2019年2月25日

ミス・キムのミステリー

 ビンナグループのスポーツ事業部に、ミス・キムことミギョン(キム・ダソム)が派遣社員としてやって来た。チェ・チーム長(キム・ジヌ)は、社内に産業スパイがいるとして、インターンのギジュン(クォン・ヒョクス)にミギョンの監視を命じる。そんななか新製品を開発したウネ(イ・チェウン)が何者かに襲われた。ギジュンはますますミギョンを疑うが……。


 2018年の「KBSドラマスペシャル」、5作め。
 元SISTARのキム・ダソムが主演で、相手役をコメディアンのクォン・ヒョクスが演じてます。タイトルどおりのミステリアスな展開。ですが、ギジュン(クォン・ヒョクス)の「孤独に慣れると感情が鈍くなるんだ」という言葉がミギョン(キム・ダソム)の心を揺さぶったり、ラブストーリーの側面もあります。

【以下、ネタバレ】一件落着したあと、ナ・チーム長(パク・チョルミン)がウネは娘であると明かします。姓が「ユ」なのは前妻が再婚したからと説明するわけですが、台詞にだけ出てくるビンナグループの会長が「ユ会長」でした。で、新たなチーム長として会長令嬢がやって来るのですが、「ユ・ビンナです」と現れたのはミギョン。ということは、ミギョンとウネは血のつながらない姉妹ということになりますね? 護衛を2人も従えたウネがミギョンをつけまわしていた凸凹コンビに「秘書室に戻って会長に報告すること」と告げます。なんかこのへんがよくわかりません。国家情報院の登場にしても、たんに思わせぶりなだけというか。ミステリに寄せるよりも、ラブコメディとしてまとまっていたほうが楽しめたかもしれません。

KBSドラマスペシャル「ミス・キムのミステリー」

原題 미스김의 미스터리(ミス・キムのミステリー)
2018年10月12日放送/1話完結/KBS
KBS WORLDにて2019年2月17日に日本初放送

脚本 パク・ソニ
演出 キム・シニル(「あの空に太陽が」)

キム・ダソム……キム・ミギョン 派遣社員 =ユ・ビンナ 会長令嬢
クォン・ヒョクス……イ・ギジュン 製品開発チーム インターン

キム・ジヌ……チェ・ソンミン 製品開発チーム長
パク・チョルミン……ナ・ヨンド 営業チーム長
イ・チェウン……ユ・ウネ 技術開発研究室 博士、ナ・チーム長の娘
ムン・テユ……チャン・ウヨン 製品開発チーム 代理
チョ・ミニョ……女性社員

ホ・ドンウォン……ポン・ドゥック 国家情報院 産業機密保護センター 捜査チーム長
???……ミス・キムに見惚れる男
キム・ヒョンボム……カリスマ美容師
※ネタバレになる箇所は背景色になってます。範囲選択すると読めます

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