンモ……ヤン・ムン 貴族
イ・デヨン……ト・ス 貴族 →太大兄
ヒョン・チョルホ……ヤン・ジヌク 貴族 →太大兄
チョン・ジンギ……ソン・ドヘ 貴族、フェヨンの息子
キム・ジュヨン……ヘテス 貴族
アン・テヨン……ヨン・ジョンロ 貴族
テ・イノ……ムンス 王室護衛部長
チョン・ヒョン……テギョン 栄留王の護衛武士
パク・チュヒョン……刺客

キム・サンホ……ソサボン 金花団 団長
イ・ジョンシン(CNBLUE)……シウ
チョ・ジェユン……プチ
ユ・スンモク……ソリョン
キム・ヒョソン……ヨンヘ
ユン・ソヒ……ナンガ
クァク・ジョンウク……チウン ※13話~
シン・ヘジョン(AOA)……タルギ ※13話~
ユ・ジェミョン……キルブ ソヒを助けた傘職人、ソサボンの親友
ヒョン・スンミン……チョイ キルブの娘
俳優不明……ソック 金花団を裏切った趙議府の間者

チェ・サンウ……少年時代のヨンチュン

キム・ユンテ?……ヨン・ジョンモ ジョンロの弟 ※10~11話
チョン・ドンギュ……ヨン・ジョンモの家臣 ※10~11話

2009年10月17日

風の国

 今週やっと(?)「風の国」が終わりましたね。最初の頃はけっこうおもしろく観てたんですが、後半はなかば義務感にとらわれて観てたような......。
 オ・ユナはカッコよかったですねぇ。同時併行で「なんでウチに来たの?」を観てましたけど、作品ごとにキャラは違うものの、どれも好感度が高い役どころです。一児の母とは思えません。ステキ。
 バナナマンの日村勇紀にしか見えなかったマロ(チャン・テソン)は、幼なじみのムヒュル(ソン・イルグク)が太子になるとともに凛々しくなっていきました。しかし、終盤にはちょっとした恋のエピソードを盛り込んだり壮絶な最期を遂げたりしましたけど、それがどうも視聴率稼ぎの見せ場にしか思えません。切なすぎるトジン(パク・コニョン)でしたが、やっぱり「海神」のヨンムン(ソン・イルグク)には遠く及びません。
 まぁ、いちばんの難点は日本語吹替でした。やっぱりダメですねぇ。来週からはじまる「善徳女王」はおもしろそうなんですけど、パスします。

風の国 

原題 바람의 나라
全36話/KBS2/2008年9月10日~2009年1月15日
演出:カン・イルス、チ・ビョンヒョン
脚本:チョン・ジノク、パク・チヌ
原作:キム・ジン
→公式ウェブサイト
日本ではBSフジにて放送→公式ウェブサイト
DVDはポニーキャニオンより2009年7月1日~発売

ソン・イルグク......ムヒュル ユリ王の息子、のちの大武神王
チェ・ジョンウォン......ヨン 扶余の王族
パク・コニョン......トジン テソ王の寵愛を受けた扶余の王子
チョン・ジニョン......ユリ王 高句麗2代王、ムヒュルの父

チャン・テソン......マロ ムヒュルの幼なじみ
オ・ユナ......ヘアプ ムヒュルを育てる壁画工、のちの情報総監
パク・サンウク......クェユ ヘミョン太子の忠実な部下
キム・ジェウク......チュバルソ 街のごろつき、のちにムヒョルの仲間となる
キム・ジョンファ......イジ ムヒュルの正室
イ・ジョンウォン......ヘミョン 高句麗の太子、ムヒュルの兄
イム・ジョンウン......セリュ姫 ムヒュルの姉
キム・ヘソン......ヨジン ユリ王の四男
キム・ヘリ......ミユ夫人 ヨジンの母、ユリ王の后
キム・ミョンス......クチュ ユリ王に仕える忠臣
キム・チグク......テチョン ユリ王に仕える忠臣
キム・スンウク......アンスン ミユ夫人の弟
キム・サンホ......マファン 高句麗の奴隷商人
キム・ウォニョ......コンチャン マファンの部下
チェ・ウンギョ......ヨンビ
イ・イルファ......ソファ ユリ王の王后、ムヒュルの生母
イ・シヨン......ヨンファ
ハ・ウネ......ナムジ セリュの侍女
キム・ユジン......キヨン イジの侍女

ハン・ジニ......テソ王 扶余の王
パク・チョンハク......財部早衣サグ
ソン・ビョンホ......外使者タクロク テソ王の甥、ヨンの父
シン・ドンフン......チョガム

キム・ビョンギ......サンガ 沸流の首長、諸加会議の最長老
キム・ギュチョル......ミョンジン サンガの執事
チョン・ソンモ......ペグク
キム・ジュヨン......ファンナ

パク・コンテ......幼い頃のムヒュル
クォン・オミン......幼い頃のマロ
チョン・ダビン......幼い頃のセリュ