2016年12月28日

私の心は花の雨【あらすじ】001-030

【001】1950年。ヨニが妊娠し、スンジェは結婚を約束。知らせを受けたゲオクも喜ぶ。一方、イルランも妊娠したが、実は妻子のいたスチャンに捨てられてしまう。戦争が勃発。スンジェとヨニは大邱に避難する途中でイルランを同乗させた。ところが爆撃に遭い、スンジェが倒れ…。

【002】ヨニに手をつかまれるが、イルランは振りきって逃げだした。せめてゲオクに息子の死を伝えようと大邱を訪ねると、ドクスがスンジェの婚約者と思い込み、そのままなりすますことにする。ヨニとイルランはそれぞれ娘を出産。やっと大邱に辿り着いたヨニがイルランを見つける。

【003】イルランの無事を喜ぶヨニ。スンジェの実家を訪ねるつもりと聞き、イルランはなんとか阻止しようと画策。ヨニを尾行してソナを奪う。置き去りにされたソナをギテクが見つけ、連れ帰ってコンニムと名づけた。1971年、ソウル。コンニムはチュンシムの食堂を手伝っている。

【004】イルランはヨニになりますし美星製菓の常務となっていた。娘のヘジュは医師を目指す大学生。無関心をソノに責められ、学生デモに参加する。検挙されたソノは有力者の父ミンギュのおかげで釈放。止められなかったガンウクが殴られる。ガンウクはコンニムを思い出している…。

【005】ヘジュはソノが気になり、大学で捜す。一方、ミンギュに取立の仕事を命じられたガンウクが町でコンニムと再会。学生と思い込まれ、ソノから字を習うことを決意する。チュンシムが貸しだす空き部屋にサニーがやって来た。スチャンが中央劇場から出てきたイルランを見かけ…。

【006】ヘジュはソノに勉強を教えてもらおうとするが、ソノはドチョルに頼んで去ってしまった。ガンウクはソノに字を習いはじめる。一方、コンニムは父と兄の協力で大学検定に出願。大学構内で拾った財布を手にしていると、そこにヘジュが現れる。スリの仕業だったが、ヘジュは…。

【007】ヘジュはコンニムを疑い「こんな生き方はしないで」と去っていった。一方、ギテクはキムさんに土下座され、借金の保証人になってしまう。イルランのの提案で新商品の試食会を開くと、そこにやって来たスチャンが暴れだす。止めに入ろうとしたイルランはスチャンと気づき…。

【008】なんとかスチャンに見つからずに済んだイルランだったが、動揺を隠せない。一方、カサブランカが開店。ミンギュは警察署長からソノのことで忠告されて憤慨する。コンニムはチュンシムに産んでくれたことを感謝。妻に責められる博打仲間を見たスチャンはイルランを思い出す。

【009】イルランはスチャンを捜すよう興信所に依頼。一方、コンニムはガンウクと再会し、小説『傲慢と偏見』の話で盛り上がる。しかし牛乳にクレームが殺到し、販売所は閉鎖の危機に。キムさんの夜逃げが発覚する。スチャンが尾行していた興信所の男を捕まえ、イルランに電話を…。

【010】イルランは子は死んだと言うが、スチャンに脅迫され、仕方なく金を渡した。一方、牛乳配達所を閉めることになり、コンニムは最後の配達でヨニと言葉を交わす。警察から逃げたソノはガンウクの部屋に匿ってもらう。ギテクの取立にやって来たガンウクはコンニムに気づいて…。

【011】ガンウクは逃げるように去っていった。チュンシムは泣きながらギテクを責める。コンニムはドチョルに追い立てられたものの検定試験を受けられなかった…。イルランは興信所を閉めるよう大金を渡す。コンニムは学費として貯めてきた金をギテクに差し出した。ガンウクは泥酔。

【012】ソノを見つけたミンギュは激怒。仲間のリストを突きつけられたソノは休学届を提出した。それを知ったヘジュは落ち込む…。一方、ギテクはガンウクに土下座し、もう家には来ないと約束してもらった。中央劇場で働きはじめたソノは、ポスター貼りの最中、コンニムとぶつかる。

【013】コンニムはソノを変態と思い込む。ガンウクはカサブランカで働きはじめ、コンニムと再会。言い訳するが、「もう会いたくない」と言われてしまう。一方、大学でスリが逮捕され、誤解に気づいたヘジュは後悔する。コンニムが仕事を求めて中央劇場へ行くと、そこにはソノが…。

【014】コンニムは中央劇場のチケット売場に採用された。変態と疑うソノを警戒するが、本を読む姿にはいい印象をもつ。一方、ギテクは美星製菓に入社。ヘジュはコンニムに誤解したことを謝りに来た。スチャンはイルランの居場所を探して美星製菓へ。出勤したイルランの前に現れる。

【015】コンニムはソノに誤解したことを謝るが、その手から輸入雑誌が…。やっぱり変態だと脛を蹴り上げた。しかし、社長に怪我の理由を言わないソノを少し見直す。一方、ヨニはヨンジにマフラーを編んであげた。イルランは仕方なくスチョルに大金を渡す。そこにドクスが現れて…。

【016】イルランはスチャンを取引先の新任部長と紹介するが、ドクスは嘘に気づく。一方、コンニムは映画館で不良少年を追い帰すが、恨みを買い、帰り道でからまれる。ソノが現れ、一緒に逃げるが、コンニムは片方の靴を亡くした。ドクスが常務室でメモを見つけ、スチャンを訪ねる。

【017】ヘジュは中央劇場の社長がソノの父と気づく。コンニムはソノに借りた靴を返す。一方、ドクスが家にスチャンを連れてきた。慌てて帰宅したイルランはすべてがバレたと観念して土下座するが、スチャンは従兄だと言いくるめていた。コンニムがガンウクの部屋でスタンプを落とす。

【018】コンニムはスタンプの紛失を先輩に叱られ、ガンウクの部屋にメモを残した。一方、ギスンは美星製菓に化粧品を売り込み、口紅を買ってくれたドクスを好きになる。ドクスはその口紅をサニーに贈った。ゲオクがスチャンを招待させ、イルランはヘジュを水原工場に行かせるが…。

【019】スチャンはヘジュが自分の娘じゃないかと言いだし、イルランはむきになって否定する。一方、コンニムはスタンプを見つけてくれたソノに花を買うものの、渡せない。ソノはヘジュに選んでもらった靴をコンニムに贈り、ヘジュはショックを受ける。ミンギュはヘジュを気に入る。

【020】ガンウクと父のスチャンが10年ぶりに再会。ガンウクは母が倒れても博打をしていた父を今も憎んでいる。スチャンはイルランを脅し、ヘジュと2人きりで会う。一方、たがいに意識するコンニムとソノ。コンニムはソノがヘジュと交際しているわけではないと聞いて、つい喜ぶ。

【021】帰宅したヘジュがスチャンからの贈り物をイルランに渡す。それは真っ赤なネグリジェだった。スチャンはイルランに会社の椅子を要求する。一方、コンニムはソノの前でぎこちない。コンニムの靴に気づいたヘジュが好きな相手はソノと打ち明け、ソノはコンニムに告白するが…。

【022】コンニムはヘジュの言葉を思い返し、ソノの告白を聞かなかったことに。ソノは牛乳配達員がコンニムだったと気づくが、あげた靴も履いていないのを見て引き下がる。一方、イルランは孤児院の奉仕活動へ。来るはずだったヨンイムの入院を聞いて見舞いにいくと、ヨニがいて…。

【023】イルランはヨニから逃げた。スチャンからはまた脅迫の電話。コンニムのつくった粥はヘジュがヨンイムの見舞いに持参した。コンニムはヘジュの恋に協力するのだった。一方、ギスンはドクスを誘おうとするが、ヨンジに邪魔をされる。ガンウクが劇場でコンニムの声に気づき…。

【024】コンニムはガンウクの弁解も聞かず帰ったが、サニーから利子の件を聞いて憤慨。ただ助けたかったというガンウクに「チンピラに同情されたくない!」と言い捨てる。一方、イルランはスチャンを遠くへやろうと画策。ガンウクの好きな相手がコンニムと気づいたソノは衝撃を…。

【025】コンニムはソノにもサニーにもガンウクはいい人と言われ、誤解していたのではないかと思いはじめる。一方、ゲオクがスチャンに用意した惣菜をヘジュが持っていくことに。スチャンはイルランの策略で料亭に向かうところだった。スチャンとヘジュは睡眠薬入りの茶を出され…。

【026】ヘジュがスチャンと一緒と知ったイルランが駆けつけ、間一髪、茶を飲ませずに済んだ。しかし、スチャンに怪しまれてしまう。明日までに会社に椅子を用意するよう脅されたイルランは、会社が停電になったことで、ある方法を思いついた。スチャンとマングが工場に忍び込み…。

【027】スチャンとマングは工場の冷蔵設備の電源を切断。翌朝、材料が台無しになり、美星製菓では納品が間に合わないと大騒ぎに。スチャンが現れ、材料を調達する。一方、コンニムが給料を前借りしたが、実はソノが内緒で用意したものだった。ギテクが返済のため劇場にやって来る。

【028】コンニムは咄嗟にソノと隠れた。ギテクはミンギュにカサブランカへ行くよう言われる。一方、ゲオクがスチャンに会社に来てもらおうと言いだす。父と買い物に出かけたヨンジはばったりヨニと会い、靴を選んでもらう。コンニムがギテクの代わりに借金を返しにカサブランカへ。

【029】ガンウクは受け取ろうとしないが、コンニムは金を置いていく。一方、スチャンは美星製菓の営業部長として迎えられた。ヨンイムはキム監督に女優復帰を売り込む。ヘジュはソノに告白するが、ソノに「後輩で友人」と断られてしまう。劇場に来たイルランはヨニと鉢合わせする。

【030】ヨニは「幸せそうでよかった」と再会を喜ぶが、イルランは戦々恐々。その一方でソノに想いを寄せるヘジュに「家柄が悪い」と反対する。ヘジュが会いに来ると、ソノは困惑。チャン局長がヌリ会の開催をカサブランカにしたため、ヤン社長が激怒。ガンウクが刺されてしまう…。

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