2018年4月24日

不夜城(ハイクラス~私の1円の愛~)

不夜城

原題 불야성(不夜城)
2016年11月21日~2017年1月24日/全20話/MBC
http://www.imbc.com/broad/tv/drama/bulya/
Netflixにて2017年2月より配信
https://www.netflix.com/browse?jbv=80150604
KNTVにて2017年8月2日よりテレビ初放送
その後の放送およびDVDでは「ハイクラス~私の1円の愛~」

脚本 ハン・ジフン(「ラスト・ゲーム〜最後に笑うのは誰だ?!」)
演出 イ・ジェドン(「私の人生の春の日」)

イ・ヨウォン……ソ・イギョン ギャラリーS 代表
ユイ……イ・セジン
チン・グ……パク・ゴヌ ムジングループ 特別企画室 室長

チェ・ミン……チョ・ソンムク イギョンの側近、Sファイナンス理事
シム・イヨン……キム作家 イギョンの側近、ハッカー
チョン・ヘイン……タク イギョンのボディガード

チェ・イルファ……ソ・ボンス イギョンの父、日韓金融 会長
ナム・ヒョンジュ……ソ会長の後妻?
ユン・ボギン……チャン・スッキ セジンの叔母
キム・ゴウン……シン・ソンミ セジンの従妹、スッキの娘

チョン・ハニョン……パク・ムイル ゴヌの父、ムジングループ会長
イ・ジェヨン……パク・ムサム ムジン物産 社長、ムイルの末弟
ナム・ギエ……ムン・ヒジョン室長 ゴヌの秘書

チョン・グクファン……ソン・ウィソン 天下金融 会長
パク・ソヌ……ソン・ギテ ウィソンの息子、天下金融 社長
イ・ホジョン……ソン・マリ ギテの娘

チョン・ドンファン……チャン・テジュン 元大統領
ソン・ヨンギュ……ナム・ジョンギュ テジュンの秘書、白松財団 理事長
チョン・ハノン……ソン・マノ 未来発展経営者協会の新会長
イ・ユンサン……未来発展経営者協会の会員

キム・ガンヒョン……キム・ホンソク マリの元恋人 ※1話
チョン・スンギル……大阪のヤクザ? ※1話
ハム・ナヨン……幼い頃のイギョン ※1話
リュ・ミンジョン……エステティシャン ※1話
ソン・ナッキョン……空港で中国人を迎える/セジンの乗る車を襲う男 ※1・3話
ワン・ジミョン……セジンを拉致する中国人 ※1~3・14話
ミン・ジュニョン……セジンのセクハラ上司@ホテル ※2話
???……示談を勧める刑事 ※2話
キム・ホジュン……警察官 ※3話
カン・ソヨン……マリの友人 ※3・7話
チョン・ジンギ……反ムサム派の重役 ※3話
???……反ムサム派の重役 ※3話
ソン・ソングン……刺されたムサムの担当医 ※3話
オ・ジョンセ……サンチョル イギョンが借金を取り立てる詐欺師 ※4・5話
ファン・ギュヨン……ムサムが刺された現場の警備員 ※4話
ペ・ギボム……車載カメラの動画を提供しようとするキム社長 ※4話
キム・スンジュ……ムイルの世話をする看護師 ※5・6話
パク・セフン……中国人の遺体を発見する出前配達員 ※6話
ホン・ソンホ……チェ理事に買収される鑑識課 ※6話
イ・テハ……チェ調査官 金融監督院 ※6話
イ・チョリ……刑事 ※6話
オ・ギファン……刑事 ※6話
チョン・ヨンド……BMOニュース速報の記者 ※6話
イ・ジェウ……チャン・ヒョニル 若きリーダーの会の主催者、テジュンの甥 ※7話
ファン・ジュホ……ギャラリーSに家宅捜索に入る検察官 ※7話
チョン・ミョンジュン……検事 ※8話~
キム・サンイル……パク会長の担当医 ※9話
???……法務課のゴヌの友人 ※11話
コ・ウォンソク……城北洞がコーリン社の資料を奪うため送った男 ※12話~
パク・ミスク……チョン・ミヨン コーリン社 キム・ヒョンス社長の前妻 ※13話
ク・ボンソク……タクらを連行する検察官 ※13話
ユン・ボクソン……検事 ※13話
ク・ヨンヒョン……ニュース番組のアナウンサー ※13話
イム・ホ……カン・ジェヒョン KOREA WORKS代表、大統領候補 ※15話~
ミン・サンウ……ソン会長を監禁している病院の院務課の職員 ※15話
ミン・ギョンス……カン候補を取材する記者 ※16話
イム・ジョンオク……街頭インタビューに答える市民 ※16話
マ・ミニ……旌善ヒョンソンリゾートの職員 ※17話
ミン・ビョンエ?……民主未来党旗揚げの会の女性参席者 ※17話
クォン・ヒョクソン……ナム理事長の警護官 ※17・18話
シン・ボムシク……ナム理事長の手下 ※17・18話
クォン・ホンソク……カン代表にキム理事の辞職を伝えるKOREA WORKS社員 ※18話
イ・ミギョン=イ・ドユン?……カン代表の記者会見に集まった記者 ※18話
チョン・スルギ……ニュース番組のアナウンサー ※19話
ソン・ホンイル……セジンが接触する日本の実業家 ※19話
ユン・ヨンモク……チェ理事の執刀医 ※20話

2018年4月21日

浪漫ドクター キム・サブ

少年時代、VIP患者を優先されたために父を亡くしたドンジュは、ある医師と出会い、外科医を志した。やがて優秀な医師となったドンジュ(ユ・ヨンソク)は実力だけで出世しようと懸命に働くが、ある手術でミスを犯し、山奥のトルダム病院に左遷されてしまう。そこで5年前に姿を消した先輩医師のソジョン(ソ・ヒョンジン)と再会するが、恋人を亡くしたトラウマを抱える彼女は目の前で自殺を図る。それを救ったのはキム・サブ(ハン・ソッキュ)。ドンジュはその“神の手”に魅せられ、反発しながらも多くを学んでいく。

 なんといっても、ハン・ソッキュ。2011年の「根の深い木」で16年ぶりのドラマ復帰が話題になりましたが、その後の出演も時代劇で、ドラマで現代劇を演じるのは実に21年ぶり。飄々としながらもアツい魂をもつ天才外科医という役どころで、SBS演技大賞の大賞も納得の存在感でした。
 各話のエンディングでBilly Joelの"The Stranger"が流れてカッコいいんですが、日本の放送では音楽が差し替えられてました。「音楽は1980年代の洋楽をカセットテープで聴くにかぎる」というサブの人物造形に関わってくるので、いかがなものでしょうか。8話でも、鎌を持った男に脅されながら手術を続行する場面で流れるのはThe Beatlesの"Hey, Jude"なのに、チョン・イングォンの"걷고, 걷고(歩いて、歩いて)"。これはこれでいい曲なんですが……。
 若き医師がクセモノのキム・サブ(サブは漢字にすると師父で師匠の意)に反発しながらも成長していく姿が主軸。ドンジュ役とソジョン役を演じたユ・ヨンソク、ソ・ヒョンジンも、屈折したエリートのインボム役を演じたヤン・セジョンも、それぞれよかったです。さらには、オ看護師(チン・ギョン)やチャン課長(イム・ウォニ)、看護師のウンタク(キム・ミンジェ)、それから怪しく登場したヨナ(ソ・ウンス)と、トルダム病院の面々もみんな。
 運び込まれてくる患者のエピソードもさまざまで、いくつもの感動の場面が。さすが「製パン王キム・タック」や「家族なのにどうして?」のカン・ウンギョンの脚本です。

浪漫ドクター キム・サブ【あらすじ】

【01】インターンとなったドンジュは先輩ソジョンと衝突してばかりだったが、涙を流すソジョンを見て突然キス。ソジョンに恋人がいると聞いても想いを告げる。その後、ソジョンはムン先生とともに交通事故に遭い、ムン先生は他界。ソジョンは病院を抜け、山で気を失い…。

【02】5年後。医師となったドンジュは手術に失敗してトルダム病院に左遷された。そこで出会ったサブの腕に感嘆するものの、反発。その一方でソジョンと再会する。トラウマの蘇ったソジョンは幻聴と幻覚に苛まれ、手首を切る。呆然とするドンジュだったが、手術に加わる。

【03】サブはソジョンを救い、医師失格と怒鳴りつけた。外科長から院長との会食の席に誘われたドンジュだが、到着した急患を救うことを決心する。しかし患者は死亡。さらに火傷を負った重症患者が運び込まれ、ソジョンの指示を受けながら手当てをするが、そこにサブが…。

【04】ソジョンの土下座を見かねたドンジュは辞表を提出し、サブに不満をぶちまける。シン会長が心臓手術をサブに依頼。ト院長はシン会長の信頼する医師がサブと知って驚く。ソジョンはオーダリーとして残ることを許された。ドンジュはサブがかつて出会った医師だと確信。

【05】ドンジュはサブから学ぶつもりで残ることを決意。しかし癌患者を死なせたトラウマで手術中にパニックに陥る。一度は投げ出そうとしたドンジュだったが、無事に手術を終えた。ソン外科長がサブにシン会長の手術から下りるよう告げる一方、インボムがソジョンの前に。

【06】インボムはソジョンを知らないふりをする。サブとドンジュが不在のなか急患が到着し、未登録のインボムが執刀した。ソジョンとインボムは庇いあうが、サブは激怒。ソジョンは初めて言い返した。サブはト院長にインボムを要求。コサン大学病院から8人が派遣される。

【07】インボムはドンジュと殴りあい、異母姉と勘違いしているソジョンに反発。腹を刺された男が担ぎ込まれ、サブはインボムに執刀を命じる。サブに叱責されたドンジュはトイレで会った男が犯人ではないかと疑う。そして、ソジョンに鎌を突きつけた男が手術室に現れて…。

【08】手術を強行したサブが諭し、男は妻と娘の前で警察に連行された。一方、ソジョンは異母姉弟ではないと説明するが、インボムは聞く耳をもたない。コサン大学病院の監査が入り、サブは事件の責任を追及され、ソジョンも精神科医に追いつめられる。そこにシン会長が…。

【09】サブが追いつめられていると知ったソジョンは辞表を出し、インボムの車でソウルへ。しかしチェ医師は問題なしとの診断を下していた。ドンジュがソジョンを迎える。ソン外科長が逃げ、サブは手術を決意。その頃、ドンジュとソジョンは多重衝突事故の現場に出くわす。

【10】インボムも救出に合流。チェ監査は娘が被害者でも規則は変えられないというが、サブは手術に踏みきる。老患者の妻が亡くなったことに責任を感じるソジョン。オードリー卒業を言い渡されるが、ヒョンジュの名札を拾ってサブを怒らせた。ト院長がドンジュを懐柔し…。

【11】多重衝突事故の加害者に罪悪感はなく、ソジョンはその母親に訴えられるが、絶対に謝罪はしない。やがて加害者は足を失った被害者の姿に言葉を失い、泣きながら謝る。一方、腹痛を訴える脱走兵に暴行の跡を認めるが、ドンジュはト院長に死亡診断書の偽造を迫られる。

【12】脱走兵は亡くなった。ドンジュは彼の両親の前で何も言えない。さらに、かつての遺族に非難され、母の前で謝罪。そして脱走兵の両親に真実を記した死亡診断書を渡す。シン会長の手術日が決まり、ト院長からチームに紛れ込むよう命じられたインボムはサブに直訴する。

【13】ソジョンが助手に指名され、シン会長が入院。その一方、MERSの疑いが発生しため、救急室を閉鎖する。保健所とも連絡がとれず対応に追われるなか、患者が急性虫垂炎を発症し、ドンジュは倒れる。サブが救急室に入ろうと意を決したところ、ソジョンが名乗り出る。

【14】MERSの検査結果は陰性。目覚めたドンジュはそばにいてくれたソジョンを抱きしめる。再びヨナが奉職医としてやって来た。インボムの嘘を見破ったサブは「消耗品にまで成り下がるな」と忠告する。ソジョンが好きな気持ちを打ち明け、ドンジュのキスを受け入れる。

【15】診察を巡って対立するドンジュとインボムだったが、ドンジュが手術を成功させる。ソジョンとドンジュは交際を隠しているが、チャン室長にはバレていた…。シン会長は末期の肺癌。サブは人工心臓の交換手術を中止しようとするが、シン会長は予定通り受けると告げる。

【16】ト院長はスタッフ交代か手術の公開を迫る。サブは信頼するチームでの手術を決意。足かせになると渋るドイルも説得する。ト院長らが見つめるなか手術開始。ドンジュは手術時間を短縮するためインボムをチームに加えたが、手術を要する急患のためウナが呼びに来て…。

【17】ドンジュとインボムは人工心臓の交換に間に合い、シン会長の手術は成功した。本院の医師たちはその完璧さに驚嘆するが、シン会長の意識は戻らない。サブは委任状を盾に誰も集中治療室に入れず、ト院長は激怒。その一方、オ記者が14年前の真実を暴こうとしている。

【18】シン会長の脳死の噂が広まり、トルダム病院は対応に追われる。ト院長が病院閉鎖を告げ、シン会長を移送するためシム科長らがやって来るが、シン会長は意識を取り戻した。そして次々と急患が運び込まれるなか、ドンジュが父の手術を後まわしにした理由をサブに問う。

【19】ドンジュは頭ではサブを理解できても怒りを抑えられないが、同じような立場になり、さらにドイルから14年前の真実を聞かされる。一方、ト院長は人工心臓交換手術の成功を自分の手柄のように記事に。サブは代理手術の証拠を手にチーム全員を連れて祝賀会に現れる。

【20】ト院長とサブは乱闘に。インボムも涙ながら父のもとを去った。負傷したサブはドンジュに手術を任せる。サブはト院長に「世の中は変えられないが、ただ患者を助けたいだけ」と告げる。打ち上げをしていたトルダム病院の面々は交通事故の知らせを受けて治療に戻る。終

2018年4月20日

その女の海

父のドンチョル(イ・デヨン)が愛人のヨンソン(イ・ヒョンギョン)と幼い息子のミンジェを連れて家に戻ってきた。ところが、ミンジェはスインが目を離した隙に海で行方不明となり、ドンチョルは殺人事件の濡れ衣を着せられて服役してしまう。母のスノク(パク・ヒョンスク)はヨンソンと支えあいながら娘たちを育てた。10年後、スイン(オ・スンア)は麺工場で働き、同僚のジョンウク(キム・ジュヨン)と愛を育んでいたが、社長令嬢のセヨン(ハン・ユイ)に想いを寄せられたジョンウクに野心が芽生える。ジョンウクは貧しい家族のためセヨンとの結婚を決意し、横領の罪を着せてスインを会社から追い出す。そのとき、スインのおなかにはジョンウクの子が宿っていた……。

 KBS「TV小説」枠の前作「あの空に太陽が」がシリーズ屈指の駄作だったので迷いましたが、結局、視聴しました。
 主人公のスイン役に抜擢されたのは、RAINBOW解散後、女優に転身したオ・スンア。とことん健気、それでいて母としての芯の強さも見せ、初主演とは思えない落ち着いた演技で大役を果たしました。グラマラスなボディは完全封印。ヘソを出して踊っていたとは思えない転身ぶりですね。母親役のパク・ヒョンスクと本当にそっくりだったりもして、ナイスなキャスティングでした。女優としての今後の活躍に期待です。
 イ・ヒョンギョン扮するヨンソンがもうひとりの主人公といった感じで、終盤、意外な過去が明かされて驚きの展開。スインにとっては亡くなった母に代わるもうひとりの母のようにもなって、ラストシーンには泣かされました。

2018年4月19日

ハイド・ジキル、私(ジキルとハイドに恋した私)

ハイド・ジキル、私

原題 하이드 지킬, 나(ハイド・ジキル、私)
2015年1月21日~3月26日放送/全20話/SBS
http://tv.sbs.co.kr/hyde/
KNTVにて2015年6月20日より日本初放送
その後の放送およびDVDでは「ジキルとハイドに恋した私~Hyde, Jekyll, Me~」
http://kandera.jp/sp/jhm/

脚本 キム・ジウン(「清潭洞アリス」)
演出 チョ・ヨングァン(「私の期限は49日」「野王」)

ヒョンビン……ク・ソジン ワンダーランド 常務/ロビン
ハン・ジミン……チャン・ハナ ワンダーサーカス 団長
ソンジュン……ユン・テジュ(=スヒョン) 催眠専門医
ヘリ(Girl's Day)……ミン・ウジョン 大学生

イ・スンジュン……クォン・ヨンチャン ソジンの秘書
ハン・サンジン……リュ・スンヨン ワンダーグループホテル 常務、ソジンの従兄
シン・ウンジョン……カン・ヒエ 精神医学博士、ソジンの主治医
イ・ドクファ……ク・ミョンハン ワンダーグループ会長、ソジンの父
キム・ドヨン……ハン・ジヒ ソジンの母

イ・ヨンラン……ク・ミョンヒ スンヨンの母 ※10話
ソ・グァンジェ……ク・ドンミン ワンダー電子 代表理事 ※10話
イ・グァニョン……ク・サンミン ワンダーコミュニケーション 代表理事 ※10話

クァク・ヒソン……ソン・ソグォン 保安チーム チーム長
イ・セナ……チェ・ソヒ ワンダーグループ会長室 秘書、スンヨンの愛人
イ・ジュニョク……ナ・ムジン 江南警察署の刑事
チョン・ヒョンソク……チャン刑事 江南警察署
パク・コンラク……刑事 江南警察署

イ・ウォングン……イ・ウンチャン ワンダーサーカス 舞台監督
ムン・ヨンドン……パク・ヒボン ワンダーサーカス 団員
オ・ナラ……チャ・ジンジュ ワンダーサーカス 団員
イム・チャンラン……ワンダーサーカス 団員
カン・ソンジン……ワンダーサーカス副団長

メン・サンフン……ミン代表 ウジョン出版社&カフェ経営者
ファン・ミノ……アン・ソングン ハンギョル大学病院 CT技師
キム・ソギョン……保安チーム要員
キム・ジウン……ク会長の秘書

チェ・スハン……少年期のソジン
パク・ハジュン……幼い頃のソジン
ヒョン・スンミン……少女期のハナ
ホ・ジョンウン……幼い頃のハナ
イ・スヒョク……少年期のテジュ(=スヒョン)
イ・ジュギョン……イ・ジュギョン 運転手

パク・ソンギュン……SBC記者 ※1話
ソル・チャンヒ……ワンダーランド 法務部? ※1話
ジョンホ……ワンダーランドでデートをする男性 ※2話
リュ・ミンジョン……ワンダーランドでデートをする女性 ※2話
チェ・ナム……テジュの講義を受講する生徒 ※3話
ソ・ジウォン……テジュの講義を受講する生徒 ※3話
パク・ウォノ……テジュの講義を受講する生徒 ※3話
オ・ギョンミン……ロビンのファンクラブ会員 ※4話
キム・ギウク……警察官 信号無視をしたロビンを取り調べ ※7話
チン・ヒョングァン……チョン・マンシク 誘拐犯 ※7話~

キム・ジョンホ……ソジンを診察した医師 ※10話
チョン・ドンギュ…… ※11話
ユ・ソイ……テジュの部屋の階下の住人 ※11話
キム・ソヌン……SBC記者 ※15話
ミン・ジュニョン……カン・ウィジン デイリードットコム記者 ※17話
イ・ジュニ……記者 ※17話
チョン・イェウォン……記者 ※17話
カン・ドンヨプ……交通課の警察官 ※17話
チェ・イクジュン……警察官 ※17話
パク・パリョン……本部理事 ※18・19話
キム・イクテ……本部理事 ※18・19話
K.will……ラジオDJ ※18話

ハイド・ジキル、私【あらすじ】

【01】ワンダーランドでゴリラが脱走するが、ハナが手なずけて無事。ソジンはサーカス団との契約解除を通告する。一方、治療法が見つかったというカン博士のもとへソジンが向かうが、追いかけたハナが血まみれで倒れる彼女を発見。犯人らしき男に襲われるが、ロビンが救出する。

【02】ハナはソジンに助けられたと思うが、ソジンはロビンが現われたと気づく。カン博士は失踪。契約延長と引き換えにハナは催眠捜査に協力するが、犯人の顔はどうしても思い出せない。ショー会場でハナの頭上のミラーボールが落下。間一髪、ハナを救ったのは再びロビンだった。

【03】「礼はいらない。性格だから」と去ろうとするロビンだったが、ハナが手を貸して一緒に逃走。そしてハナは“天使の橋”で救ってくれたのがロビンだったと気づく。ロビンも15年前を思い出して微笑んだ。ロビンは「ハナを守る」という2人の新しいルールをソジンに伝える。

【04】再びサーカス団の契約解除を通告されたハナはソジンを問いつめる。しかしソジンはロビンの話をもちだされて憤慨。アン技師に命を狙われるハナだったが、偶然に居合わせたソジンに助けられる。翌朝、ソジンの家にハナがやって来る。ロビンが勝手に契約を交わしたのだった。

【05】ロビンの勝手な契約にソジンは憤慨。しかし、2人で一日を使い分けることにした。ロビンはサーカス団に雇われ、ハナと地方合宿へ。しかし、またもやアン技師に狙われる。なんとかハナを守るが、ロビンは気絶し、目覚めたのはソジン。ハナはソジンと気づかず愛を告白する。

【06】ハナの突然の告白に戸惑うソジン。一方、アン技師が逮捕されたが、カン博士は見つからない。ソジンが携帯電話のメッセージを消したため、ロビンから返事のないハナは失恋したと思って意気消沈。ロビンは正直に覚えてないと謝るが、ハナはロビンの本心がわからず混乱する。

【07】ク会長はサーカス団追放を命じるが、ソジンはメイン公演に抜擢。ハナに誤解がソジンのせいと知られるが、ロビンはうまく説明できない。不安を打ち明けたロビンはハナにキス。一方、アン技師はソジンが友人だったと供述し、ソジンは一緒に誘拐されたスヒョンを思い出す…。

【08】寝込んだソジンをハナが看病しようとするが、ソジンは拒む。一方、ロビンは「『助けて』を待ってる」とソジンにメッセージ。一方、アン技師はスヒョンではないとリュ常務が見破る。カン博士はテジュの隠し部屋に監禁されていた。テジュが名前を変えたスヒョンなのだった。

【09】ハナはロビンとともにテジュのもとへ。テジュは催眠術でスンヨンからソジンに兄はいないと聞きだす。ハナは15年前に死のうとしていたのがロビンではなくソジンだったと知る。ロビンとハナが交際宣言。翌朝、ソジンは目覚めなかった。ロビンがソジンへの脅迫電話に従う。

【10】テジュの指示で、ロビンは倉庫へ。ソジンが目を覚め、ハナとともに監禁される。部屋にガスが充満し、ソジンはハナにガスマスクをつけ、ロビンに助けを求めた…。2人は無事に救出されるが、ハナはロビンが窓ガラスを割ったはずと混乱。そしてソジンの腕の包帯に気づく…。

【11】ハナの目の前でソジンが眠り、目覚めたロビンが多重人格障害を打ち明ける。ソジンはハナに愛を告白するが、主人格消滅の兆候が現われ、テジュに相談。テジュは「まもなく消滅する」と欲望をもちはじめたロビンを動揺させる。ソジンがスヒョンへのメッセージを公開する…。

【12】ソジンに「忘れている過去がある」と言われたテジュは動揺する。ハナは告白した相手がソジンだったと気づいて混乱。一方、ソジンは休職を宣言した。テジュはロビンを誘いだし、暴力的なテリーを出現させようと画策。ロビンは「ロビンとして生きたい」とハナを抱きしめる。

【13】2人とも守りたいというハナにロビンは戸惑う。一方、ソジンに父が誘拐事件の共犯と指摘されたテジュは動揺。催眠術で誘拐犯に接触させるとアン技師は殴りかかった…。ロビンは22年前の記憶がすべて浮かんだとテジュを訪ねる。しかし、やって来たのは実はソジンだった。

【14】テジュは催眠状態のロビンと思い込んで正体を明かした。ソジンは謝罪するが、テジュは父の共犯を認めようとしない。カン博士は救出されたものの、テジュは逃走。誘拐犯を拉致し、ますます怒りを募らせる。ソジンに心を開きはじめるハナだったが、テジュが家に侵入して…。

【15】ソジンとハナを人質に立て籠もったテジュに記憶が甦る。やはり父は共犯だったのだ…。呆然とするテジュだったが、ソジンに「生きてみよう」と説得されて投降。ク会長はソジンに「すまなかった」と初めて謝る。ソジンもハナに「愛してもいいかい?」と初めての言葉を口に。

【16】愛する方法を学びたいというソジン。一方、ロビンはハナが自分の出現を止めようとした記憶に衝撃を受ける…。ク会長がソジンから離れるようハナに懇願し、ハナは葛藤する。ロビンは心配するハナのために取材を断った。ところが、ソジンが自ら正体を明かそうと決意して…。

【17】ロビンの作業部屋に記者が集まってきた。ソジンは自ら正体を明かそうとするが、ハナが制止。ロビンはハナがソジンの味方をしていると思い込む。リュ常務の罠で交通事故に巻き込まれたロビンが再び記者に取り囲まれ、ハナはロビンとはソジンのペンネームなのだと説明する。

【18】ソジンとロビンはおたがいを共有することで同意。ロビンのラジオ出演はうまくいったが、その記憶はソジンに流入し、覚えていないロビンは自分の消滅の可能性に怯える。その夜、ソジンがロビンになりすましてラジオに出演。ロビンはハナが気づかなかったことに愕然とする。

【19】さらに記憶が失われていくロビンはカン博士に1週間後に自分を消すよう頼む。そしてハナを旅行に誘う。ロビンは前日と同じことを繰り返し、ハナはカン博士に事情を聞いて号泣。ロビンはロビンとしての記憶をもったまま消えたい。ハナは「いちばん大切な記憶は私が」と…。

【20】ロビンとハナは結婚式を挙げ、最後のキスを交わしたロビンは催眠療法を受けた。ソジンにロビンの記憶と感情が流れ込んでくる。ソジンが代表理事に就任する一方、ロビンの新連載開始が発表。ロビンの作業室の机にはソジンがいて、描きかけだったハナの絵が完成している。終

2018年4月18日

ファントム

ファントム

原題 유령(幽霊)
2012年5月30日~8月9日放送/全20話/SBS
http://programs.sbs.co.kr/drama/phantom/
KNTVにて2013年1月27日より日本初放送
https://phantom.ponycanyon.co.jp

脚本 キム・ウニ(「サイン」)
演出 キム・ヒョンシク(「サイン」)、パク・シヌ

ソ・ジソプ……キム・ウヒョン 警察庁 サイバー捜査隊1チーム長
イ・ヨニ……ユ・ガンミ 警察庁 サイバー捜査隊1チーム
クァク・トウォン……クォン・ヒョクジュ 強力班刑事→サイバー捜査隊1チーム長
イム・ジギュ……ピョン・サンウ 新人刑事
ジオ……イ・テギュン 警察庁 サイバー捜査隊1チーム
クォン・ヘヒョ……ハン・ヨンソク 警察庁 サイバー捜査隊1チーム

ペク・スンヒョン……カン・ウンジン 警察庁 証拠分析博士
ペ・ミニ……イ・ヘラム 警察庁 証拠分析研究員
チェ・ジョンウ……シン・ギョンス 警察庁捜査局長
チャン・ヒョンソン……チョン・ジェウク 警察庁サイバー安全局長

チェ・ダニエル……パク・キヨン トゥルーストーリー 代表
ソン・ハユン(=キム・ビョル)……チェ・スンヨン トゥルーストーリー 記者
チョン・ドンファン……キム・ソクチュン ウヒョンの父
イ・テウ……キム・ソヌ ウヒョンの息子
キム・ユンテ……警察庁 特殊捜査課チーム長

オム・ギジュン……チョ・ヒョンミン セガン証券代表
パク・チイル……ムン常務 セガン証券常務、ヒョンミンの右腕
チョン・ムンソン……ヨム・ジェヒ ヒョンミンの部下
ミョン・ゲナム……チョ・ギョンシン セガングループ会長、ヒョンミンの叔父
イ・ジェユン……チョ・ジェミン セガン自動車代表、チョ会長の息子

チェ・ジノ……タン・サミョン 香港ハッカー集団「デヒョン」の表向きのボス
イ・ウォングン……香港ハッカー集団「デヒョン」のメンバー

イソム……シン・ヒョジョン 女優
カン・ソンミン……ヤン・スンジェ ヒョジョンの元マネジャー
ユン・ジヘ……ク・ヨンジュ 最年少女性市警キャップ

カク・チミン……クォン・ウンソル ガンミの高校時代の友人
ハン・ボベ……クァク・ジス 連続自殺事件の鍵を握る高校生
ハ・スンリ……チョン・ミヨン 連続自殺事件の容疑者
チン・ギョン……オ・ヨンスク 連続自殺事件の高校の教師
イ・ギヨン……イム・チヨン検事
チャン・ハンジュン……ヨンソク事件に関係する建物の所有者

キム・ソンオ……シン・ヒョジョンのファン
イ・ジュン……通行人