2009年10月3日

ヤン・ジョンア

 今、視聴中の「結婚できない男」で気になる女優、ヤン・ジョンア。
 ジェヒ(チ・ジニ)の建築事務所で室長として敏腕を振るうユン・ギラン役です。人付き合いの下手な(というか人付き合いをしない)ジェヒに代わって対外的な仕事を一手に引き受けてる模様。まさに女房役。おたがいに独身で、どうもジェヒに対しては同僚以上の感情があるような......。あれだけ彼の性格を理解してる人なんていないんだから、お似合いだと思うんですけどねぇ。さばさばした雰囲気ですが、(年上だけど)かわいげもあったりして、なかなか好感度は高し。「母さんに角が生えた」は最初のほうしか見てないから、出番は見てないはず。たぶん見るのは初めて。
 1990年にミスコリアのソウル代表に選ばれて、1992年、MBCタレントとして採用。けっこうキャリアは長いですね。「われらの天国」でデビューして、ドラマを中心に活躍。2008年の『妻が結婚した』がスクリーン・デビューになるみたいです。特別出演ですが。

ヤン・ジョンアヤン・ジョンア 양정아
生年月日:1971年7月25日
身長:168cm 血液型:O型

「われらの天国」(94)
「M」(94) イ・イェジン役
「総合病院」(94)
「学校3」(00) 教師役
「情~愛よりも深く~」(02)
「ぷー太郎脱出!」(03) チョ・チャンミ役
「妻の反乱」(04) ヤン・ピルスン役
「悲しみよ、さようなら」(05) イ・ヒスク役
「王と私」(07) オ氏役 チョソン(オ・マンソク)の生母
「ガラスの城」(08) オ・ユラン役 ギュソン(チャン・ヒョンソン)の妻
「母さんに角が生えた」(08) キョンファ役 ※特別出演
「結婚できない男」(09) ユン・ギラン役 ジェヒ(チ・ジニ)の建築事務所の室長
「百万本のバラ」(03) ソ・ユギョン役

『妻が結婚した』(08) ノ・ドクチュ役 ※特別出演

2009年10月2日

イ・ムニョル『ひとの息子』

『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』って、トラン・アン・ユン監督がイ・ムニョル(이문열/李文烈)の小説『ひとの息子』からモチーフを得たのだとか。
 イ・ムニョルは1948年5月18日で、80年代の韓国を代表する作家。『我らの歪んだ英雄』が映画化されてますね。『ひとの息子』(原題『사람의 아들』)は1979年の作品。キリスト教のからんだサスペンス仕立ての物語らしく、文学賞「今日の作家賞」を受賞しているそうです。1996年に集英社から邦訳が出ていて、Amazonにも扱いがあるのですが、けっこう高くてコレクター価格がついてたりも......。うーん、図書館で借りて読むことにするかな。




 ついでに見つけた勉強になるウェブサイト。更新されなくなってずいぶん経ってるようですが、邦訳リストとして参考になります。

東アジアの現代文学
http://www.asahi-net.or.jp/~LT3M-OOB/a_lit/

韓国映画のエトセトラ

韓国の映画やドラマを観たり音楽を聴いたりするようになって10年。
今みたいに情報が氾濫するとは思ってもみませんでした......。
毎日どのチャンネルでも韓国ドラマがいくつも放送されてて、
本国でさえソフト化されてないようなDVDが続々と発売されるとは。
"韓流"という言葉にはいい面も悪い面もありますけどね......。
便宜上、ブログのタイトルやジャンル設定は映画になってますが、
映画にかぎらず韓国関連のあれこれを書き留めていきます。
誰か観た人はいるのだろうかというような作品とか、
どれだけの人が気づいてるのだろうかというような脇役とか、
ドラマのあらすじを紹介したりするブログはたくさんあるので、
ここでは極私的に気になるものをメモ、という感じです。たぶん。