韓国には十数回も行ってるのに、そういえば観光らしい観光をしたことがありません。そんなうちに南大門(=崇礼門)は焼失してしまい......。次にソウルに行くときにはこの本を参考にいくつか巡ってみようと思ってます。
「朝鮮王朝500年の歴史をもつ街、ソウルを歩こう!」をテーマに、韓国在住の日本人女性が史跡や韓国時代劇のロケ地を紹介。特に、思悼世子が閉じ込められた米櫃が置かれた(「イ・サン」)とされる昌慶宮や、粛宗(「トンイ」)が東屋を建てた昌徳宮など、観たことのあるドラマにゆかりの地を訪ねてみたいところです。そのほかにも「宮廷女官チャングムの誓い」「風の絵師」「トキメキ☆成均館スキャンダル」など作品別インデックスがあります。
かわいらしいイラストが豊富で、親しみやすい旅行ガイドです。巻末にはエリアごとの地図があるものの、本文ではイラストマップを掲載。近道が書いてあったり、たんなる情報の寄せ集めではなく、実際に自分の足を使ってつくられたことがわかります。「朝鮮王朝にまつわる豆知識」や「駅名から知るソウルの歴史」といった読み物もけっしておカタいものではなく、知的好奇心を刺激してくれるはず。ところどころで紹介するおみやげなんかも目線がイイんです。ハングルのクリップとか、韓国のデザイン文具や雑貨に興味があるので、ぜひチェックしてみたいと思います。
意外におもしろかったのが「切手で楽しむ韓国の歴史」。小さな古切手屋に勇気を出して入ってみたところ、怪訝そうな店主が初恋の思い出を日本語で語りだす......。まぁ、本筋とはまったく関係ないわけですが、もっと詳しく読みたくなったほどでした。これも地道な取材の成果でしょう。
お仕着せの堅苦しい"旅行"ではなく、気楽な"散歩"を楽しむための一冊。ぜひソウル編以外も出してもらいたいものです。
藤田麗子・崔漢勝『韓国の歴史をめぐる旅 ソウル編』
キネマ旬報社/1,365円/2011年3月11日発売
http://www.kinejun.com/
【目次】
PART1 朝鮮王朝の王宮を訪ねて
景福宮/昌徳宮/昌慶宮/徳寿宮/慶熙宮/雲[山見]宮
PART2 歴史の舞台、鍾路を歩く
鍾路/仁寺洞ギル/普信閣/曹渓寺/光化門広場
PART3 朝鮮王が眠る場所
宗廟/宣陵・靖陵/成均館
PART4 韓屋めぐりでタイムトリップ
北村韓屋村/南山ゴル韓屋村
PART5 幻の都、水原へ
イ・サンの理想都市 水原華城へ/華城行宮
PART6 王様のデザートを味わう
王様の食事とデザートの話/韓国の伝統菓子
PART7 博物館で歴史を学ぶ
国立古宮博物館/国立民俗博物館/国立子ども博物館/国立中央博物館/ホ・ジュン博物館/ロッテワールド民俗博物館/ソウル歴史博物館
2011年6月27日
2011年4月6日
西森路代『K-POPがアジアを制覇する』
アジアを席捲するK-POPアイドルが、どのように世に送り出されてきたのか、日本のアイドルとはどこが違うのか――その躍進の背景を読み解き、さらに日本の問題点を指摘する一冊です。
まずは、韓流的なイメージからの脱却に成功して「礎」となった東方神起、「楽曲やパフォーマンスがよければ、多くのファンに受け入れられるということを証明」して「始祖」となったBIGBANGら、J-POPシーンにおける韓国勢の代表を紹介します。少女時代やKARAなど、いわゆるガールズグループの攻勢については「攻めのセクシーさには慣れていない」日本人男性にとって"ちょうどいいセクシーさ"がポイントになっていると分析。「女性であっても何かありがたく(いや、むしろ同性だからこそありがたく)」といった女性ならではの視点がおもしろいです。女性の視点という意味では、男女の"萌え"の違いも勉強になります。女性は「アイドル本人の気持ち」を知りたいのであって誰かのフィルターを通したアイドル論はいらない、人と人との関係性に"萌え"を感じるためグループ間のメンバー同士がじゃれあう姿に弱い、イケメンが好きというよりもイケメンのもつ個性を見つけ出すことが好き......などなど。また、事務所ごとに異なるアイドルたちの特色を分類している点もK-POP初心者にはわかりやすいでしょう。多くの人が真似できるキャッチーでユニークなダンスが重要で、フック(一度聞いたら忘れられないような強いメロディ、リズム)の多用が、現在の日本で大衆に歌を浸透させる「タイアップ」という手法と対峙するものであるという指摘も興味深いところです。
本書では、翻って日本のアイドル文化にも踏み込んでいきます。深読みあってこそ、ハイコンテクストな(=物語を共有している)日本では「育てる」「未成熟」などが重要なキーワード。韓国では練習や努力が(アイドルになるための)手段や通過点であるのに対し、日本ではそれ自体が目的、つまり見せるもの。そして自分の外側に"何か"を求める「バージョンアップ」という考え方をする韓国、自分の中に"何か"を求める「自分磨き」に没頭する日本、という考え方にも納得できます。「隙」があることが日本のアイドルには必須という点や「部活感覚」という表現にも、なるほど、と頷いてしまいました。アイドルも日本では"ガラパゴス化"してますね。
第3章〈アイドルでわかる日韓文化〉の後半から第4章〈Kはなぜ強いのか〉にかけては、より日本文化に迫っていきます。「個人の自由を得た人々が、成熟を拒否する自由も得た」ポストモダンの日本では、社会が成熟する一方で個人が未成熟になってきています。"日本語ラップの感謝率は異常"といわれるような、J-POP(特にラップ)にあふれる「ありがとう」についても触れ、そこから過剰なポジティブ・シンキング、「ネガティブなことから目をそむけたいという考え」が蔓延していることも危惧しています。一方の韓国には若者の万能感に歯止めがかかる「父性」や事実を受け止めて次に進むべきモチベーションとなる「恨」などがあり、ネガティブな思考を大切にしてきたといえます。
最後にはアイドル論を超えて「日本はどこに向かうべきなのか?」といったところにまで話題が広がっていきます。たしかに今のK-POPブームは、日本人が「『他者』を見る必要性」を知るいい機会となったのかもしれません。
そしてまた、3.11後に読み直すと(提供されて当然と考える教育や労働などの)「権利が簡単に剥奪されるものだという想像力が働いていない」といった一文に、より深く考えさせられます。もちろん、K-POPについて詳しく知りたいというだけでも充分に役立ちますが、実に読みごたえのある一冊でした。
西森路代『K-POPがアジアを制覇する』
原書房/1,575円/2011年2月25日発売
【目次】
第1章 K-POP到来
東方神起の不在はK-POPブームに影響を与えたか/BIGBANGにとまどった業界人たち/女性アイドルの傾向は?/男性アイドルの傾向は?/キャラクターは事務所で決まる
第2章 ここが知りたいK-POP!
K-POPのダンスと日本アイドルのダンス/日韓の時代を超えた共通点とは?/フックとは何か?/どうして若い女性がK-POPにハマるのか/兵役とアイドル/アイドルを輸出する/日本とアジアのエンターテイメントの時差
第3章 アイドルでわかる日韓文化
アイドルの製作現場で起きていること/常にアップデートを迫られる韓国、変わらないものを求める日本/CDは株券ではないが、参加券ではある/日本のアイドルはガラパゴス化しているのか?/萌えと成熟
第4章 Kはなぜ強いのか
「ポジティブ・シンキング」で大丈夫!?/日本はどこに向かうべきなのか?)
まずは、韓流的なイメージからの脱却に成功して「礎」となった東方神起、「楽曲やパフォーマンスがよければ、多くのファンに受け入れられるということを証明」して「始祖」となったBIGBANGら、J-POPシーンにおける韓国勢の代表を紹介します。少女時代やKARAなど、いわゆるガールズグループの攻勢については「攻めのセクシーさには慣れていない」日本人男性にとって"ちょうどいいセクシーさ"がポイントになっていると分析。「女性であっても何かありがたく(いや、むしろ同性だからこそありがたく)」といった女性ならではの視点がおもしろいです。女性の視点という意味では、男女の"萌え"の違いも勉強になります。女性は「アイドル本人の気持ち」を知りたいのであって誰かのフィルターを通したアイドル論はいらない、人と人との関係性に"萌え"を感じるためグループ間のメンバー同士がじゃれあう姿に弱い、イケメンが好きというよりもイケメンのもつ個性を見つけ出すことが好き......などなど。また、事務所ごとに異なるアイドルたちの特色を分類している点もK-POP初心者にはわかりやすいでしょう。多くの人が真似できるキャッチーでユニークなダンスが重要で、フック(一度聞いたら忘れられないような強いメロディ、リズム)の多用が、現在の日本で大衆に歌を浸透させる「タイアップ」という手法と対峙するものであるという指摘も興味深いところです。
本書では、翻って日本のアイドル文化にも踏み込んでいきます。深読みあってこそ、ハイコンテクストな(=物語を共有している)日本では「育てる」「未成熟」などが重要なキーワード。韓国では練習や努力が(アイドルになるための)手段や通過点であるのに対し、日本ではそれ自体が目的、つまり見せるもの。そして自分の外側に"何か"を求める「バージョンアップ」という考え方をする韓国、自分の中に"何か"を求める「自分磨き」に没頭する日本、という考え方にも納得できます。「隙」があることが日本のアイドルには必須という点や「部活感覚」という表現にも、なるほど、と頷いてしまいました。アイドルも日本では"ガラパゴス化"してますね。
第3章〈アイドルでわかる日韓文化〉の後半から第4章〈Kはなぜ強いのか〉にかけては、より日本文化に迫っていきます。「個人の自由を得た人々が、成熟を拒否する自由も得た」ポストモダンの日本では、社会が成熟する一方で個人が未成熟になってきています。"日本語ラップの感謝率は異常"といわれるような、J-POP(特にラップ)にあふれる「ありがとう」についても触れ、そこから過剰なポジティブ・シンキング、「ネガティブなことから目をそむけたいという考え」が蔓延していることも危惧しています。一方の韓国には若者の万能感に歯止めがかかる「父性」や事実を受け止めて次に進むべきモチベーションとなる「恨」などがあり、ネガティブな思考を大切にしてきたといえます。
最後にはアイドル論を超えて「日本はどこに向かうべきなのか?」といったところにまで話題が広がっていきます。たしかに今のK-POPブームは、日本人が「『他者』を見る必要性」を知るいい機会となったのかもしれません。
そしてまた、3.11後に読み直すと(提供されて当然と考える教育や労働などの)「権利が簡単に剥奪されるものだという想像力が働いていない」といった一文に、より深く考えさせられます。もちろん、K-POPについて詳しく知りたいというだけでも充分に役立ちますが、実に読みごたえのある一冊でした。
西森路代『K-POPがアジアを制覇する』
原書房/1,575円/2011年2月25日発売
【目次】
第1章 K-POP到来
東方神起の不在はK-POPブームに影響を与えたか/BIGBANGにとまどった業界人たち/女性アイドルの傾向は?/男性アイドルの傾向は?/キャラクターは事務所で決まる
第2章 ここが知りたいK-POP!
K-POPのダンスと日本アイドルのダンス/日韓の時代を超えた共通点とは?/フックとは何か?/どうして若い女性がK-POPにハマるのか/兵役とアイドル/アイドルを輸出する/日本とアジアのエンターテイメントの時差
第3章 アイドルでわかる日韓文化
アイドルの製作現場で起きていること/常にアップデートを迫られる韓国、変わらないものを求める日本/CDは株券ではないが、参加券ではある/日本のアイドルはガラパゴス化しているのか?/萌えと成熟
第4章 Kはなぜ強いのか
「ポジティブ・シンキング」で大丈夫!?/日本はどこに向かうべきなのか?)
2011年4月1日
映画秘宝 2011年5月号
「映画秘宝」2011年5月号の特集は「観ずに死ねるか!映画監督100人!」です。「真価を問われるのは次回作だ!」ということで「期待のフレッシュ監督ダービー」に『アジョシ』のイ・ジョンボム、『チェイサー』『黄海』のナ・ホンジンが出走。全米メジャーデビューが予定されているパク・チャヌクは「出稼ぎ監督」に名前が。「ご当地監督」にはカン・ジェギュ、チャン・フン、イ・ジュニクで出てきます。そのほかにもリュ・スンワンが要注目の監督として挙げられてました。『不当取引』が『生き残るための3つの取引』なんていう邦題で4月29日に公開されますね。
DEVILPRESSのコーナーには『ビー・デビル』が作品紹介とチ・ソンウォンへのインタビューで1p。3月26日公開ということで、広告も載ってます。
目次で「ギロチン・セックス・キラー対KCIA」と見出しのある『悪魔を見た』は、該当するページに掲載されていないものの、江頭2:50の連載「パニック・イン・エィガ館」で取り上げられてました。巷ではあんまり芳しくない評価のようですが、エガちゃんは「最高だった!」とのこと。あのエガちゃんですらチェ・ミンシクには完敗!?
映画秘宝 2011年5月号
洋泉社/1,050円(本体1,000円)/2011年3月21日発売
http://www.eigahiho.jp/
【掲載記事】
特集「観ずに死ねるか!映画監督100人!」
韓国発!孤島住民皆殺し映画『ビー・デビル』のすべて!
地獄の殺人島を生き延びた女優チ・ソンウォンにインタビュー!
江頭2:50のパニック・イン・エィガ館 第21回『悪魔を見た』
DEVILPRESSのコーナーには『ビー・デビル』が作品紹介とチ・ソンウォンへのインタビューで1p。3月26日公開ということで、広告も載ってます。
目次で「ギロチン・セックス・キラー対KCIA」と見出しのある『悪魔を見た』は、該当するページに掲載されていないものの、江頭2:50の連載「パニック・イン・エィガ館」で取り上げられてました。巷ではあんまり芳しくない評価のようですが、エガちゃんは「最高だった!」とのこと。あのエガちゃんですらチェ・ミンシクには完敗!?
映画秘宝 2011年5月号
洋泉社/1,050円(本体1,000円)/2011年3月21日発売
http://www.eigahiho.jp/
【掲載記事】
特集「観ずに死ねるか!映画監督100人!」
韓国発!孤島住民皆殺し映画『ビー・デビル』のすべて!
地獄の殺人島を生き延びた女優チ・ソンウォンにインタビュー!
江頭2:50のパニック・イン・エィガ館 第21回『悪魔を見た』
2010年9月19日
MUSIC MAGAZINE 2010年10月号
デビュー記念ライヴ(2010年8月6日)の前日に行われたインタビュー(2p)が掲載されているBrown Eyed Girlsは、クロス・レヴューでも『Sound-G』がピックアップされてます。8点、5点、6点、8点という評価でした。高橋修編集長による「暑い日本の夏を熱くした、韓国ガールズ」(6p)では少女時代、KARA、Brown Eyed Girls、4Minuteというこの夏の来日を総まとめ。さらに「音楽とその周辺のコトバを解説するページ」Random Notesでは「トロット」を取り上げていて勉強になります。また、輸入盤紹介ではパク・セビョルの第1集、BoAの第6集も。
MUSIC MAGAZINE 2010年10月号
ミュージック・マガジン/700円(本体667円)/2010年9月20発売
http://musicmagazine.jp/
【掲載記事】
Brown Eyed Girlsインタビュー by まつもとたくお
暑い日本の夏を熱くした、韓国ガールズ by 高橋修
Random Notes「トロット」 by 阿部泰之
輸入盤紹介 パク・セビョル『Vol.1』、BoA『Hurricane Vinus』
MUSIC MAGAZINE 2010年10月号
ミュージック・マガジン/700円(本体667円)/2010年9月20発売
http://musicmagazine.jp/
【掲載記事】
Brown Eyed Girlsインタビュー by まつもとたくお
暑い日本の夏を熱くした、韓国ガールズ by 高橋修
Random Notes「トロット」 by 阿部泰之
輸入盤紹介 パク・セビョル『Vol.1』、BoA『Hurricane Vinus』
2010年4月15日
キネマ旬報 2010年4月下旬号
やっと劇場公開に漕ぎつけた『クロッシング』(キム・テギュン監督)の作品評が5pあります。韓国の北朝鮮に対する政策などにも触れ、作品の背景について理解を深めることができるでしょう。そのほか、評論家発映画批評で2人が『息もできない』(ヤン・イクチュン監督)を取り上げてます(各1p)。
キネマ旬報 2010年4月下旬号(No.1555)
キネマ旬報社/890円(税込)/2010年4月5日発売
http://www.kinejun.com/kinema/
【掲載記事】
作品評『クロッシング』by大場正明
評論家発映画批評『息もできない』by石原陽一郎/by内海陽子
キネマ旬報 2010年4月下旬号(No.1555)
キネマ旬報社/890円(税込)/2010年4月5日発売
http://www.kinejun.com/kinema/
【掲載記事】
作品評『クロッシング』by大場正明
評論家発映画批評『息もできない』by石原陽一郎/by内海陽子
2010年4月14日
日経エンタテインメント! 2010年5月号
「日経エンタテインメント!」最新号には「ネオ韓国エンタ最新事情」なる特集が掲載されてます。全14pというなかなかのボリューム。
ドラマ編では、ゴールデンに放送される「IRIS」ほか、ジェジュン(東方神起)が出演する「素直になれなくて」、キム・ジュンとキム・ジェウクが出演する日韓合作ケータイ・ドラマ「キミの記憶をボクにください~ピグマリオンの恋~」などを紹介してます。キム・テヒのインタビューが1p。
音楽編では、超新星、SS501、SHINee、KARA、T-ara、CNBLUE、FTIslandら、相次いで上陸するK-POP勢をピックアップしてます。4Minuteにグラビア1pを割いてるのに、記事は驚くほど短いですけど......。そのほかにユン・サンヒョン、John-Hoon、ジュノも。Mnet、KBS World、KNTVという韓国チャンネルの紹介記事もあります。
この雑誌を買ったのって初めてですが、メイン特集の「タレントパワーランキング」とか、ものすごく"分析"するんですね。そんな視点で韓国エンタメを切り取るのもなかなかおもしろいです。
そういえば映画については完全スルーですね。今なら『息もできない』があってもよさそうですが、まぁ、ブームは過ぎ去ったということでしょうか。
日経エンタテインメント! 2010年5月号
日経BP社/580円(本体552円)/2010年4月3日発売
http://ent.nikkeibp.co.jp/ent/
【掲載記事】
10代20代女性がハマってブーム突入!「ネオ韓国エンタ最新事情」
ドラマ編では、ゴールデンに放送される「IRIS」ほか、ジェジュン(東方神起)が出演する「素直になれなくて」、キム・ジュンとキム・ジェウクが出演する日韓合作ケータイ・ドラマ「キミの記憶をボクにください~ピグマリオンの恋~」などを紹介してます。キム・テヒのインタビューが1p。
音楽編では、超新星、SS501、SHINee、KARA、T-ara、CNBLUE、FTIslandら、相次いで上陸するK-POP勢をピックアップしてます。4Minuteにグラビア1pを割いてるのに、記事は驚くほど短いですけど......。そのほかにユン・サンヒョン、John-Hoon、ジュノも。Mnet、KBS World、KNTVという韓国チャンネルの紹介記事もあります。
この雑誌を買ったのって初めてですが、メイン特集の「タレントパワーランキング」とか、ものすごく"分析"するんですね。そんな視点で韓国エンタメを切り取るのもなかなかおもしろいです。
そういえば映画については完全スルーですね。今なら『息もできない』があってもよさそうですが、まぁ、ブームは過ぎ去ったということでしょうか。
日経エンタテインメント! 2010年5月号
日経BP社/580円(本体552円)/2010年4月3日発売
http://ent.nikkeibp.co.jp/ent/
【掲載記事】
10代20代女性がハマってブーム突入!「ネオ韓国エンタ最新事情」
2010年3月28日
WPK 2010 SPRING
KARAインタビューを目当てに買ったんですが、4p(インタビュー自体は1p)のみ。MUSIC ON TV!の番組「韓流WIDE」のガールズグループ特集を誌上リプレイした記事「K-POP GIRLS 2010」が2pあるほかは見事に男子ばかりです。あ、A.N.JELL(from「美男ですね」)にパク・シネがいますね。表紙・巻頭はFTIslandで、SHINee、超新星、ユン・サンヒョン、リュ・シウォン、シン・ヘソン、パク・ヨンハ、SS501、MBLAQ、CNBLUE、PARAN、U-KISS......と、これまた見事に関心のないラインナップです(すみません)。しかし撮り下ろし写真はどれもきれいですね。ファンにはうれしいところでしょう。「ライブ会場から即行★直行K-FOOD 12選」というホール近辺の韓国料理屋を紹介する記事は、なるほど、うまい企画です。役に立つかも。そのほかRain(ピ)のAISA TOUR in OSAKAレポートなど。
WPK(WHAT's IN? PICTORIAL K) 2010 SPRING
ソニー・マガジンズ/1,500円(本体1,429円)/2010年3月25日発売
WPK(WHAT's IN? PICTORIAL K) 2010 SPRING
ソニー・マガジンズ/1,500円(本体1,429円)/2010年3月25日発売
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