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2017年2月20日

スングム~金色の大地(輝いてスングム)

1952年の冬、スングム(パク・ハヨン)は父のスボク(クォン・オヒョン)とともにセウンへやって来る。スボクは生き別れた妻のヨニ(キム・ドヨン)を捜すが、夫が死んだと思い込んでいたヨニはすでに再婚し、地元の名士であるチス(キム・ミョンス)の妻となっていた。やがてチスの怒りを買ったスボクはセウンを去ることに。スングムは親しくなったウチャン(オム・ミヌ)に別れも告げられぬまま、再び行商の旅に出た。
 十数年後、スングム(カン・イェソル)はソウルで偶然にウチャン(カン・ウンタク)と再会するが……。

これまた今さらですが、メモ。
 全163話という長丁場の「朝のTV小説」なのでやきもきする展開もありますが、楽しく視聴しました。カン・イェソルもカン・ウンタクも好感度大で、微笑ましいラストシーンでしたし。そして、ジョンス(イ・ビョンフン)がいい人。弟ヨンス(チェ・チャンヨプ)とのエピソードも泣けます。子役たちもよくて。その後の活躍を期待したチェ・チャンヨプは覚醒剤で逮捕されてしまいましたが……。
 ドック(チョ・ソンヒョン)が所属する青年団のような4Hクラブとは、よりよい農村、農業を創るための組織。Head(頭)、Heart(心)、Hands(手)、Health(健康)の4つの頭文字を採り、19世紀末にアメリカではじまったそうです。

ヨンパリ

天才的な手術の腕をもつ外科研修医のテヒョン(チュウォン)は、夜は裏社会の人間を相手に違法往診を行い、“ヨンパリ”と呼ばれている。ある日、イ科長(チョン・ウンイン)に正体がバレ、VIPフロアの勤務を命じられる。その最奥の厳重な警備で固められた病室には財閥令嬢のヨジン(キム・テヒ)が眠っていた。恋人を失った悲しみから自殺を図ったのだが、兄のドジュン(チョ・ヒョンジェ)によって3年ものあいだ昏睡状態にされているのだった。意識を取り戻したヨジンはテヒョンにある取り引きをもちかけるが……。

 ずいぶん前に視聴した作品ですが、メモ。
 序盤はかなり期待させられたものの、後半は失速というか、ぐだぐだというか……。
 チョ・ヒョンジェは初の悪役でしたが、うまくハマってました。キム・テヒもいわれるほど悪くないと思うのですが。話題を集めたシンシア役のステファニー・リーは確かによかったです。新人らしからぬ貫禄で、アクションもなかなか。出番は少なかったのですが、好評を受けてのことでしょう、最終回に再び登場します。
 タイトルになっている主人公の呼び名「ヨンパリ」とは「腕の立つ闇医者」という意味です。DVD化にあたっては「君に愛を届けたい」なんて副題が加えられました。

2017年2月19日

Sense8

ラナ&リリー・ウォシャウスキー監督が初めて手がけるドラマで、NETFLIXのオリジナル。ペ・ドゥナがメインキャストのひとりということでNETFLIXの契約をしました。
 世界各地にいる8人の“感応者(Sensate)”たちが、たがいに感覚や能力を共有し、正体のわからない敵と対峙するという物語。はじめこそ「どういうこと!?」と思いますが、遠く離れた者同士が助けあい、数々の困難を乗り越えていくストーリーにグイグイ引き込まれます。
 国境どころかジェンダーさえ超越している8人。ゲイやトランスジェンダーも出てきますが、感覚を共有する彼らにとってはLGBTという枠組みすら無意味なわけです。いってみれば、パンセクシュアル (Pansexual/全性愛)。そんなスケールの大きさが素晴らしい。感応者ではないアマニタ(フリーマ・アジェマン)が活躍するところも。
 シーズン2は2017年5月5日配信開始とのこと。楽しみです。

さて、韓国パートについて。
 ペ・ドゥナは『クラウド アトラス』『ジュピター』に続くウォシャウスキー作品。全編英語の台詞で、当然ながら英語台本から字幕や吹替が作られているせいでしょう、英語表記がSun Bakとなっていて日本語字幕は「サン」なのですが、正しいのはパク・ソンです。韓国語が映る以上、これはいただけません……。ちなみに日本語吹替は「太王四神記」でキハ/カジン役(ムン・ソリ)を担当していた佐古真弓。序盤はあんまり出番がないなぁと思いましたが、彼女をフィーチャーしたタイトルのエピソード3「痩せっぽち女の優勢」から活躍。地下格闘技のリングで、うしろ回し蹴りに、飛びつき腕ひしぎ逆十字固め。めっちゃ強い! 企業の重役でありながら実は幼い頃から格闘技に通じていたという設定です。マ・ドンソク(クラブ用心棒役でエピソード4に数秒のみ出演)さえ瞬殺! さらっと全裸のヌードシーンがあったりも。後半にはソードアクションも披露します。
 そのほかにも、おなじみの韓国人俳優がたくさん出てます。弟のジュンギ(日本語字幕は「ジュンキ」ですが、これまた発音的におかしいですね)役は歌手のイ・ギチャンでした。父の会長役にイ・ギョンヨン、武術の師匠役にミョン・ゲナム、刑務所で同房となるミンジョン役にユン・ヨジョン、弁護士役にチャ・インピョなどなど、何気に豪華な脇役陣です。ソンと刑務所で親しくなるスジン役のSara Sohnというのは、カヒやソン・ダムビも在籍したS-Blushの元メンバー。当時はソン・ミボという名で、結婚して現在、アメリカ在住らしいです。

 余談ですが、エピソード10で再登場した弁護士(チャ・インピョ)がソンに差し出す万年筆はLAMY(オーシャンブルーっぽいからSAFARIじゃなくAL-star?)。ポップな弁護士ですこと。

2016年4月26日

変わった嫁

いまや落ちぶれたアイドルグループ“RUBY”のイニョン(ダソム)は、生意気な後輩と取っ組みあいの喧嘩まで起こし、事務所代表のジュンス(キ・テヨン)に契約解除を突きつけられる。しかしバラエティ番組の“嫁体験”企画で、芸能界での生き残りをかける。“嫁ぎ先”は25代も続く由緒あるチャ氏宗家。厳格な“姑”のチュンジャ(コ・ドゥシム)は番組の企画といっても教養ゼロの非常識なイニョンのことが不愉快でたまらない。さらに“夫”は数学のことしか頭にないカタブツのミョンソク(リュ・スヨン)。嫌々ながら番組のミッションをこなしていくが……。

 のっけからビロウなネタで、現役アイドルが(設定上ばかりでなく、演じるダソム自身が本物のアイドルという意味でも)そこまでやる!?と爆笑。全12話と短く、気楽なラブコメディでした。
 憎まれ役の多かったソン・ウンソが、健気、でも毅然としたヨンア役。かなり好感度がアップしました。それに、ものすごくスタイルがいいんですね。キム・ユンソが並ぶのはかわいそう……。「愛は歌に乗って」の演出家ということで、続投するキャストが何人か。役柄こそガラッと変わったものの、クァク・ヒソンは甲斐性のない次男役でした。その祖父に当たる役は前作と同様にパク・ウン。近所の女性役でときどき顔を出すチョン・ダジョンもそうですね。

2016年2月25日

ミス・コリア


ミス・コリア

原題 미스코리아(ミスコリア)
2013年12月18日~2014年2月26日放送/全20話/MBC
http://www.imbc.com/broad/tv/drama/miko/
脚本 ソ・スクヒャン(「パスタ~恋が出来るまで~」「ロマンスタウン」)
演出 クォン・ソクチャン(「パスタ~恋が出来るまで~」「ゴールデンタイム )
KNTVにて2014年7月12日~9月14日放送

ミス・コリア【あらすじ】

グッド・ドクター



グッド・ドクター

原題 굿닥터(グッドドクター)
2013年8月5日~10月8日放送/全20話/KBS
http://www.kbs.co.kr/drama/gooddoctor/
脚本 パク・チェボム(「神のクイズ」シリーズ)
演出 キ・ミンス(「烏鵲橋の兄弟たち」)、キム・ジヌ(「乱暴〈ワイルド〉なロマンス」)
KNTVにて2013年12月27日~2014年4月26日放送

グッド・ドクター【あらすじ】

ドクター異邦人


ドクター異邦人

原題 닥터 이방인 (ドクター異邦人)
2014年5月5日~7月8日放送/全20話/SBS
https://programs.sbs.co.kr/drama/doctorstranger/
脚本 パク・チヌ(「漢城別曲」「風の国」)、キム・ジュン
演出 チン・ヒョク(「華麗なる遺産」「主君の太陽」)
KNTVにて2014年11月29日~2015年2月1日放送

ドクター異邦人【あらすじ】

2016年2月21日

追跡者〔チェイサー〕


 観たのはずいぶん前ですが、すっかり放置してたので、簡単にメモ。
 硬派な、骨太なドラマで、こういう作品はうれしいですね。とってつけたようなロマンスもなく。緊張感あふれるストーリー展開で最後まで飽きさせません。何しろ主人公を演じるのがソン・ヒョンジュ。イケメン売り的な昨今の韓流商売とは大違いです。こんなに地味なのに、回を重ねるごとに視聴率が急上昇したのも納得。脚本の力、キャストそれぞれの演技巧者ぶりが圧倒的でした。カン・ドンユン役のキム・サンジュンも、眉ひとつの動かし方からして、すごい。思わず「うまい……」と唸ってしまいます。いわゆるスターが出ているわけではない、社会派サスペンス。それでも、作品性で勝負できることを証明したといえるでしょう。SBS演技大賞では大賞(ソン・ヒョンジュ)を含む7冠に輝きました。その後「パンチ~余命6ヶ月の奇跡」などが制作されるようになったのも、この作品のおかげじゃないでしょうか。
 ちなみに、ハノグループの「ハノ」とは「五(=オ/오)人の兄弟がひとつ(=ハン/한)になる」という意味(ハンオ→ハノ)とか。2人の兄を亡くし、多大な苦労をして成功を手にしたソ会長(パク・クニョン)が語ってました。

追跡者〔チェイサー〕

原題 추적자(追跡者)
2012年5月28日~7月17日放送/全16話/SBS
http://tv.sbs.co.kr/thechaser/
脚本 パク・キョンス(「黄金の帝国」「パンチ」)
演出 チョ・ナムグク(「お隣さんは元ダンナ」「黄金の帝国」)
KNTVにて2013年9月20日~11月8日放送


2015年9月12日

パンチ~余命6ヶ月の奇跡


 こういう骨太なドラマ、いいですね。
 不正に立ち向かう検事が主人公。主役の2人は元夫婦という設定なので、ヘンにロマンスが出てくることもありませんし。キム・レウォンがかなり減量したようで、脳腫瘍で余命わずかという役にぴったりでした(映画『江南ブルース』の役づくりもあったのでしょうけども)。キム・アジュンも好感度の高い役どころ。2人の娘、イェリン(キム・ジヨン)もよかったです。泣かされました。
 さすが「追跡者〔チェイサー〕」の脚本家といったところでしょうか。ジョンファン(キム・レウォン)とテジュン(チョ・ジェヒョン)の変わっていく関係とか、清廉潔白とばかり思っていたユン長官(チェ・ミョンギル)が……とか、飽きさせないストーリー展開。まぁ、終盤――ネタバレ注意――瀕死のハギョン(キム・アジュン)にジョンファンの心臓を移植して起死回生っていう展開はやりすぎですけど。それでも、主人公不在のまま迎えるエンディングも後味のよいものでした。
 それにしても、2003年に同じSBSで同名ドラマ(シン・ミナ主演。邦題は「パンチ~運命の恋~」とサブタイルとは異なる)があるのに、なぜこのタイトルにしたんでしょうか。2003年作品はボクシングが主題だからいいとして、こちらは必ずしも「パンチ」じゃなくてもいいと思うのですが……。

パンチ~余命6ヶ月の奇跡

原題 펀치(パンチ)
2014年12月15日~2015年2月17日放送/全19話/SBS
http://program.sbs.co.kr/builder/programMainList.do?pgm_id=22000005887
脚本 パク・キョンス(「追跡者〔チェイサー〕」「黄金の帝国」)
演出 イ・ミョンウ(「ファッション王」「二人の女の部屋」)
KNTVにて2015年4月4日~6月6日放送

パンチ~余命6ヶ月の奇跡【あらすじ】

2015年5月23日

キルミー・ヒールミー


 はじめはファン・ジョンウムがやかましくてどうしようかと思ったんですが(笑)、笑って泣ける、おもしろいドラマでした。なんといっても多重人格者に扮したチソンにウケます。ナイーヴなドヒョンにはじまって、暴力的なセギ、おっさんのフェリー、自殺願望をもつヨソプ、ミーハーな女子高生のヨナ、幼い少女のナナ(実際はナナではありませんが)、ダンディなミスターX……と、まさに七変化。それぞれの人格がリジン(ファン・ジョンウム)に別れを告げて去っていくところでは思わず涙が。
 チェ室長(キム・ヒョンボム)がセギに感化されて派手な恰好をしてきたり、本筋とは関係ないところでも笑えました。4話までの特別出演だった精神病患者ホ・スッキ役のキム・スルギもよかったですね。MBCドラマスペシャルの「ウォンニョ日記」で主演をつとめてましたが、くるくる変わる表情がたまらなくキュートです。ラストで少女時代のユリが登場するところも爆笑でした。

キルミー・ヒールミー

原題 킬미, 힐미 (キル・ミー、ヒール・ミー)
2015年1月7日~3月12日放送/全20話/MBC
http://www.imbc.com/broad/tv/drama/kmhm/
脚本 チン・スワン(「太陽を抱く月」)
演出 キム・ジンマン(「ゴールデンタイム」)、キム・デジン(「ホテルキング」)
KNTVにて2015年3月14日~5月17日放送

2015年3月23日

夜警日誌


 ファンタジー時代劇ということでツッコミどころはいくつもありますが、いちばん気になったのが幽霊たちの影。そりゃすべてCG処理するのはたいへんでしょうけども、そうとうヘンですよね……。冒頭は派手なCGで「太王四神記」っぽいと思いましたが、少女の姿をした守護霊ランイ(カン・ジウ)の正体とか、ムソク(ユノ)と妹イナ(キム・ソヨン)の別れとか、切ないエピソードをちりばめつつ、守護霊3人組のようなコミカルな配役もあって、楽しみました。
 登場人物としては龍神族の族長サダム役のキム・ソンオがよかったですね。近年はドラマのコミカルな秘書役なんかが印象的ですが、この作品では完全なる悪役で、人智を超えた役どころを怪演。精気を得て若返った顔はSHINeeのジョンヒョンのようでした……といったらファンに怒られるでしょうか。それから、旅閣の女将のオクメ役、元Baby V.O.Xのシム・ウンジン。濃いめの化粧がちょっとケバいんですが、サンホン(ユン・テヨン)に一途で、だんだんかわいらしく見えてきます。ラストシーンではおなかが大きくなってたのでハッピーエンドでしたね。キサン君に扮したキム・フンスも、ひさしぶりでしたが、ある意味で1人2役、うまく演じてました。あ、あと、チョンス大妃のソ・イスクと領議政パク・スジョンのイ・ジェヨン、併行して2人が夫婦役の「猫は見た」を視聴してたので、ちょっと混乱してしまいました(笑)。

夜警日誌

原題 야경꾼 일지 (夜警軍日誌)
http://www.imbc.com/broad/tv/drama/night/
2014年8月4日~10月21日放送/全22話/MBC
KNTVにて日本初放送
脚本 ユ・ドンユン(「大王の夢」)
演出 イ・ジュファン(「朱蒙」「光と影」)

2015年2月21日

ゴールデンタイム


 イ・ソンギュン、イ・ソンミンら主要キャストが同じ「パスタ」や「ミス・コリア」もそうですが、クォン・ソクチャンの演出作品は、地味ながらも、じわりとイイですね。最初は逃げ腰だった主人公のミヌ(イ・ソンギュン)が成長していく姿はもちろん、運び込まれる患者それぞれに背景や事情があって、さまざまな人間ドラマが描かれています。最終話ではエンドロールのあとに患者たちのその後が出てきますが、余韻の残るエンディングでした。つらい日々を乗り越えて幸福そうに暮らす姿は微笑ましく、悪いことをした人たちにはそれなりの報いがあったようで。主役が安易なロマンスに進展しないのもよかったですね。その代わり(?)イニョク(イ・ソンミン)とウナ(ソン・ソンミ)の関係が、もどかしくも、せつなかったり。ジェインの祖父母(チャン・ヨンとソヌ・ヨンニョ)が離婚はしたけれども再びデートをすることになったり、ラブストーリーの側面はひかえめだったところにも好感がもてます。「こうやって鈍くなっていくのか……」「克服する強さっていうのよ」といった台詞も心に残りました。

ゴールデンタイム

原題 골든타임(ゴールデンタイム)
http://www.imbc.com/broad/tv/drama/goldentime/
2012年7月9日~9月25日放送/全23話/MBC
脚本 チェ・ヒラ(「愛の選択~産婦人科の女医~」「改過遷善」)
演出 クォン・ソクチャン(「パスタ~恋が出来るまで~」「ミス・コリア」)
KNTV http://www.kntv.co.jp/prog/detail/?p=24844
BS-TBS http://www.bs-tbs.co.jp/gt/

ゴールデンタイム【あらすじ】

イ・ソンギュン……イ・ミヌ 救急医学科インターン、元漢方医
ファン・ジョンウム……カン・ジェイン 救急医学科→整形外科→救急医学科インターン
イ・ソンミン……チェ・イニョク 救急室所属の外科医
ソン・ソンミ……シン・ウナ イニョクの助手、コーディネーター

チャン・ヨン……カン・デジェ セジュン病院 理事長、ジェインの祖父
ナ・スンホ……ナ秘書 カン理事長の秘書
ソヌ・ヨンニョ……パク・クムニョ セジュン病院 医療院長、ジェインの祖母
パン・ヘラ……カン・スギョン 学長、カン理事長の妹
イ・ジョンネ……スギョンの夫、セジュン病院 理事
ハン・チャンヒョン……スギョンの息子 ※9・16話
ソン・ユハ……パン・ソヌ ジェインの元恋人
チョン・エヨン……ソヌの姉
キム・ミギョン……ミヌの母
イ・ドンギュ……ドンギュ ウナの婚約者

チョン・ギュス……ナ・ピョングク 救急医学科 科長
キム・ギバン……キム・ドヒョン 救急医学科 レジデント
キム・サグォン……チャン・ヒョクチャン 救急医学科→皮膚科→救急医学科 インターン
イ・ギヨン……ファン・セホン 整形外科 科長
チョ・サンギ……パク・ソンジン 整形外科 フェロー
ホ・テヒ……コ・ジェウォン 整形外科 レジデント
チョン・ジェホ……パク・クンス 整形外科 レジデント
チ・イルジュ……ユ・ガンジン 整形外科→救急医学科 インターン
パク・ヨンジ……オ・ガンチョル セジュン病院 病院長
キム・ヒョンイル……キム・ホヨン 脳外科 科長、企画調整室 室長
シン・ドンミ……チョ・ドンミ 脳外科 レジデント
オム・ヒョソプ……キム・ミンジュン 一般外科 科長
ホン・ジミン……ソン・ギョンファ 一般外科 フェロー
イ・ウドン……ジュンピョ 一般外科
チョン・ソギョン……チ・ハング 麻酔科 科長
ソン・ソングン……セジュン病院の医師

キム・ヒョンジョン……ヒョソン病院の看護師 ※1話
イ・スンウォン……ミンギョンの父 ※1・23話
キム・ミンチェ……ミンギョンの母 ※1・23話
チェ・ボモ……セジュン病院を視察する保健福祉部課長 ※2話
チョン・ホンテ……セジュン病院の心臓内科医 ※2話
イ・ジョンソン……シン・ボンマンの息子 ※3・10話
パク・チョンウ……シン・ボンマンの息子 ※10・23話
チョ・ソンヒ……ソヌを搬送した救急隊員 ※3話
ホン・ジェソン……ジェインが宿泊するホテルの職員 ※4話
イ・ヨンニョ……オ・ヒョンの祖母 ※4~5話
キム・ナヨン……ソ・ヨンジ(源氏名ジェシカ) 腹痛を訴える患者 ※5~6・23話
イ・ヒョンゴル……ルームサロンWの従業員 ※5~6・23話
コ・ジンミョン……腸穿孔の急患 ※6話
オ・サンファ……刺された急患の兄 ※7話
チェ・ジェソプ……パク・ウォングク 中華料理屋の配達員 ※7~14・23話
キム・ミンジン……パク記者 セジュン病院を嗅ぎまわる記者 ※8話~
パク・キュチョム……イニョクが再就職の面接官 ※8話
ソン・ヨンギュ……イ・ウォンピョ イニョクに執刀を頼む医師 ※8話
コ・ユミ……コ・ユミ セジュン病院 広報室 ※9話
キム・ナニョン……セジュン病院 保険審査室 ※9話
クォン・ビョンギル……イニョクの恩師 ※10話
カ・ドゥッキ……ソ・ヒョウン 新任の重症外傷コーディネーター ※12話~
ホン・ギジュン……ユ・ミジュの婚約者 ※13話~
イ・ソック……チェ・ジュンベ 国会議員 ※14話
パク・ソンギュン……イ・サンヨプの兄 ※15話
キム・ホンス……イ・サンヨプの父 ※15話
ソ・ジヌク……課長 セジュン病院の職員 ※16話
ユン・ヨンモク……チェ・ジョンギュ 健康保険審査評価院 チーム長 ※19~話
ハ・スホ……ジェインのコールを受ける医師 ※17話
イ・ジュヨン……健康保険審査評価院の女性職員 ※19~20話
チェ・ミン……イ・ドンヒョク ファン科長の後輩 ※20話
ク・ジヘ……ユ・ジヘ 亡くなったユ・ヒジョンの娘 ※20~21話
ソ・ジヨン……ICUの看護師 ※21話
ユ・オクチュ……ユ・ヒジョンの近所の女性 ※21話
チョン・ジホ……119番の担当者 ※21話
チョ・スンヨン……胸部外科医 ※21~22話

2015年2月10日

放課後サプライズ~ハチャメチャ大作戦


 なんともバカバカしいドラマでした(褒めてます)。毎回、必要以上に豪華なゲスト陣が出てきて、ほんの十数分で気軽に楽しめるのがよかったですね。ウェブトゥーン(=ウェブ漫画)のような新しい映像コンテンツ“ドラマトゥーン”として、NATE、hoppin、Tstore、BtvというSK系列のチャンネル(ウェブやモバイルでの配信?)で公開されたそうです。
 芸能マネジメント会社のfantagioと制作会社のGROUP8による共同制作。というわけで、5urpriseの面々もキム・ソウンもfantagioの所属。すべての回に異なる役で出てるイム・ヒョンソンをはじめ、キム・ヨンエ、ヨム・ジョンア、チョン・ギョンホ、キム・ソンギュン、Hello Venus……と多くのゲスト出演者もfantagioの所属です。ちなみに、チュ・サンウクも系列会社のMadin Entertainmentですね。
 それにしてもミッションが「ストリーキング」の最終話、明らかに水着を着用してるのが残念でした。どうせモザイクをかけるのだから肌色のものを着ればいいのに……。それじゃあまりにも刺激的すぎたでしょうか!?

放課後サプライズ~ハチャメチャ大作戦

原題 방과 후 복불복(放課後 運不運)
2013年9月2日~27日放送/全12話
演出 チョン・ジョンファ(「となりの美男〈イケメン〉」)
Facebook https://www.facebook.com/bokbulbok2013/
KNTV http://www.kntv.co.jp/prog/detail/?p=28507

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放課後サプライズ~ハチャメチャ大作戦【あらすじ】

ソ・ガンジュン……ソ・ガンジュン くじ引き部のリーダー格
イ・テファン……ハン・ジェヒ 優秀な頭脳の持ち主
ユイル……ユイル 最強イケメン
コンミョン……コンミョン 芸術家タイプ
カン・テオ……カン・テプン モムチャン
キム・ソウン……キム・ソウン くじ引き部の部長
イム・ヒョンソン……フビ高校の生徒、同好会の男 他

Hello Venus……フビ高校の生徒 ※1話
ユン・スンア……女子大生 ※2話
ヨム・ジョンア……同好会の先輩 ※2話
キム・ソンス……キム某氏 ※3話
チュ・サンウク……刑事班長 ※3話
チョン・ギョウン……フビ高校の番長 ※4・12話
キム・ソヒョン……学食のおばちゃん ※4話
リジ(AFTERSCHOOL)……ユイルの“僕の宇宙” ※5話
キム・チュウォル……女子2号 老人福祉館読書討論会会長 75歳 ※6話
ソン・ヒスン……女子3号 美人コンクール入賞 69歳 ※6話
ハイル……ガンジュンの父 ※6話
キム・ソンギュン……ガンジュンの母 ※6話
チョン・ギョンホ……薬局の店員 ※7話
キム・ヨンエ……キムさん 高校の清掃員 ※8話
イ・スヒョン……ヨンシク ※10・11話
チェ・ウォニョン……神父 ※11話
チャ・ウンジェ……美術教師 ※12話
ソ・グァンジェ……ジェヒの父 ※12話

2014年5月21日

秘密



 キャスト的には特に惹かれる作品ではなかったんですが、なかなかおもしろかったです。恋人を事故死させた相手(実は加害者じゃないんですけど)への執着が愛に変わっていくという、ひねりの効いたラブストーリー。真相がどう明かされるのか、サスペンス的な要素も多分に含まれていて、展開が気になるドラマでした。
 脚本は2011年のKBSテレビ単幕劇脚本公募で最優秀作に当選したユ・ボラ。新人脚本家を大抜擢したわけですね。演出のイ・ウンボクも共同演出の「ドリームハイ2」「ゆれながら咲く花」以外には短編ドラマを手がけてるのみなので、まだ若手なのでしょう。フレッシュな制作陣ということになりますが、よく練られた作品に仕上がってます。
メインキャストの熱演ぶりも見ごたえがありました。ペ・スビンってまったくイケメンじゃないのにずいぶん重宝されてるなぁと思ってましたが、やっぱり圧倒的な芝居のうまさゆえですね。卑劣になっていくところの鬼気迫る演技から、刑務所でセヨンからの絵葉書を受け取ったときの虚ろな笑顔まで、すごい……。チソンも負けてはいません。自分の本当の気持ちに気づいたときの泣き笑いの表情とか、胸に迫るものがありました。ファン・ジョンウムも、よくもまぁあんなにボロボロと涙をこぼせるものですね。
 その一方で、くすっと笑えるところもあったりします。生真面目な秘書のグァンス(チェ・ウン)がサンドラ(ファン・ソクチョン)らのペースに巻き込まれていって歌ったりするところとか。ミニョク(チソン)があわててユジョン(ファン・ジョンウム)から隠れたりするところも、かわいらしいというか。
 最後に、ツッコミどころをひとつ。ミニョクが任されるキングス・レストラン、店のどこを見ても完全にT.G.I. FRIDAY'Sでした……。


秘密

原題 비밀(秘密)
http://www.kbs.co.kr/drama/secretlove/
2013年9月25日~11月14日放送/全16話/KBS
脚本 ユ・ボラ、チェ・ホチョル
演出 イ・ウンボク(「ゆれながら咲く花」)
演出 ペク・サンフン(「私がいちばん美しかった時」)
KNTV http://www.kntv.co.jp/prog/detail/?p=27333

チソン……チョ・ミニョク Kグループ本部長→Kホテル&リゾート社長
ファン・ジョンウム……カン・ユジョン
ペ・スビン……アン・ドフン 検事→Kグループ法務チーム常務
イ・ダヒ……シン・セヨン シナ財団 理事

イ・ドクファ……チョ・ハンイル ミニョクの父、Kグループ会長
チョ・ミリョン……ホン・インジュ ミニョクの継母、元クラブ歌手
ソン・ミンギョン……チョ・ミンジュ ミニョクの妹
イ・スンジュン……チェ・グァンミン Kグループの顧問弁護士
チェ・ウン……チェ・グァンス ミニョクの秘書、グァンミンの弟
ヤン・ジンソン……ソ・ジヒ ミニョクの恋人
シン・サンホ……シン・サンホ セヨンの父、国会議員

カン・ナムギル……カン・ウチョル ユジョンの父、ベーカリー「ウミ製菓」
カン・シニル……アン・インファン ドフンの父
ヤン・ヒギョン……パク・ケオク ドフンの母

チョン・スヨン……ダンパル=イ・ジャヨン ユジョンと同房の受刑者
ムン・ジイン……ヘジン ユジョンと同房の受刑者
ファン・ソクチョン……サンドラ・ファン ユジョンと同房の受刑者
アン・ジヒョン……ヤン・ヘリ 高速道路料金所時代のユジョンの後輩
キム・ヒョンギュン……パク・ヒョンソク ドフンの先輩検事
ハン・ギジュン……ヤン・イクテ 部長検事

イ・ジンモク……運転代行の男 ※1~2話
パク・ソンギュン……ウチョルの担当医 ※6話
キム・ソンフン……キングス・レストランの店長 ※8話~
チェ・ヒョサン……Kグループ 役員 臨時役員会の進行
キム・ジョンホ……Kグループ 役員
ウォン・ジョンネ……投資家“漢南洞の奥様” ※12話
ソン・ヒョンミ……スクチャ 高速道路料金所時代のユジョンの先輩 ※13・14話
コン・フィ……ドフンがKグループ不正疑惑のネタを提供する記者 ※15話
チョン・ユグン……ジョンワン=大きくなったサン ※16話
キム・ジソン……ジョンワンの母 ※16話

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2014年5月7日

お母さんが何だって

 普通は100話を超える枠なのに、わずか27話で打ち切りという憂き目にあったシットコム(シチュエーションコメディ)。それなりにおもしろかったんですけどねぇ。クールな役どころの多いキム・ソヒョンや、最近は「追跡者〔チェイサー〕」のチェ検事役のような硬派なイメージが強かったリュ・スンスらがコミカルに演じてるのが楽しかったり。
 打ち切りは直前まで出演陣に知らされなかったそうですが、後半に入ると構成などが錯綜気味。16話から2エピソードずつになったかと思いきや、24話の後半は25話に続いたり、26話から最終話も続いていたり……。18話からこっそり店名が変わっているのもヘンでした。
 それから、これは日本の放送局での問題ですが、日本語字幕がひどかった……。序盤でジヘ(ソ・イアン)がミョンス(エル)に違う名前で呼ばれたり、デホン(ミン・デホン)がずっと「デウン」だったり。極めつけは17話、イーサン・ホークが何度も「エダンホーク」となってました!
 シン店長(シン・ソユル)とヨンソク(ユ・ヨンソク)の思い出の曲として出てくるのは名曲「済州島の青い夜」。ソン・シギョンのリメイクが有名ですが、画面にALL THAT MASTERPIECEシリーズのCD(2008年に出た1集&2集をカップリングしたリマスター盤)が出てくるので、原曲のチェ・ソンウォンのほうですね。日本で流れる曲は差し替えられてましたが……。
 ジヘとヨンソク、シン店長の三角関係とか、これから展開するはずのストーリーは置き去りのまま。あまりにも早すぎる打ち切り、残念すぎます……。

お母さんが何だって 엄마가 뭐길래
2012年10月9日~12月25日放送/全27話/MBC
http://www.imbc.com/broad/tv/ent/whatismom/
脚本:チャン・ヨンミン(「コキリ」)、ソン・グンジュ(「ロマンス・ゼロ」)他
演出:カン・ヨンソン(「まるごとマイ・ラブ」)、イ・ジソン(「テヒ、ヘギョ、ジヒョン」)
KNTV https://www.kntv.co.jp/prog/detail/?p=27716

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お母さんが何だって【あらすじ】

ナ・ムニ……ナ・ムニ 「ナ女史のククス家」店主
パク・チョンハク……パク・チョンハク ナ女史の長男、元証券会社社員
パク・ミソン……パク・ミソン チョンハクの妻、大学の非常勤講師
キム・セロン……パク・セロン チョンハクとミソンの娘、中学生
キム・ソヒョン……パク・ソヒョン ナ女史の長女
リュ・スンス……リュ・スンス ソヒョンの夫、売れない作家“口達者”
ソ・イアン……パク・ジヘ ナ女史の養女、レストランLunarichのマネージャー

キム・ビョンマン……キム・ビョンマン ククス家の支配人、町内会長
エル(INFINITE)……キム・ミョンス ビョンマンの甥、大学生
ユ・ヨンソク……キム・ヨンソク ミョンスの兄
キム・ヘミン……安東宅 ククス家の厨房長
ク・ジャミョン……ク・ジャミョン ククス家の厨房補助
ユ・アラ(Hello Venus)……ユ・アラ ククス家のホール係

シン・ソユル……シン・ソユル Lunarich新店長 ※15話~
キム・ジェファ……キム・ジェファ Lunarich従業員
ミン・デホン……ミン・デホン チキン配達員→Lunarich従業員
ウィ・ヤンホ……ウィ・ヤンホ 屋台の主人
ハニョン……ハン・ジヨン 万引きをして服役した女優

チョン・ヨングム……サウナの従業員 ※2話
ソン・ジニョン……ソン・ジニョン 私債業者 ※3話
ソン・スンイル……ソン・スンイル 私債業者 ※3話
チャン・ソヨン……リ・ヨンヒ 従姉を心配する脱北者 ※8話
チョン・ホンテ……雑誌「Mr.BOY」編集長 ※10・23・27話
チェ・ソンウク……ビョンマンにからむチンピラ ※12話
リュ・ダム……ユ・ダム ビョンマンの幼なじみ ※14話
カン・イソク……ワン・マンス セロンに片想いの小学6年生 ※16・26話
リジ(AFTERSCHOOL)……パク・スヨン アラの友人 ※16話
ユン・ヨンモク……牧場でソヒョンをナンパする男 ※17話
イン・ソンホ……町内会連合の研修でビョンマンの隣に座る男 ※17話
イ・スンユン……ユリ ジムの社長 ※21話
キム・ソヌン……若い頃のナ女史の夫 ※21話
メン・ボンハク……チュンボク 厨房長の隣人 ※21話
ソン・ヨンスン……チュンボクの母 ※21話
パク・ギュリ(KARA)……2階の入居者 ※22話
チョン・ヒョンム……自称CTU要員(実は精神疾患者) ※24~25話
ウ・サンジョン……無銭飲食者 ※25話
イ・ヨンニョ……占い師 ※25話
デフコン……ヒップホップ占い師 ※25話
キム・チュウォル……トッポッキ屋 ※26話
イ・スグン……ビョンマンの親友 ※26~27話
キム・テウォン(復活)……日雇い労働者 ※27話

2014年4月16日

剣と花

 斬新な演出で賛否両論を巻き起こした時代劇。たしかに第1話の出会いのシーンから、かなり意表を突かれました。逆さ吊りで見つめあうというブッ飛んだ画。ドン引きした人が多いのも、まぁ、頷けます。台詞を極力排してるとか、ジャンゴ風の曲が流れるとか、かなり異色の時代劇といえるかもしれませんね。でも、嫌いじゃないです。むしろ後半でおとなしくなってしまったのが残念なくらい。あのまま突き進んでほしかったところです。
 主役のオム・テウンはあまり好きなほうじゃないんですが、時代劇は似合いますね。チェ・ミンスはさすがに圧倒的な存在感。ノ・ミヌはきれいな顔でサディスティックな役どころというのがぴったりでした。

剣と花 칼과 꽃
http://www.kbs.co.kr/drama/kal/
2013年7月3日~放送/全20話/KBS
脚本:クォン・ミンス(「ママもキレイだ」)
演出:キム・ヨンス(「赤道の男」)
KNTV http://www.kntv.co.jp/prog/detail/?p=27044
日本公式サイト http://www.kentohana-t.jp/

オム・テウン……ヨンチュン 大夫使者→趙義府副総監→総監
キム・オクピン……ソヒ→ムヨン 栄留王の娘

キム・ヨンチョル……栄留王(コ・ゴンム/高建武) 高句麗27代王
イ・ミノ……コ・ファングォン/高桓権 太子 栄留王の息子
オン・ジュワン……コ・ジャン 王室護衛隊長→高句麗28代王・宝蔵王

チェ・ミンス……淵蓋蘇文 →大莫離支
ノ・ミヌ……ヨン・ナムセン ヨンチュンの異母弟、趙義府総監→副総監
パク・スジン……モソル ト・スの娘、趙議府 副官
イ・イギョン……テピョン ヨンチュンの右腕→趙義府
キム・ドンソク……チグァン 趙議府、ナムセンの部下
イ・ウォンジョン……チャン・ポ 趙議府の教官
クウォン……ホテ 淵蓋蘇文の護衛武士
ムン・ヒョク……チング ヨンチュンの友人
パン・ヒョンジュ……チュンミョン 情報屋
イ・カニ……ヨンチュンの母

イ・デロ……ソン・フェヨン 貴族、栄留王時代の大対盧
パク・ユスン……オン・サムン 貴族、更迭される大対盧
チュ・ジンモ……ヤン・ムン 貴族
イ・デヨン……ト・ス 貴族 →太大兄
ヒョン・チョルホ……ヤン・ジヌク 貴族 →太大兄
チョン・ジンギ……ソン・ドヘ 貴族、フェヨンの息子
キム・ジュヨン……ヘテス 貴族
アン・テヨン……ヨン・ジョンロ 貴族
テ・イノ……ムンス 王室護衛部長
チョン・ヒョン……テギョン 栄留王の護衛武士
パク・チュヒョン……刺客

キム・サンホ……ソサボン 金花団 団長
イ・ジョンシン(CNBLUE)……シウ
チョ・ジェユン……プチ
ユ・スンモク……ソリョン
キム・ヒョソン……ヨンヘ
ユン・ソヒ……ナンガ
クァク・ジョンウク……チウン ※13話~
シン・ヘジョン(AOA)……タルギ ※13話~
ユ・ジェミョン……キルブ ソヒを助けた傘職人、ソサボンの親友
ヒョン・スンミン……チョイ キルブの娘
俳優不明……ソック 金花団を裏切った趙議府の間者

チェ・サンウ……少年時代のヨンチュン

キム・ユンテ?……ヨン・ジョンモ ジョンロの弟 ※10~11話
チョン・ドンギュ……ヨン・ジョンモの家臣 ※10~11話

2014年4月9日

キング~Two Hearts

 もし王室があったらという架空の韓国で、南の頼りない王子と北の女性将校が政略結婚から愛を育んでいくというラブストーリー。
 安心のキャスティングでしたね。ハ・ジウォン扮する北朝鮮からやって来たハンアが、その訛りといい、健気さといい、かわいらしい(強いんだけど)。この作品でブレイクしたチョ・ジョンソクも納得のキャラクター。奔放な王女のジェシン(イ・ユンジ)とは相容れない性格のカタブツですが、そのぎこちなさが微笑ましく、終盤には思わず涙も。イ・スンギ扮する主人公のジェハが成長していく姿も好ましいものでした。
 月並みな言い方をすれば「愛は国境を越える」南北モノ。んなわけないだろうと思うものの、そんなふうに通じ合えたらいいのになとも思います。ラブコメ要素もサスペンス要素もあり、楽しめる作品でした。
 ちなみに、劇中でジェシン(イ・ユンジ)の恐怖を呼び起こす音楽はワーグナーの『ワルキューレ』。映画『地獄の黙示録』で住民の恐怖心を煽るために流される曲としておなじみですね。

キング~Two Hearts 더킹 투하츠
2012年3月21日~5月24日放送/全20話/MBC
http://www.imbc.com/broad/tv/drama/king2hearts/
脚本:ホン・ジナ(「ベートーベン・ウィルス」)
演出:イ・ジェギュ(「チュオクの剣」「ベートーベン・ウィルス」)
日本DVD公式サイト http://theking-t.jp/
TBS http://www.tbs.co.jp/hanryu-select/king2hearts/
KNTV http://www.kntv.co.jp/prog/detail/?p=26304

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キング~Two Hearts【あらすじ】
キング~Two Hearts【脇役】

イ・スンギ……イ・ジェハ 大韓民国 王子→第4代王
ハ・ジウォン……キム・ハンア 第11狙撃旅団 教官
ユン・ジェムン……ジョン・マイヤー(=キム・ボング) クラブM会長

イ・ユンジ……イ・ジェシン 大韓民国の王女
チョ・ジョンソク……ウン・シギョン 第1師団 前身部隊 大尉
クォン・ヒョンサン……ヨム・ドンハ 第7師団 捜索隊出身
チョン・マンシク……リ・ガンソク 北朝鮮人民軍 中尉
チェ・グォン……クォン・ヨンベ 北朝鮮人民武力部偵察局 小尉

イ・ソンミン……イ・ジェガン 大韓民国 第3代王、ジェハの兄
ユン・ヨジョン……パン・ヨンソン 大妃、ジェガン&ジェハ&ジェシンの母
イ・スンジェ……ウン・ギュテ 王室秘書室長、シギョンの父
イ・ヨンギョン……パク・ヒョンジュ ジェガンの妻
チェ・イルファ……第2代王、ジェガン&ジェハ&ジェシンの父
ラ・ミラン……宮廷室長
キム・ユンテ……随行秘書

チョン・ソギョン……WOC韓国委員
チェ・ミン……韓国側教官
ヨム・ドンホン……パク・ホチョル 大韓民国大統領
ウォン・テオン……チェ・ソンフン 国会議員
イ・ミョンホ……シギョンの代わりにWOCに出場する中尉

イ・ドギョン……キム・ナミル 北朝鮮統一調査部本部長、ハンアの父
チュ・ジンモ……リ・ソンチョル WOC北朝鮮委員
チョン・グクファン……ヒョン・ミョンホ 北朝鮮内最高実勢
カン・スンウォン……リ・サンニョル 護衛司令部副総局長
ペク・ウォンギル……北朝鮮兵士
パク・ソヒ……ハンアの友人
イ・シオン……ギフン ハンアの幼なじみ

ジェイスン・テイラー(Jason-Patrick Taylor)……コリン・ウッド ボングの右腕
サマンサ・ダニエル(Samantha Daniel)……ボンボン(=ミア・テイラー) ボングのボディガード
チェ・ジョンニュル……アーサー・マイヤー(=キム・ソグ) ボングの父
タラ・ラシュトン(Tara Rushton)……タラ ボングの愛人

カン・ハンビョル……少年期のイ・ジェハ
ユン・ジョンウン……少女期のキム・ハンア
パク・セジョン……少年期のキム・ボング
パク・コンテ……少年期のイ・ジェガン

チャン・ジョンエ……ハンアの友人 ※1話
キム・ヨンミン……ハンアとデートをする男性 ※1話
カン・チョルソン……ファン記者 ※5話
ヒョン・スッキ……街頭インタビューを受ける市民 ※5話
キム・チュウォル……炊き出しで北との結婚に反対する女性 ※6話
ホン・ソギョン……炊き出しで北との結婚に怒る男性 ※6話
ユン・ユソン……婚約祝いのメッセージを語る芸能人 ※7話
ソ・ジソク……婚約祝いのメッセージを語る芸能人 ※7話
イ・ジョング……法務大臣 ※8話
スタッフォード・ポール(Stafford Paul)……米軍チーム長 ※13~15話
キム・グァンイン……ICCへの告発を検討する専門家 ※18話

2014年4月4日

オフィスの女王

 原作は2007年の日本のドラマ「ハケンの品格」。オリジナルは見たことがないのですが、おおまかなキャラクター設定などはそのままで、かなり忠実なリメイクらしいですね。フラメンコがサルサ、マグロの解体がカニの速捌きになってたり、細かいアイテムにはアレンジを効かせているようですが。ちなみに、それぞれの配役は下記のとおりです。

 大前春子(篠原涼子)→ミス・キム(キム・ヘス)
 森美雪(加藤あい)→チョン・ジュリ(チョン・ユミ)
 東海林武(大泉洋)→チャン・ギュジク(オ・ジホ)
 里中賢介(小泉孝太郎)→ム・ジョンハン(イ・ヒジュン)

 なんといってもミス・キム(キム・ヘス)のキャラクターがおもしろいですね。タクシー免許やら助産師の資格やら、まさかそれはないよねっていう資格までもっていて、たいていの問題を解決してしまうのが痛快です。それをまた常に無表情でやってるところが笑えます。全体的にコミカルな展開ですが、ときどきホロリとさせられることも。人のよすぎるジョンハン(イ・ヒジュン)とか、切ないです。ミス・キムとギュジクが実はあることでつながってたりとか……。
 ところで、日本での放送になると音楽の差し替えがたびたびあるのは仕方のないところではあります。KNTVでは13話、ミス・キムが屋上で歌を口ずさんでるのに、別の曲が流れてました。実際に口ずさんでいるのはミュージカル『ファンタスティック』の名曲"Try To Remember"(邦題「想い出の九月」)です。ちなみに14話、ギュジクがミス・キムの運転する車の助手席で歌うのはBasker Baskerの「桜エンディング」でしたね。

オフィスの女王 직장의 신(職場の神)
2013年4月1日~5月21日放送/全16話/KBS
http://www.kbs.co.kr/drama/misskim/
脚本:ユン・ナンジュン(「美男〈イケメン〉ラーメン店」)
演出:チョン・チャングン(「我が家の女たち」)、ノ・サンフン
KNTV http://www.kntv.co.jp/prog/detail/?p=26751

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オフィスの女王【あらすじ】
オフィスの女王【脇役】

キム・ヘス……ミス・キム(=キム・ジョムスン) 契約社員
オ・ジホ……チャン・ギュジク マーケティング営業部 チーム長
チョン・ユミ……チョン・ジュリ マーケティング営業支援部 新人契約社員
イ・ヒジュン……ム・ジョンハン マーケティング営業支援部 チーム長

キム・ウンス……ファン・ガプトゥク マーケティング営業部 部長
イ・ジフン……ク・ヨンシク マーケティング営業部 代理
ナ・スンホ……シン・ミング マーケティング営業部
カン・ジャンドク……カン・ジャンドク マーケティング営業部
イ・ミド……パク・ポンヒ マーケティング営業部 契約社員5年目
ソン・ジイン……オ・ジラン マーケティング営業部 契約社員2年目
イ・ソユン……ヨン・ダリ マーケティング営業部 契約社員1年目
チョン・ヘビン……クム・ビンナ マーケティング営業部、DH銀行の頭取の娘
チョ・グォン(2AM)……ケ・ギョンウ マーケティング営業支援部
キム・ギチョン……コ・ジョンド マーケティング営業支援部 課長
キム・ナウン……ヨ・ジャンミ 商品開発管理部 部長
キム・ギヨン……ファン・ミナ 商品開発管理部 代理
チェ・ジウォン……商品開発管理部 新入社員
パク・ジヌク……アン・テス 財務部 契約社員
ミン・ソンウク……メン・インサ 人事部 代理
イ・インチョル……パク・ポンジャ 総括常務
俳優不明……チャン・ボゴ Y-Jangグループ 社長

オ・ヨン……アン・ジョンチョル 人材派遣会社「ハケンの品格」マネージャー
キム・ボミ……ロッサ(=チョ・ホブン) バー・マチュピチュ 社長
イ・ヒョンジェ(EDEN)……ホリセサ バー・マチュピチュ 従業員
キム・グァンギュ……ホームマート 店長
俳優不明……ホームマート ユ常務
ミョン・ゲナム……「おふくろの手作り食堂」店主
カン・シンチョル……ウォン・ジュファン 大韓銀行 代理
イ・ドッキ……チン・ミジャ 大韓銀行 係長、ギュジクの母
チョン・ウォンジュン……チャン・デハン ギュジクの父
キム・ジョング……クム・ベジプ DH銀行 頭取、ビンナの父
キム・ミギョン……キム・スクチャ ジュリの母
オ・チャンフン……パク・スンオ チャソン食品 代理、ジュリの元恋人
ファン・ソクチョン……ハン・ボムマン 使い捨て容器製造会社スイソ 社長

ヤン・サングク……洗車場のアルバイト ※1話
キム・ギヨル……洗車場のアルバイト ※1話
ホ・ギョンファン……中華料理屋の配達人 ※1話
キム・ジュニョン……工事現場の作業員 ※1話
チョン・イル……チャ・チス チャソン食品のモデル ※3話(写真)
キム・ビョンマン……カンジャンケジャンの達人 ※3話
Tatina……サラシバ ロシアのスーパー「チェロバッチ」CEO ※5話
コ・スヒ……チェ・ダソン スーパーホームショッピング MD ※6話
イ・ジュニョク……ハン・ジョンス スーパーホームショッピング PD ※6話
コン・サンア……ソン・ボラ DDK課長、ジュリの大学時代の同期生 ※7話
クォン・ソンドク……オン・アジプ 株式会社オンチャヨム 会長 ※9~10話
ハ・ジョンソプ……オン・ソシン オン会長の息子 ※9話
イ・アラ……オン・ソシンの妻 ※9話
キム・イクテ……コ課長のなじみの市場の男性 ※10話
チェ・インギョン……カン・ドンヒ ヨムゴ大学職員、ギュジクの同期生 ※11話
イ・ジョンソプ……チャン・ドゥクテ 味噌玉ソムリエ名将1号 ※11話
イ・ドゥギョン……物流センターの契約運転手 ※15~16話
アン・スホ……大韓銀行のデモ参加者 ※16話
チョン・スイン……営業部の新入社員 ※16話
イ・ダルファン……倉庫に閉じ込められる技術者 ※16話
ユギョム……物流センターの社員 ※16話

2014年3月23日

蒼のピアニスト

 祖母と貧しい生活を送っていたジホ(カン・イソク→チュ・ジフン)は祖母の死によって孤児となったが、父と名乗るプソングループ会長のマンセ(チョ・ミンギ)に引き取られる。しかし、妻のヨンラン(チェ・シラ)は実の息子であるイナ(キム・ジフン→チ・チャンウク)が後継者になることを信じ、心を許さない夫と痴呆症の姑に尽くしてきた。マンセは絶対音感をもつジホに後継者として期待をかけ、ヨンランは焦りを感じはじめる。イナもまた嫉妬心を燃やし、ダミ(キム・ソンギョン→チン・セヨン)をめぐってもライバル心を剥きだしにする……。

 ジホ(チュ・ジフン)がヨンラン(チェ・シラ)に騙され続けてかなりイライラします。が! 19話で俄然、おもしろくなりました。ジホの逆襲! イナ(キム・ジフン→チ・チャンウク)とヨンラン(チェ・シラ)には同情の余地もないので痛快ですね。とはいえ、ヨンランの哀れな末路には胸が痛くもなります。夫の愛人の子だと思ってたのが、実の息子なんですからねぇ……。それから、ウジン(チョン・ウヌ)がよかったです。誰もが死んだと思ってたのに再登場! まさかの展開に、思わず泣いてしまいましたよ。
 ツッコミどころ満載ではあるものの、和解した兄弟の握手で迎えるエンディングはよかったんじゃないでしょうか。

蒼のピアニスト 다섯 손가락(五本の指)
http://tv.sbs.co.kr/5fingers/
http://kandera.jp/sp/aopi/ (日本DVD公式サイト)
2012年8月18日~11月25日/全30話/SBS
脚本:キム・スノク(「太陽のあなた~家族の誕生」)
演出:チェ・ヨンフン(「愛の選択~産婦人科の女医~」)
衛星劇場 http://www.eigeki.com/special/aonopianist

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蒼のピアニスト【あらすじ】

カン・イソク→チュ・ジフン……ユ・ジホ
キム・ジフン→チ・チャンウク……ユ・イナ
キム・ソンギョン→チン・セヨン……ホン・ダミ

チェ・シラ……チェ・ヨンラン イナの母、元ピアニスト
チョ・ミンギ……ユ・マンセ プソングループ会長、ヨンランの夫
ナ・ムニ……ミン・バノル マンセの母
チャ・ファヨン……ナ・ゲファ ヨンランの継母
イ・スンヒョン……オ・ヒョンモ ヨンランの秘書
ソン・イェジュ……イ・ドンヒ ユ家の家政婦
カン・チャニャン……ソンヒ ユ家の家政婦
チ・ヨヌ……イナの友人

チョン・ミソン……ソン・ナムジュ ダミの母
ノ・テヨプ→チョン・ウヌ……ホン・ウジン ダミの兄
オ・デギュ……ホン・スピョ ダミの父
チョン・ジュナ……ルイ・カン(=カン・チュンサム) レストラン店長
ユン・ヘギョン……キム・ウヌ ルイの元妻 レストラン マネージャー
ハン・スジン……シン・ドリ ダミの友人 レストラン店員

チョン・ノミン……キム・ジョンウク クムダン建設 会長
ソン・チャンフン……ジョンウクの秘書

チャン・ヒョンソン……チェ・スンジェ プソングループの顧問弁護士
イ・ヘイン(GANGKIZ)……ハ・ソユル プソン楽器 開発室 チーム長
チョン・グクファン……ハ・ユンモ 大学教授 ソユルの父
キム・イクテ……ファン教授 作曲家
チェ・ホンイル……チャン・ヨンス カンイル大学教授
ペク・スンヒョン……検事

チャン・ガヒョン……マンセの愛人、ヨンランの後輩 ※1話
ソ・ジヌク……第9回プソン・コンクール 審査員長 ※1話
イ・ジョンソン……第9回プソン・コンクール 審査員 ※1話
キム・ホンス……プソン楽器 ピアノ工場長 ※1話
ハン・ドンファン……ナムジュの担当医 ※4話
キム・グァンイン……イナの担当医 ※4話
ヒョン・スッキ……バノルの介護人 ※5~6話
ハ・スホ……ソウル宅配の配達員 ※7~8話
チョ・ソンヒ……クムガン建設 ウジンの同期入社 ※8話
ユン・ガプス……名画ピアノの分解を行った専門家 ※14話
ユン・ミヒャン……カン・ジヨン ソマン保育院 看護師 ※16~17話
ホ・ジュンソク……カン刑事 ジホを取り調べる刑事 ※17~18話
ソ・ヨンタク……チェホ商事 代表 ※19話
キム・ホチャン(現キム・ミンチャン)……ジェイ 新進ピアニスト ※20話
ウォン・グニ……キム・ギョンフ 元プソン楽器研究所 所長 ※21話
イム・スンデ……弁護士 ※24話
ミン・ジュニョン……カン執事 ※24話
チェ・ユンジュン……ユ家の向かいの家の運転手 ※24話
チョン・ホンテ……チェ弁護士を連行する検察官 ※25話
キム・ソヌン……ジホとダミにコメントを求める記者 ※26話

 そういえば、ダミ役にはウンジョン(T-ARA)がキャスティングされてたんですよね。制作発表にまで出席したのに突如、降板。本人および事務所側は知らされていなかったというのですから「降板させられた」というのが真相のよう。製作側がT-ARAのいじめ騒動の影響を懸念したのでしょうか。→登場人物紹介にまで載ってたのに……。






2014年2月17日

烏鵲橋の兄弟たち

 烏鵲橋農場を営むチャンシク(ペク・イルソプ)とポクチャ(キム・ジャオク)には4人の息子がいる。長男のテシク(チョン・ウンイン)は見合いを繰り返すものの結婚できない。次男のテボム(リュ・スヨン)はテレビ局の記者で、上司のスヨン(チェ・ジュンユン)と衝突してばかり。三男のテヒ(チュウォン)は優秀な刑事で、祖母のガプニョン(キム・ヨンリム)にとって自慢の孫だ。末っ子の四男テピル(ヨン・ウジン)はフリーター。
 そんな一家にある日、転機が訪れる。実は、農場は10年の約束で借りたもの。チャンシクはそのことを隠していたのだった。ところが突然、旧友のイノ(イ・ヨンハ)に返済を迫られる。そして、イノの娘のチャウン(ユイ)が農場にやって来て……。

 兄弟それぞれの恋愛や葛藤、悩みに引き込まれ、全58話もあっという間。
 いちばんはやっぱりテヒ(チュウォン)とチャウン(ユイ)の恋の行方ですね。2人の距離が縮まったかと思いきや、けっして乗り越えられそうにない大きな障害、ところが真実は……と。ヤキモキしながらも後半のいちばんの盛り上がりでした。チャウンって最初はイヤ~なやつだったんですけどね、いつの間にか、応援してましたよ。
 ただ、脚本的に納得できないところが……。例えば、悪事を描いていても根の人のよさがにじみ出る作品というのがあったりするものですが、その逆というか……。「それ、ただの犯罪じゃん!」「謝って許されることじゃないだろ」と、笑って済ますことのできない点がいくつかあるんですよね。特にポクチャ(キム・ジャオク)の行動に。ストーリー展開のための御都合主義というか、どうにもイヤな気分が残ったのでした。
 とはいえ、グッとくるシーンもたくさんあります。フィリピンからやって来るテシク(チョン・ウンイン)の息子ククス役のパク・ヒゴンくん、ドーランを塗った顔が不自然ではあったけれど、健気で、何度も泣かされました。テピル(ヨン・ウジン)の恋愛は成就しないものの、希望を感じさせる結末で、まぁ、よかったといえるでしょう。「愛する人の手を離すのは今回だけ」という台詞にグッときました。
 引っかかるところはいくつもあったものの、ハッピーエンドで、楽しめました。

烏鵲橋の兄弟たち 오작교 형제들
2011年8月6日~2012年2月19日放送/全58話/KBS
http://www.kbs.co.kr/drama/ojakkyo/
脚本:イ・ジョンソン(「がんばれ!クムスン」「外科医ポン・ダルヒ」)
演出:キ・ミンス(「グッバイ・ソロ」)
KBS World http://www.kbsworld.ne.jp/drama/detail.php?cno=426
WOWOW http://www.wowow.co.jp/drama/ojakkyo/

ペク・イルソプ……ファン・チャンシク
キム・ジャオク……パク・ポクチャ チャンシクの妻
キム・ヨンリム……シン・ガプニョン チャンシクの母
チョン・ウンイン……ファン・テシク 長男、リハビリ療法士
リュ・スヨン……ファン・テボム 次男、IBC社会部記者
チュウォン……ファン・テヒ 三男、刑事
ヨン・ウジン……ファン・テピル 四男、フリーター

ユイ(AFTERSCHOOL)……ペク・チャウン ハングク大学生
イ・ヨンハ……ペク・イノ チャウンの父
チョ・ミリョン……チョン・ユンスク イノの4人めの妻
クォン・ボムテク……ホン・マンシク イノの運転手
コ・ジンミョン……チンシム食品の警備員
ホン・ジヨン……アラ チャウンの同級生
イ・ミド……ヤンスク チャウンの同級生

チョン・ミソン……キム・ミスク テシクの小学時代の同級生
イ・チャンジュ……モ・ハナ ミスクの姪
俳優不明……アン・ヨンジャ テシクの小学時代の同級生、保険外交員
シム・ヤンホン……ミスクが勤めるカモ料理屋の社長
パク・ヒゴン……ファン・ククス テシクの息子
ユン・ジュヒ……ソン・イェジン テシクの見合い相手

チェ・ジョンユン……チャ・スヨン IBC報道局チーフ
キム・ヨンゴン……チャ・ヒョンジェ スヨンの父
パク・チュングム……ナム・ヨギョン スヨンの母
ソン・ソンミ……ナム・ヨウル スヨンの叔母
ユン・ジュサン……パク・イヌ IBC報道局 局長
パク・ヨンス……IBC報道局 社会部 部長
ホ・テヒ……チェ・ヒョヌク IBC報道局 社会部
コン・ジョンファン……コン・ジファン 新任の部長
キム・ヘイン……ハン・ヘリョン テボムの元恋人、構成作家

イ・ドンフン……ソ・ドンミン テヒの後輩刑事
カン・イハン……テヒの同僚刑事
パク・チュンソン……ユン・ギジュン テヒの上司、知能犯捜査班チーム長
ソン・ギユン……イ・ギチョル 東部警察署長、スンリの父
キム・ソヨン……イ・スンリ チャウンの同級生
ソン・グィヒョン……ソ教授 ハングク大学教授

チョン・ソグォン……キム・ジェハ グッドフィルム副社長
パク・ヨンジ……グッドフィルム社長、ジェハの父

ユンテク……情報屋
キム・ソンファ……サンミのお母さん ファン家の隣人
ムン・ヨンミ……ジャンミのお母さん カモ農家
キム・ギョンジン……チャウンにひと目惚れをする復学生
カン・チョルソン……テボムが運ばれた病院の医師
キム・グァンイン……課長 テシクの上司
ソン・ソングン……テシクが面接を受ける病院の面接官
ヒョン・スッキ……食堂の店主
キム・ヨンヒ……デパートの店員
ユ・スンチョル……イ・マンボク&イ・チョンボク(双子)
チョン・ジュリ……テシクの見合い相手 ※1話
キム・ボラ……キム・ヨンドゥ 偽ブランド業者 ※2・3話
ウィ・ヤンホ……ノ刑事を刺した偽ブランド業者 ※3話
キム・ソヌン……テピルを撮影するカメラマン ※7話
ホン・ソクチョン……チャウンのアルバイト先のレストラン社長 ※9話
ソ・ヒジョン……シウォンの先輩社員 ※14~15話
チョン・ドンギュ……テボムとスヨンの結婚式の司祭 ※18話
キム・ヒョンチョル……ミスクと見合いをする資産家 ※20話
パク・ソンギュン……テボムが借金を頼む先輩 ※25話
コ・ギチャン……ククスが通う小学校の校長 ※38話
キム・ジョンハ……ヘリョンの母 ※38話
キム・ソンフン……ジェハが運ばれる病院の医師 ※41話
イ・ジュヌ……イ・ジェウク ヨウルの元夫 ※44話
ソン・スンヨン……パク課長 イノの元部下 ※54話