【001】 ドゥルレはセヨン宅へチャヂャン麺の出前をして施設仲間とともに中華料理をごちそうになった。院長に叱られても、まったく懲りない。一方、ドゥルレとすれ違ったガンウクは判松斎を見つめる。昔、ジュヒとの結婚を判松斎の主であるジュヒの父に反対されたのだった…。
【002】 ドゥルレたちは憐れみの目で見られても「私たちは特別」と意に介さない。テオは「一日一善」とドゥルレに靴をあげる。一方、ジョンイムは夫のデソンが判松斎を売ることに猛反対。昔、ガンウクにジュヒの死を知らせず告白するものの失恋し、デソンと結ばれたのだった。
【003】 デソンはガンウクにチン社長の借金回収を頼む。判松斎はジュヒの父から奪ったのだった。ドゥルレが施設の窮状を訴えてチン社長が小麦粉の提供を約束するが、院長が横流し。ドゥルレはチン社長を「嘘つき!」と責める。セヨンがボンサンらに悪戯をされて川に転落し…。
【004】 川に落ちたセヨンをドゥルレが助け、チン社長に感謝された。一方、ガンウクは質屋に持ち込まれたジュヒの時計の出所を調べる。テオが同級生を殴ったが、ジョンイムは庇う。チン社長がドゥルレを養女として迎えると決意し、セヨンは大よろこび。しかしドゥルレは断る。
【005】 セヨンは泣いて怒り、ドゥルレも泣きながら帰った。ミン社長は親が見つかるまでと約束を交わし、ドゥルレを引き取る。その一方、ガンウクに資金回収を告げられ、苦悩する。ガンウクはジュヒが子を産んで亡くなったことを突き止めた。そしてデソンに家に招待される…。
【006】 ガンウクとジョンイムは見知らぬふりをする。夜中に施設に忍び込んで院長に叱られたドゥルレはチン社長の「娘に手を出すな」という言葉がうれしい。政府の通貨改革で混乱。テオは度胸試しでドゥルレに道案内をしてもらう。ついにデソンがガンウクの腕の傷に気づく…。
【007】 セヨンの誕生日、ドゥルレは初めての海に感動。チン社長は2人の誕生日として祝い、おそろいのペンダントを贈る。一方、ジョンイムはガンウクに呼ばれても姿を見せない。家政婦に妊娠を告げられ、デソンに離婚を突きつけた。父が家政婦を追い出すのを見てテオが反抗。
【008】 ドゥルレがチン社長のためにククスをつくった。一方、ジョンイムとガンウクが会っていることを知ったデソンは「離婚は絶対にしない」と告げる。ガンウクはソウル工場をデソン飼料に渡すようチン社長に迫る。チン社長がセヨンを咄嗟に庇って倒れてきた棚の下敷きに…。
【009】 自分を責めるドゥルレ。チン社長は「セヨンとドヨンを頼む…」と息を引き取った。債権者がチン社長宅に押し寄せ、連帯保証人のスニまでボコボコにされる。一方、ジョンイムはデソンに離婚届を突きつけた。そしてガンウクにジュヒが死んだことを知っていたと明かす。
【010】 ガンウクに責められたジョンイムはジュヒの産んだのが男児と嘘をついた。スニは3人を引き取るが、借金返済のため泣く泣く幸福院へ。セヨンは施設生活に適応できない。その一方、デソンはジョンイムの離婚訴訟に激怒。家出をしたテオをジョンイムが泣きながら叱る。
【011】 中華閣の前で泣いていたドゥルレはテオに慰められる。熱を出したセヨンのためドゥルレが薬を買ってくるが、スニからもらった金は院長に取り上げられてしまった。一方、デソンがサムの盗みを暴くものの、ガンウクが庇う。ジョンイムが養女としてセヨンを連れていく。
【012】 ジョンイムはチン社長の娘と明かさずセヨンを養子に迎えた。ドゥルレはデサン製粉でボンジェと再会し小麦粉をもらうが、テオとぶつかって台無しにしてしまう。一方、撃たれたサムがドゥルレに手当てしてもらい、再び姿を消した。ドゥルレはドヨンを連れて施設を出る。
【013】 サムはあくまでも自分のために行動したとガンウクに語った。一方、幸福院をやって来たセヨンは「裏切り者」と言われ、泣いて帰る。暗算が得意なドゥルレがいかさま師の仕事を手伝うが、その間にドヨンがいなくなってしまった。倒れているドゥルレをスニが見つける。
【014】 スニが幸福院に怒鳴り込むが、院長に言い返されて帰ってくる。デソンは泣くセヨンに怒る。一方、ドゥルレはグムシルに働かせてほしいと頼み込むが、スジャとスチョルに盗みの濡れ衣を着せられてしまった。幸福院に戻ろうと歩くドゥルレの前にガンウクの車が停まる。
【015】 スジャの悪だくみがバレて、ドゥルレはスニに連れ戻された。一方、サムがガンウクの下で働きはじめる。セヨンは恐れていたデソンから手をつないでもらう。ドゥルレはドヨンを捜す資金を集めようと蛇を売る。幸福院から出てきたジョンイムがガンウクとばったり会う。
【016】 スニがグムシルの食堂でククスづくりを披露する。一方、デソンがセヨンに人形を買ってきた。セヨンはドゥルレと名づけて大事にする。デソンは工場の電力供給のため中央情報局のチェを接待。ドゥルレは計算をしようとするとドヨンが浮かんで意識が混乱してしまう…。
【017】 ドゥルレは自分のせいでドヨンがいなくなったと泣く。一方、ガンウクは修道女ローサに息子の消息を聞こうと天使院を訪れる。それを知ったデソンはガンウクを牽制しつつ、ジョンイムにジュヒの子ではないかと話す。屑拾いに追いかけられたドゥルレをガンウクが助ける。
【018】 ガンウクとジョンイムが会っていたと知ったデソンは荒れる。「自分の女も守れなかったくせに」とガンウクを挑発し、殴りあいに。一方、夢遊病のセヨンがデソンを「パパ」と呼ぶ。家族の愛情でよくなると診断された。デソンがジョンイムの隠していた手紙を見つける…。
【019】 ガンウクとジュヒの子を捜すデソンは春川の施設に預けられたドゥルレの存在を突き止める。一方、サムは策略で兄貴を追い出し、ガンウクに質屋を任されることになった。デソンの指示で院長がドゥルレを捜している。ボンサンが居場所を知っていると口を滑らせてしまう。
【020】 ガンウクの車に乗せてもらったドゥルレは「生きていれば必ず会える」と励まされる。一方、遠足で怪我をしたセヨンはテオにおぶってもらった。院長に捕まったドゥルレは逃亡。そしてみんなでソウルへ引っ越した。1972年、ドゥルレはグムシルの食堂を手伝っている。
【021】 デソンはラーメン事業に進出したいが、資金難。チェ部長にチャン・マダムを紹介される。一方、サムはガンウクに一生ついていくと語る。ガンウクはいまだに息子を捜し続けている。映画の撮影現場でセヨンはスカウトされ、ドゥルレは“トルトリ”という青年とぶつかる。
【022】 ドゥルレは映画スタッフに気に入られ、食事と下宿の提供を申し出る。一方、セヨンはテオと親しくする女性に嫉妬。かつて自分をいじめたミギョンに声をかけられるが、無視する。サムはデソンの誘いを断った。そしてガンウクが捜している息子にヨンスと名づけたと聞く。
【023】 ガンウクはマダムからチン社長の娘がデソンの養女と聞いて驚く。ジョンイムは夫には内緒にするよう頼む。つい万引をしてしまったセヨンはテオに警察へ迎えに来てもらった。サムがカン郡守に接近。テオは想いを寄せるスンジョンが父の胸で泣いているのを見てしまう…。
【024】 テオはジュノに夜学を頼み、家出した。セヨンがスンジョンを問いつめ、デソンはスンジョンを解雇。一方、ドゥルレはガンウクにククスをごちそうし、靴をもらい、腕を組んで歩く。デソンはチェ部長に「プライドは捨てろ」と忠告された。店に戻ったガンウクが襲われる。
【025】 サムが加勢し、強盗を追い払う。デソンの仕業と勘づいているが、投資の申し出を受け入れた。一方、テオは入隊を志願したが、スジャの危機を救ったことでスニのソウル商会で働くことに。ドゥルレと再会するが、おたがいに気づかない。製作部長が金を持ち逃げした…。
【026】 ドゥルレはスジャらに責められる。テオの助言で質屋に出向き、ガンウクに調べてもらうと、やはり手形があった。一方、政府が私債の凍結を発表し、よろこぶデソン。ジョンイムはガンウクからの借金を踏み倒すつもりかと夫を責める。ドゥルレが料亭でマダムに見つかる。
【027】 ドゥルレは料亭を逃げだした。一方、セヨンがテオを追うものの見失ってしまう。ガンウクはチェ部長に信用金庫の設立を要求。サムはデソンに借金を返すよう脅す。ジョンイムがガンウクの子の話を聞いて動揺。スチョルが貯金をすべて引き出していてグムシルは卒倒する。
【028】 スチョルは入隊すると手紙を残して家出。質屋に泥棒が入り、ガンウクはデソンのもとに怒鳴り込む。しかし、サムへの疑いが頭をもたげるのだった。その一方、ガンウクとドゥルレは判松斎に行く約束をする。ガンウクは自分の子が娘で、ミン・ドゥルレという名と知る…。
【029】 ドゥルレは置き手紙を残して去った。グムシルは自分を責めて号泣。ドゥルレに会おうとやって来たガンウクをスニは追い返す。すべてを知って愕然とするガンウクはジョンイムの嘘が許せない。一方、ようやく中華料理屋に雇ってもらえたドゥルレだが、店主に襲われ…。
【030】 ドゥルレは店主を殴って逃げだした。夜を明かすために入った警察で海外養子の話を聞き、ドヨンが心配。一方、テオのもとに入隊通知が届く。セヨンの喧嘩をジュノが止めた。ガンウクはサムがローサへの手紙を出さなかったことに激怒。ドゥルレは焼肉店で働きはじめる。
続く (全134話)
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